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琳寧

え、凛音、自爆ってどうゆうこと?

凛音

俺に聞かれても…

凛音

でもまぁ、なんかの作戦が失敗したから、後処理で…ってことじゃね?

暁月

魔力か…

暁月

凛音、これはどれ程の威力を持っているんだ?

凛音

まぁ…ここら一体は消し飛ぶと思うぜ

琳寧

じゃぁ…イザナミさんは…?

凛音

爆発したら確実に死ぬ。だから、今から解くんだが…できるかぁこれ?

イザナミ

最善は尽くしてくれよ

凛音

はいはい

バチッッッ

凛音

熱っっっ!!!!!

イザナミ

痛いぞ…

琳寧

どうしたの!?

凛音

んぁ〜…この魔術の跡を隠すために、神術も覆われてる

凛音

カモフラージュと、こうやって解除する奴の妨害が目的だろうな

凛音

…俺は魔術の方は解ける。でも神術の方が…誰か解けるか?

凛音

かなり複雑な構造になってる。初心者は絶対に解けないし、器用に神力を使えなければ解けない

イザナミ

妾にかかっている術じゃから、妾では解けぬし…

暁月

どうにかできないのか?

凛音

ん〜…

凛音

解決策としては、この世で2つしか存在しない、強制的に術を解除させる『鍵』で開ける

凛音

それか…事象を書き換える能力のやつがいたらな…

琳寧

…私がその魔術の時間を止めて、なんとか時間を稼ぐってのは?

凛音

神術と魔術は反発するし、効かない。時間停止の神術をかけたところで、悪化するだけだ

でしたら、アタクシが助けてあげましょうか?

!!!!

琳寧

その声は…!!

イリガーウ

どぉも。イリーです

シャキンッ

暁月

また顔を出して…なんのようだ?

フゥ…

イリガーウ

そんな殺意剥き出しにしないでください

琳寧

((雰囲気が…変わった?))

イリガーウ

そちらの状況は全て把握済みです。アタクシなら、イザナミ殿を助けられます

凛音

どうせお前は俺らを痛い目に合わせようとしてた奴らの一員だろ?信用できるかよ

イリガーウ

あの人らの一員…ね…。

イリガーウ

こちらにも事情があるんです。とにかく、貴方達にとっても、アタクシにとっても時間がないんです

イリガーウ

アタクシなら確実に、安全にイザナミ殿を救える。もし断れば全員あの世行きです

イリガーウ

今はあの人も居ない…早く決めてください

琳寧

……(あまり信用できない。でも、何かが違う…?誰かの目を気にしている素振りも見せてるし…)

ならば、信じてみようかの

凛音

おま…相手がどんな奴かわかってんのか!?

イザナミ

あぁ勿論。それでも、実際此奴は妾に仕えておった

イザナミ

その姿と、今の言動を見て判断した

イザナミ

まぁどうせ、この体は妾のものじゃ。どうなろうと、妾の勝手じゃろ?

琳寧

…イザナミさんがそれでいいのなら、イリー、お願いしてもいい?

イリガーウ

お任せを!!!

イリガーウ

すぐに終わらせます

スッ

イリガーウ

ー”我、彼の者を縛る呪いが解けることを祈り、命ずる”ー

パァァァ

凛音

なるほど。事象を書き換える系の能力者か

ピピッ

イリガーウ

…くっそボソッ

イザナミ

!?なんじゃ…これは…

バタッ

琳寧

イリー!何を…

イリガーウ

あーあ、魔術が解かれちゃってるぅ…

イリガーウ

バレないようにしたはずだったのになぁ…まぁいっか

イリガーウ

次はないからねぇ〜。バイバーイ

ごめんね。

琳寧

…!!

フッ

琳寧

居なくなった…

凛音

…おいイザナミ、大丈夫か?

イザナミ

あぁ。大丈夫じゃ。世界が回ってるだけじゃから

凛音

だめじゃん

暁月

それにしてもあいつ…誰かに怯えてる、というより…

琳寧

逆らおうとしているみたいな素振りだったね

暁月

ですね

暁月

それと、昔のあいつをちょっと思い出してきました

凛音

お、詳しく教えろよ〜

暁月

あいつ、昔は『ミツル』という名前の八咫烏のオスだったんですよ

凛音

あいつミツルだったのか…そいつの話は聞いたことがある

イザナミ

ん?ちょっと待て

琳寧

暁月、もう一回言ってもらえる?

暁月

え?昔は『ミツル』って名前の、八咫烏のオスですよ…

え、オスなの…!?

救い主〜神様編3〜

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