室
風雅…ちょっとええか?
風雅
室くん。
室
樹川に暴行って、ホンマ?
風雅
…聞き方ヤバイっすよ
室
ホンマか?って聞いてんやけど
風雅
俺は京都のヤンキーやけど、ホンキーやから。
風雅
拓哉に誓ってこんなこと、しません。
室
…信じてええんか?
風雅
拓哉に誓って、やから。絶対です。嘘だけはつきません。
室
…そうか。
なんだよそれ。
一昨日まで仲良くしてたやん、室くん。
なんで?
俺よりリタを信じてるんか?
俺のことはさらさらなんか?
風雅
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通話
03:23
風雅
やっぱ俺…
拓哉
どした?
風雅
室くんから拷問されてん。
拓哉
拷問?
風雅
俺よりリタを信じてるみたいや。
拓哉
そんなん相手にすな。
拓哉
そんなん手柄とりたいだけやから。
拓哉
一昨日まで仲良うしてたってな、信じたらあかんもんはあんねん。
拓哉
救えないもんがあるのと同じや。
風雅
…そやな。
風雅
俺、お前だけは信じて歩いてみる。
風雅
やから拓哉も、風雅のこと、信じてな?
拓哉
そーゆーの、信じてないていうんとちゃう?
風雅
そやな。ごめん。
風雅
今情緒不安定やから。
拓哉
わかってるけど
拓哉
俺の前では弱気でも強気でもいいねんで?
風雅
ありがとう。
風雅
じゃあ…またな
拓哉
おう。
樹川
…風雅く〜ん、また同期とやらとお電話ですかぁ〜?
風雅
…だからなに?
樹川
お仲間って、その同期しかいないんでしょ?
樹川
あー面白えや!いつかそいつも裏切るさ
風雅
ほーう…お前、俺らを裏切ったって自覚があるんだな。
樹川
俺ら?お前しか裏切ってないけど?
風雅
いや、忘れんなよ。
風雅
いつか返すからな。
樹川
パワハラ〜!せんぱぁい!室くぅん!パワハラですぅ〜( ; _ ; )/~~~
風雅
…成長しないとな、俺も。
おうおう、どうしたんやリタ、って言いながらあいつに近づく室くんを見ると
腹が立って仕方ないけど
最年少としての血がまだ残ってるんだと思う。
俺も、成長しないと。
あんなのに、構ってられない。
拓哉と、そして俺自身と
まっすぐひたむきに
向き合えたから
今がある、この気持ちが芽生える
俺ができたのは奇跡で、
あいつが出来たのも奇跡。
俺らがこうして、同志としてJr.として出会えたことも
奇跡だから。
そう、
俺らは同志なんだよ。
パフォーマンスで人々を沸かせ
笑顔にする
それは変わらないんだよな
あとは俺の、付き合い方次第で
俺と拓哉が笑えるか否かが決まる。
そう思うと、なんだか走りたくなった。
草はらをひたすらに走り抜けた。
何分走っただろうか。
時間が飛んだ。
はっきりと意識が戻ってきた、
いわゆる集中が切れた頃
前から見覚えのある影が差し掛かった。
???
よう、風雅。
風雅
うわぁ…






