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ここはとある
孤児院のお話です
男の子
センセー！！
先生
なんだい？
男の子
あのねあのね
先生
うん
男の子
逆上がり下できるようになったぁ！！
先生
すごいね！やって見せて？
男の子
うん…ほら！
先生
おーすごいすごい!
女の子
センセー！おかえり
先生
はいただいま
男の子
その袋ナニー？
先生
ゆりちゃんへのお土産だよ
男の子
えーあの子気味悪いよー
男の子
話しかけても無視するし
先生
そんなこと言わないの
男の子
はい…
先生
ゆりちゃーん
ユリ
先生… 何しに来たんですか？
先生
お土産を持ってきたよ
先生
まずはこれ
先生
じゃーん料理用の手袋だよ！
ユリ
…
先生
次は…これ！ブーツだよ
ユリ
先生喉乾いた
先生
はいはい
先生はゆりの横にある水を飲ませた
ユリ
ありがとうございます
先生
いいえー最後はこれ
先生
コートだよ
ユリ
…
先生
反応してよー嬉しいのかわかんないじゃん
ユリ
すっごく嬉しいこんなに可愛いのもらったことないし
彼女は悲しそうにそういった
？？？
意味はわかりましたか？
？？？
この話を聞いていると先生は優しくて面倒見のいい人に聞こえますよね
？？？
でもそうでしょうか？
？？？
先生はゆりちゃんに水を飲ませてあげていました
？？？
先生は手足のないゆりちゃんをいじめたかったのでしょう
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