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na
昨夜書いたノートの文字が頭をよぎる
"心は何か覚えている気がする"
jpさんのあの言葉、そして笑顔。 それが胸の奥で反芻されていた。
今目の前にいるjpさんは同じ顔をしているのに、違う人のようでもあった。
今日の取材も一区切り。 残る予定はもうない。
けれど東京に戻る列車の時刻までは、 まだ1日半ある。
何をするかは決めていた
na
カラン(鐘/鳴
na
jpさんが明るい笑顔を浮かべた。
jp
jp
na
覚えていてくれた その一言で胸が温かくなる
jp
na
na
jpさんがコーヒーを準備し始めた
jpさんがカップを磨く横顔の仕草までが丁寧で、何処か懐かしかった
jp
na
na
jp
na
jp
jp
jp
jp
jp
jp
na
jp
jpさんが嬉しそうに頷いた。その仕草に以前のjpさんを重ねてしまう
記憶を失っても、やっぱりどこか jpさんはjpさんのままだ
na
そう思うと、胸が痛んだ
jp
jp
jp
na
jp
na
jp
私の声はもう"届かない"んですか
jp
jp
jp
na
jp
na
jp
na
jp
na
jp
jp
na
jp
jp
jp
心臓が大きく鳴った
na
jp
na
jp
na
jp
ホテルに着く頃、星がいくつもあった
na
jpさんと歩いた。jpさんの記憶には、 もう私はいないjpさんは今確かに "笑っている"
過去を取り戻す事が出来たとしても、 jpさんが再びあの頃の痛みを思い出すのならそれは本当に
"幸せ"なのか
na