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ショッピくんが....学校に...!
イノシシの肉をそのまま焼いたもの
キノコを食べられる草で味付けしてあるものなど
今日はいつもより豪華な食事だった
ショッピ
そのままいつも通りご飯を食べていると
ふとあの手紙の内容を思い出し
俺はそのまま好奇心のままに手を二回たたいた
どうせ梟など来ないだろうという考えで
俺は手をたたいた後もご飯を食べ進めていた
すると、バサバサバサッという翼の羽ばたく音が聞こえたと思うと
梟
ショッピ
そこには先ほどの白い梟がいた
あまりにも来ると思っていなかったので無節操な言葉が漏れる
よく見ると梟の足には赤い紐が結び付けられていて
その紐は風に揺れてひらひらと揺らめいている
すると梟はこっちをジトっと見て
ついてこいと言ってるような顔をして飛んで行った
ショッピ
俺は反射的に靴を履いてあの白く美しい梟についていくことにした
もう見慣れた森の中を梟の後を追って歩いていく
ザッザッザッという草や木を踏んで走るブーツの音が聞こえる
その音以外に森は何も響いておらず
静かな森には俺の足音だけが響き渡っていて
いつもよりその足音が大きく聞こえた
あの赤い紐が目印になっていて一度見失ってもすぐに見つかる
すると、段々と森が白い霧に覆われていく
いつもの森とは違うのは途中で分かっていたことなのだが
今戻ってはいけないという言葉が頭に浮かんで
俺はずっと梟のあとを追っていった
ずっと道の分からなくなるほど歩いているのに
なぜか自然と足は軽くなり疲れもなくなってくる
すると梟は地面にとまり、俺の方を見た
梟が止まった場所には池があった
森の池とは思えないような、薄くてとても綺麗な池だった
梟は地面を小さい足でトコトコと歩くと
その池の真ん中に向かって入っていった
ショッピ
俺は何も考えず、ただ吸い込まれるように池の真ん中に手を伸ばした
するとその池は真ん中が光りはじめて、俺を吸い込むようだった
そのまま俺は池の真ん中に足を踏み入れた
ショッピ
池に入ったのに服が水に濡れていないことに不信感が積もる
俺は地面に手がついているのでうつぶせになっているのだろう
そう思い少しだけ手に力を入れて上半身だけを地面から離す
地面に手を当ててみると、明らかに森の土ではないことに気付く
そのまま下を向いていると、梟の足がちらっと視界に映り込む
そのままゆっくりと顔を恐る恐るあげてみると
そこには、城のような形の建物があった
城の一番上には時計がついており、門はあいている
手紙の内容を思い出して、城に時計がついていることや
色々な人が門の中に入っているところを見て学校だと思った
いや、おそらく学校だろう
そんなことを考えていると後ろから声をかけられる