TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

1日目

屍鬼

…パチッ

屍鬼

ふぁ…( あくび

屍鬼

屍鬼

あ,そうだ。

屍鬼

1週間外出禁止だった。

屍鬼

忘れて外出るところだったな…

その心配は無いわよ!!

屍鬼

ん??

バッ

堕姫

私がいるもの!✨

屍鬼

…そうだったわ…

屍鬼

監視がつくのか…

堕姫

…屍鬼,何も聞いてないわけ?

屍鬼

…聞いてたけど…記憶するのが苦手なんだよ。

堕姫

ふ~ん…

堕姫

ならいいけど

「ならいいけど」 ってなんだよお前。

口出しできるほど 偉い立場じゃねーだろうが。

屍鬼

…ジー

堕姫

…なによ,そんなジロジロ見て。

屍鬼

あ、ごめ((

堕姫

まさか私に惚れたちゃった?

屍鬼

それは無いから安心しろ。

堕姫

ム カ ꐦ

堕姫

じゃあ,なんなのよ!( イライラ

屍鬼

…特に理由は無い。

頭悪そうだなって思っただけ なんて口が裂けても言えない…

堕姫

…あんたなんか失礼なこと考えてない?

屍鬼

考えてない。

嘘です考えてます。

堕姫

…ふんッ

屍鬼

それにしても… 梅の髪って綺麗だなぁ…

屍鬼

…梅…?

梅って誰だろ…

堕姫

梅って何??花のこと??

屍鬼

あ,うん??

堕姫

なんであんたが疑問形なのよ…

まあ…いいか…

それよりも…

屍鬼

ねぇ,堕姫。

堕姫

なによ

屍鬼

髪で遊ばせて

堕姫

はぁ?嫌よ!!

屍鬼

なんで??

堕姫

私,髪に気を使ってるの,あんたに触られたら,私の髪が燃え尽きたって不思議じゃないからよ!!

屍鬼

ふむ…

暇潰しに遊びたかったのに…

屍鬼

じゃあ,他ので遊ぼ

堕姫

…しょうがないわね

屍鬼

なにする??

堕姫

外は行けないわよ

屍鬼

…そっか

堕姫

堕姫

ちょっと待ってなさい。

屍鬼

??

屍鬼

堕姫??

堕姫

屍鬼

これは…鎌??

堕姫

お兄ちゃんのよ。

堕姫

貸してもらったの

堕姫

それで遊んでなさい

屍鬼

でもなんで鎌…

堕姫

お兄ちゃんに聞いたら,お兄ちゃんは鎌でよく遊んでたって言ってたから。

屍鬼

へ~…

屍鬼

クルクル ポイッ…パシッ…

屍鬼

意外と楽しい……

堕姫

…楽しい??

屍鬼

…うん,意外と

堕姫

…そ

屍鬼

…堕姫ってさぁ…

堕姫

なによ

屍鬼

僕より生きてるよね。

堕姫

えぇ。当たり前でしょ。

屍鬼

じゃあ,堕姫は僕の姉さんだね。

堕姫

!!

堕姫

…そういうことに…なるのかしら…

屍鬼

…堕姫って言葉はきついけど…

堕姫

なッ ꐦ

屍鬼

ほんッとに、たま~に!優しいよね

堕姫

堕姫

何よその言い方…

屍鬼

…僕多分,一人っ子だったから。

屍鬼

…なんか不思議だ。

堕姫

…私も…

堕姫

妹なんて居なかったと思うから…

堕姫

…少し,少しよ?

堕姫

…嬉しいかも…( ボソッ

屍鬼

…そっか

不思議でたまらない

自分が,何人もの命を奪っている鬼 を姉のように思うなんて。

こんなこと思っても無意味なのに。

でも少し心の中で思ってしまう。

この鬼は,いい鬼かも なんて。

そんな期待とは裏腹に私の中では 自分への嫌悪感がつのっていった。

無惨の妻は元鬼殺隊

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

926

コメント

11

ユーザー

面白かった!!

ユーザー
ユーザー
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚