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蓮、僕は

今やっと思い出した

ああ、ずっと気づいていたんだね

菊斗

蓮、、、!!!

研究員

くそっ

研究員

こうなってしまってはもう、、、

研究員

とりあえず鎮静剤を打とう

ヴヴゥゥルルル、、、

菊斗

蓮!!!!

ッ!

、、、、、、キ

キ、、、ク、ト、、、

プスッ

研究員

よし

ドタッ

菊斗

蓮!!!

菊斗

そんな、、、そんな、、、

研究員

、、、新入り

研究員

、、、ごめんな

スー スー

菊斗

ね、寝てる、、、?

研究員

にしてもよくここまで自我が残ったもんだ

研究員

、、、俺は明日からもう、この研究所から離れる

研究員

俺はやっぱり、国には逆らえない

研究員

だからお前たちを正しい方法で助けてやれない、、、すまん

菊斗

正しい方法なんて、ないんじゃないんですか

研究員

え、、、

菊斗

ゾンビ化して、人格がなくなったら国から人権も奪われるんですよ?

菊斗

そんな世界に、"正しい"なんて無いと、僕は思います

菊斗

、、、こうなってしまってはね

菊斗

、、、もっといい方法なかったのかなぁ、、

菊斗

でも、ありがとうございます

菊斗

さようなら

研究員

、、、じゃあな

キィ、、、ガシャン

菊斗

蓮、、、

んぅ、、、

菊斗

蓮!?

キョロキョロ

え 、、、と

こ、こんちには

突然ですか、、、ここは、、、どこですか?

菊斗

菊斗

れん、、、!!

なんで泣いているんですか⁉︎

菊斗

うぅ、、、ぅ

それより、、、えと、初めまして、だと
思うんだけど

君と、、、僕ってさ

もう、、、あれ

ごめん、、、なにか引っかかって、、、

菊斗

蓮、、、

菊斗

、、、君に花をあげるね

、、、え!いいの?嬉しい

実は、僕は花が大好きなんだ!

菊斗

、知ってるよ、もう

?そうなの?

まいいや、で、なになに?

菊斗

えっとね

僕は、檻の隅に置いておいた、蓮にもらった花を一本、引き抜いた

花の生命力とはすごい 置いておいただけなのに、地面のわずかな隙間から種を蒔いて発芽している

菊斗

、、、蓮

そういえば、蓮ってだれ?

菊斗

(そうか、全部忘れてしまったのか)

菊斗

えと、、、君の名前

菊斗

はい、これ

僕は、生えていた1番大きな紫苑の花を蓮にあげた

わぁ!綺麗!紫苑かな

菊斗

正解!詳しいね

えへへ〜

それに、なんか思い入れがあるんだよね、、、

菊斗

、、、ふ〜ん

まあいいや!ありがとう😊大切にするね!

それと、、、これからよろしく!

菊斗

、、、よろしくね

紫苑の花よ

どうか、願いを叶えてください

僕にしてくれたように

彼に、、、

菊斗

僕は君が、どんな姿になっても

ー君を忘れないー

ゾンビは花の記憶を。

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え?神

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