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さとまま
さとまま
💗
結局あれから💙からの連絡は無かった…
俺は今から飛行機に乗るからしばらく連絡を取れなくなる…
飛行機を降りた時には💙からの連絡が来てることを願うことしかできなかった…
💗
さとまま
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さとまま
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ここ。いつもここにいるぞ。動けないからな。
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ん?💙のことだろ?w
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あぁ、間違いなく。
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前に言ったろ?「もし1日電話に出なかったり、メールの既読がつかなくなったら、それは察して覚悟しとけ」って。
それがお前の今の状況。
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そうだな。″目を覚ます″といいが…
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(しまった…口が滑った…)
べ…別に。気にするな。
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ウグッ…お前結構めんどくせぇやつだな…
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…えーと
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はぁ…決まりを破ってしまった…本人に結末を知らせてはいけないのに…また私は違反判定か…次はどんな罰が来るのやら…
口が滑る癖、早く治さないとな…
…あぁ、言ったよ
💗
今、💙は病院で寝てるぞ
💗
いいや?💙は確かに退院して昼から学校にも通った。
その後…だな。病院に行くことになったのは。
💗
や…やめろよ!これ以上言ったら私は○される!
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じ…実は昔からよく口が滑って何度も違反行為になって罰を受けてきたんだ…そのせいで「次は無い」ってつい半年前に叱られたばかりなんだ!
💗
お前は悪魔の子孫か?そんなやつに手を貸した覚えはない。
と…とにかく!今病院で寝てる!以上!これ以上を知りたいなら東京に着いた瞬間に病院に行け!
いちご病院の404号室だから!いいな!
💗
じゃ…じゃあな。起こすぞ…私が怒られてしばらく話せなくなったらお前のせいだからな…
💗
よし…まだ閻魔にはバレてn…
バレてるぞ。15号。
ゲッ…
またお前は規則を破ったな。いつになったら口が滑る癖が治るんだ?
治そうとはしてるよ!できないだけで…
結果に出ないなら意味はない。
ハハッ…
お前にはしばらくの労働休止令を出す。
は!?じゃああのピンク頭にもう会えないのか!?今からが面白いところなのに!?
人の運命を管理する奴が面白さを求めて仕事をする奴だと困る。少し期間を延ばす。
そりゃ気になるだろ!だって今からアイツは病院に向かって💙の重傷に気付くんだぜ!?面白いところだろ!?
はぁ…今「重傷」と言ったな?またお前は先のことを口を滑らせて…
あ…
君の管理人の免許を停止する。
クソッ…こうなったら…
巻き戻れ!3分前に!!!
お前にはしばらく労働禁止令を出す。
(よし、過去に戻ったからまだ私が口が滑ってないことになってる!)
す…すみません!次はしないので!まださせてください!
…今日はやけに尊重性があるな…いつも「はいはいw今回の人の運命は面白くないからやめますw」とか言うのに。今回はやりたいのか?
…ッ…反省しましたので…!(これでまだ💗の運命を見れる!)
「次はない」
はい…あっぶねぇ!
時を司る神でよかった…フゥ…
さとまま
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さとまま
さとまま
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さとまま
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さとまま
空港の外にて…
💗
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さとまま
💗
さとまま
とっくに帰っているはずの深夜になっても、💙からの連絡は来ていなかった。
つい二日前までは「会いたい」と元気な声で言ってくれた💙に…一体この1日で何があったのだろうか?
あの神が言うことが正しければ、ちゃんと退院もして学校に昼から行ったらしい。
でも夜なっても返事がない…退院もできたし、退院の後…きっと学校で何かあったに違いない。
さとまま
さとまま
💗
さとまま
💗
俺は出ることに期待してないが、一応電話をかけた。
ガチャッ
その時だった。また出ないと思って諦めた時、電話に出てくれた。
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俺は電話に出てくれたことにおどろいて相手に発言するタイミングを与えずに自分が💙に思っていたこと、聞きたかったことを息継ぎなしに伝えた。
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マシンガントークの様に話したせいで息を荒くしていると、一言、
💗くん…
と、聞きなれない女性の声が聞こえた。
💗
あまりの衝撃で咄嗟に礼儀のない言葉を出してしまったが、その声が誰の声なのか、一瞬で気づいた。
💗くん…💙の母です…
やはり、予想通り💙のお母さんだった。
💗
いいの…私もそんなことを言われると思って覚悟して電話に出たから、私にも責任はある。
いい?あまり混乱させてしまいたくないから、今は言わないけどね?明日の7時、いちご病院に来てくれないかしら?病室は404号室よ。
💗
伝えておきたいことがあるの…本当に…グスッ辛いだろうけど…💗くんには隠して置けないの…
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それじゃ…おやすみなさい。ブチッ
💗
💗
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別に状態を聞いたわけでもないのに、嫌な予感を感じて自然と俺の目が涙で溢れた。
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次の日…
💗
💗
💗
404から多くの人が一斉に出てきた。
泣いてる人、絶望的な顔で何も言わない人、床に泣き崩れて背中を摩られている人。
大学生くらいの人、小学生くらいの人、おじいさん、おばあさん、老若男女。多くの人が出てきた。
その中に1人、見覚えのある人がいた。💙のお母さんだ。
ころまま
手元に持っていたカバンからハンカチを出し、そっと俺に手招きして病室の方へ導いてくれた。
💗
💗
💗
💙!!!!!!!!!!!!!!!!!
ころまま
俺は泣いてる💙のお母さんにそっと抱かれた。
俺は急な展開に頭が回らなかった。
ころまま
💗
ころまま
段々と抱きつかれる力が強くなって、苦しくなっていき、力が自然と抜ける
💗
ころまま
そっと💙のお母さんは俺を離した。力が抜けていたせいで離された途端俺は床に崩れ落ちた。
💗
再開したら嬉しさのあまりに抱き合う予定だったが、そんなこと俺は忘れてただひたすらずっと💙の名前を呼びながら床に涙を流していた。
だって…
病室に入って一番に視界に入った💙の姿は、
顔に布を乗せ、手を胸の上で握っている💙だったから。
コメント
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あああぁぁあぁあぁぁぁぁぁあ 由美をやりに行っきましょー!
由美さん?あなたがやったならただじゃあすまさない。
ころちゃん、、、、