るな
私の名前はるな。
るな
ずっとこの時のために生きてきた
るな
今こそ復讐の時
るな
「我は漆黒の堕天使」
そしてるなが手に持っていたバールを振り下ろした。
~7年前~
るな
私は学校に行っていなかった。
るな
なんと言うか…周りとなじめなくて。
るな
それで不登校児支援センターという所で、家からズームで授業を見ていた。
るな
そこで初めて、友達ができた。しかも2人。
↓チャット内
結衣
みんなのアイドル!ぽうたんぴょだよ!
康生
我の名はにゃっ血!
るな
我輩は伝説の魔術師ハチワレ。
ある日、にゃっ血がふしぎなことを言った
康生
ねぇ、今嫌いな人に復讐するとしたら、殺す?それとも、拷問する?
るな
拷問かなぁ。
結衣
拷問
康生
そか。まぁ僕も拷問。
結衣
ぽうたんぴょは友達に裏切られて学校行きにくくなった。
るな
我輩を学校から追い出したやつに復讐したい
康生
じゃあ、やろうよ。拷問。
結衣
うん!
るな
やりたい!
最初は冗談で言っているのかと思ってた。
でも、本当にやることになるなんて。
~一年後~
るな
中学生になった。
るな
でも、生活はあまり変わらない。
るな
一つ変わったことといえば、
るな
にゃっ血がいないこと。
るな
にゃっ血は、学校に行ってしまった。
るな
いいことなのだろうけど、少しさみしかった。
るな
高校生になった。
るな
ぽうたんぴょと同じ学校に入学した。
るな
2人とも、成績はいい方だったので、まぁまぁいい学校に入れた。
るな
ある日、学校の帰り道にコンビニに寄った。
るな
すると、コンビニの店員の名札に書いてある名前に見覚えがあった。
るな
「森田 康生…」
康生
「え?」
るな
「あ、ごめんなさい、昔、同じ名前の友達がいて、そういえば、にゃっ血なんて呼ばれてたなぁって思い出しちゃって、」
康生
え、もしかして、ハチワレ?
るな
にゃっ血?