戦争が起きたのは俺が8歳の時だった
クロノア
お使いの帰り母親が見えて元気に駆け寄る
お母さん
クロノア
母親は街の医者で父親は街の軍団長だった いつも街の人を助けている両親は俺の自慢だった
クロノア
お母さん
クロノア
お母さん
クロノア
家の中に入る時だった
ドーン
街は巨大な爆発音と共にグラグラと揺れる
クロノア
お母さん
クロノア
お母さん
クロノア
お母さん
まだ戦争をあまり知らなくこの状況と母親が避難させようとしてくれたのにも気づけなかった
クロノア
母親に手を引っ張られる
ドーン
ドーン
ドーン
あちこちから爆発音と銃声、叫び声が聞こえる
z国兵士
敵国の兵士が俺たちに向かって銃を構える
お母さん
クロノア
俺は全力で逃げようとした
クロノア
どこで引っかかったのか俺は転んでしまった
お母さん
銃声と共に俺は目を瞑った
バン!
クロノア
目を開けると母親は俺を抱きしめてそのまま崩れ落ちる
クロノア
母親から血が流れてきている
俺のズボンは母親の血でどんどん濡れ滲んでいく……
お母さん
母親は小さな声でそう言った
クロノア
z国兵士
カチャッという銃の音がする
らっだぁ
手を引っ張られる
クロノア
らっだぁ
俺は頷きらっだぁさんに連れられひたすら走った
街から少し外れた所に行き足を止める
そこにはぺいんとやトラゾー、しにがみくんがいた皆だけじゃないこの街の市民の人達も沢山居た
ぺいんと
らっだぁ
ぺいんと
トラゾー
しにがみ
らっだぁ
クロノア
俺はこの状況が飲み込めなくただ皆を見ているだけだった
ドーン
らっだぁ
ぺいんと
トラゾー
しにがみ
他の人達も音を聞いてぞろぞろと避難していく
ドンっ
クロノア
市民
俺は逃げている大人に押されて尻もちを着いてしまった
クロノア
クロノア
皆はいつの間にか居なくっていた
皆とはぐれてしまった俺は
この時から1人になってしまった
コメント
22件
すごく好き。クロノアさんの幼少期が見れるなんて最高か?
おいおい、邪魔って言ったやつどこや?ふざけんな ノアさーん、こっちですよー!(知らない人に着いてっちや駄目です)
ノア様にじゃまって言った奴出て来いノア様にそんな事言って許されと思うな←言いすぎましたすみません