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ルフィ

は?何言ってんだ?お前

ウミ

海賊やってたら死んじまう!だから海賊辞めろ!

ルフィ

俺は死なねぇよ、ウミ。
そして海賊もやめねぇ。

ウミ

なんでだ!サボもエースも海に出て…海賊になって死んd、

ルフィ

ウミ!!

ルフィはウミに怒鳴る。

ウミ

!…ごめん。

シーン…

ルフィ

ウミ、俺は言ったはずだ!ワンピースを見つけて、海賊王に俺はなるって!

ウミ

ッ…分かったよ。ルフィは1度決めたことは投げ出したりしねぇもんな。

ロー

わかっててやったのか…?

ウミ

誰だ?お前

ロー

……

ウソップ

性格はルフィにそっくりだな。

ウミ

ん〜、まぁそうだよ。
分かりきってた。
って事で用はねぇし、行く。

ルフィ

ウミ、お前どこに行くんだ?

ウミ

…さぁ?

ウミは何も考えてないのかキョトンとして言う。

『は?』

ウミ

まぁ、どこかにはたどり着くだろ。
じゃあな!

ウミはルフィ達に別れを告げて歩き出す。

ウミ

あ!飯屋!!

ウミは飯屋を見つけ走って行く。

ゾロ

まんまルフィじゃねぇか。

サンジ

可愛かったなぁ〜ウミちゃんッ

ルフィ

め…

チョッパー

ルフィ?どうかしたのか?

ルフィ

飯屋!!

ウソップ

お前らやっぱり兄妹だな!

ロー

嵐…

ナミ

て、なんであんたらまで着いて来んのよ。

ロー

てめぇらには関係ねぇ

ローはルフィ達の方へ歩いて行く。

ナミ

何アイツ!

ロビン

まぁまぁ。

肉屋にて

「「オッチャン!肉!」」

ルフィとウミは肉を食らう。

ゾロ

あんな小せぇ体によくあんなに入るなァ。

ナミ

なんか、大食い対決始まってるわよ。

ご飯を食べ終わり、ウミ達は店の前にいる。

ウミ

じゃあな、ルフィ!また会おうぜ!

ルフィ

おう!元気でな!

ウミ

不束者の兄ちゃんだけどよろしくな。

『どうもどうも』

久しぶりに兄に会えたが別れを告げると急に寂しくなるが涙をグッと堪え、ルフィ達と分かれる

ウミと別れたルフィ達

ナミ

嵐のような子ね。

サンジ

ウミちゃん、可愛かったなぁ〜

ゾロ

てめぇは、さっきからそればっかじゃねぇか!

チョッパー

ルフィと同じだったな。

ルフィ

アイツ、なんか変わってた。

ロビン

そうなの?昔からああいう感じではなかったの?

ルフィ

昔のアイツは我儘とか、自分の意見とかあんまり言わなかった。
ずっと俺たちの後ろを着いて来てたな。
欲とか言ったことなかった。

ウソップ

しっかりしてたんだなぁ

ナミ

そうじゃないわよ!幼い頃は普通、我儘言ったりするもんなのよ!

ロビン

気を使っていたのね。

ルフィ

でもよかった!自分の気持ち言えるようになってたな!アイツ、シャンクスやエース、俺が居なくなる時も「行くな」なんて言わなかった。
めちゃくちゃ泣いてたけどな!

ナミ

寂しいはずなのにね。

ロー

…火拳屋の死をきっかけにああなったんじゃねぇのか?食欲とか喋り方もショックで、ああなったとか。

ルフィ

いや、それは元々だ!

ウソップ

元々かよ!

ルフィ

あ、でもそういやアイツ、悪魔の実食ってたな。

ナミ

悪魔の実?水を操る悪魔の実なんてあるの?
聞いた事無いわ。

ロビン

【ミズミズの実】、水を操ることが出来たはずよ?ロギア系の能力ね。

チョッパー

じゃあ海も泳げるのか?

ロビン

それは違うわ。
水を操る事は出来ると言ったけど海水は無理よ。
悪魔の実の能力者の弱点は"海水"。
これが変わることはありえない。

ウソップ

でもなんでそれをお前が知ってんだ?

ロビン

昔、会った事があるの、ミズミズの実の能力者に。
でも、最後は悲惨なものだったわ。
自分の記憶からその時の事を消したいくらい。

サンジ

なんだか心配だなぁ。

ルフィ

アイツなら大丈夫だ!
なんたって俺の妹だからな!

ルフィ達と別れたウミはその頃。

ウミ

あっれぇ〜?船がねぇ。
まぁ何も入って無かったし大丈夫か!
さぁて、こっからどうすっかなぁ〜

シャンクス達からもらった船が海岸から消えていた。

モブ

ねぇ君、俺らと楽しいことしようよ。

ウミ

(ん?どうしてこうなった?)

ウミ

(シャンクス達から貰った船が無くなってて、諦めてそれで走りに走ってたらぶつかって、謝って、んで去ろうとしたら、腕引っ張られて……てか!今どきこんなナンパしてくる奴居んのかよ!)

ウミ

いや、急いでるから無理だな。

モブ

そんな事言わずにさぁ、きっと楽しいよ?

ウミ

キメェ!離れろ!

モブ

な、なんだと!?
てめぇ、調子に乗りやがって!

ウミは腕を捻あげられる。

ウミ

痛てぇな…離せよ。

ウミはギロリと睨み、能力で攻撃する。

モブ

の、能力者かよ!
覚えてろよ!

ウミ

うわ〜、あんな古い言葉まで使うのかよ。
シャンクスの方がまだ落とせるぞ。

ウミが1歩歩き出した途端、また誰かにぶつかった。

ウミ

痛てッ

???

すまねぇな、怪我はねぇか?

ウミ

あぁ、大丈夫だ。
すまねぇな

???

そうか、ちなみにコイツを見なかったか?
この島の港にこいつの船があってな。

見覚えのある男がルフィの手配書をウミに見せる。

スモーカーだ。

ウミ

うわ!やべ!

スモーカー

あ!てめぇ!

ウミが逃げ走る。

スモーカー

たしぎ!先に回れ!

たしぎ

はい!

スモーカー

待て!麦わらの妹!

ウミ

追いかけて来んなよ!

たしぎ

止まりなさい!

2人がウミを挟み撃ちにする。

ウミ

!!!どけ!卑怯だろうが!

スモーカー

……おい、今回だけは逃がしてやる。
次はねぇ。

ウミ

は?なんで急に?

スモーカー

今回だけだ!さっさと行け。

ウミは怪しがりながらも走り出す。

ルフィ達

ゾロ

なんだこれ。

ルフィ

なんかあったのか?

ゾロが何かを見つける。

ゾロ

いやぁよぉ、男が倒れてんだよ。
しかも水浸しで。

ナミ

水浸し???浮気かなんかして水掛けられて倒れてんじゃないの?

ロビン

それは違うと思うわ。
こんな大量の水を被せられるはずはないわ。

サンジ

ウミちゃんって可能性は無いのかい?

ルフィ

ウミ?なんで?

ナミ

確かに、ウミなら持ってこれるわね。

ルフィ

だからなんでウミなら持ってこれるんだ?

ナミ

その頭は空っぽなの!?

ロビン

ミズミズの実の能力者だからよ。
ミズミズの実なら水を操れる。
世界にある海水以外の水は全てね。

ルフィ

???

ルフィは首を傾げる

ナミ

ここまで説明しても分かんないの?

ロビン

……

ロビンはニコリとしているが、 2人は呆れている。

サンジ

でもなんでウミちゃんが?

ゾロ

そんなの聞いてみりゃいいだろうが。

ルフィ

おーい、起きろぉ〜

ルフィが気絶している男を叩き起していた。

チョッパー

ちょっとルフィ!優しくしてやれ!

モブ

た、助けてくれ!

ウソップ

何があったんだ?

モブ

女だ!女が水を操ってた!

ロビン

なんでその子にやられたか教えてくれる?

モブ

その…俺がナンパして、断られて。
それが腹たって、腕を捻りあげたんだ。

ルフィが男を殴る。

だが麦わらの一味の1人として、止めるものは居なかった。

そんなの当たり前だ。

だって、女の子のウミに手を出したのだ。

許せるはずもない

ナミ

アンタ達、最低ね。

チョッパー

ウミを傷つけるやつは許さねぇ!

ウソップ

ゴッドウソップ、皆は俺をそう呼ぶ。

ロー

てめぇら、さっき会ったばっかの奴をなぜ、そんなに必死に守る?
麦わら屋には関係があるだろうが、てめぇらには関係のないことだろ?

サンジ

そういう事はどうだっていいんだよ。
ウミちゃんはルフィの妹だ。

ゾロ

守る理由なんざそんだけで十分だろ。

チョッパー

あんま話してねぇけど、わかるんだ。
あいつはいい奴だから。
ルフィと同じ匂いがしたしな!

ロー

麦わら屋と同じ匂い?

ローは先程のウミの言葉を思い出す。

『誰だ?お前』

『分かりきってた』

ロー

(思い当たる節しかねぇ)

ウミ目線

ウミ

どうすっかなぁ〜

ウミは鼻歌を歌いながら歩いている。

すると腕が飛んできた、いや、 伸びてきた。

そして先程の男が飛ばされてきた。

ウミ

うわ!なんだ!?てかこいつらさっきの奴らじゃねぇか!

ナミ

あれ?ウミ?

ウミ

ん?
あれぇ〜?

ルフィ

おー!ウミ!また会ったな!

ウミ

なんでぇ?

ゾロ

そりゃこっちのセリフだ。
お前、どっか行ったんじゃなかったのかな?

ウミ

船無くなってた。

『は!?』

ナミ

いやいや!なんで!?

ウミ

さぁ?盗まれた?

ナミ

『盗まれた?』じゃないわよ!

ロビン

でも船が盗まれたって事は大切なものも一緒だったんじゃ…

ウミ

いや、何も持ってきてねぇから大丈夫だ!
大切なもんは肌身離さず持ってっから!

サンジ

じゃあこれからどうするんだい?

ウミ

ん〜、どうしようか迷ってんだよなぁ〜。

ルフィ

なら、俺たちの船に来いよ!

ウミ

え?

サンジ

おー!賛成だ!可愛い子は大歓迎だよぉん♡

ロビン

それもいいわね。

ナミ

ウミ!ウチの船に来なさい。

ウソップ

熱く歓迎するぜ!

ウミ

ほんとか!?優しいなお前ら!

サンジ

や〜だ〜!
ウミちゃんに優しいって言われた〜

ウミ

でもよぉ、気持ちは嬉しいけどやっぱ邪魔になっちまうよ。

ルフィ

そんなことねぇ!
後、いいか!お前、もう自虐みたいなこと言うな!わかったな!

ウミ

え、あ、わかった。

サンジ

じゃあ改めてよろしくね。
ウミちゃん。

ウミ

おう!
お前の事はエロコックって呼ぶ!

サンジ

ウミちゃ〜ん…

サンジがガーンと落ち込む。

ウミ

てかさ、今更だけど

『ん?』

ウミ

皆の名前聞いてねぇ。

『今更!!!!????』

ウミ

アヒャヒャ!面白ぇなぁ!

ルフィ

アンタ達、ほんとそっくりね。
私はナミよ、航海士でお宝がだぁ〜い好き♥

ゾロ

…ロロノア・ゾロ

サンジ

俺はサンジだよぉ〜ん!

ウミ

うん、エロコックな!

サンジ

が〜〜ん

ロビン

私はロビンよ。

ウソップ

聞いて踊ろけぇ〜!
俺はゴッドウソップだ!

ウミ

なんで驚かなきゃいけねぇんだ?

ウソップ

お前ら兄妹には良心ってもんがねぇのかァ?
乗ってくれてもいいだろ?

チョッパー

俺は船医のチョッパーだ!よろしくな!

ウミ

ああ!皆よろしくな!
で?お前らは?

ウミはロー達に向かって言う。

ロー

なんで俺らまで名乗る必要がある。

ウミ

は?知り合ったんだから聞くのがふつうだろ。

ロー

…そうか。俺は、

ローが名乗ろうとした時、ウミはローの隣に立つベポに話しかけた。

ルフィの妹のお話

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