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コメント
1件
「家のことはあとで考えよう」の呑気さがもう切なくて……。最上階の景色にほっとしたのも束の間、あの目覚めのシーンは本当に心臓が止まるかと思いました。「親に引き渡す」の一言で凛華が折れたくだり、背筋が凍りました。暴力じゃなくて最も弱い部分を突いてくるあのオーナーの狡猾さが怖いです。凛華の今後、すごく気になります。続きが待ち遠しいです……!
手元の腕時計を見た
時刻は夜の八時、寝泊まりするところを探さなくては
黒川凛華
すると、「格安ビジネスホテル」と書かれた看板が目に入った
黒川凛華
受付
カウンターの奥に掛けられている料金表が目に留まった
すぐに逸らした
黒川凛華
受付
受付
部屋は何と最上階だった
忙しなく動く光の粒がよく見える
黒川凛華
黒川凛華
いつもは勉強のため夜遅くまで起きていられるのに、
今日はすぐに眠くなってしまった
目が醒める頃には、もう日が昇っていた
そしてすぐに気がついた
黒川凛華
黒川凛華
私が目覚めたのは昨日泊まったホテルの中ではなかった
黒川凛華
???
黒川凛華
???
部屋に入ってきたばかりの時とは打って変わって高圧的な態度に思わず怯んでしまう
黒川凛華
黒川凛華
???
???
黒川凛華
オーナー
黒川凛華
鳥肌が立った
猛烈に嫌な予感がする
景色からして、ここは私の泊まっていたホテルからあまり離れていない
つまりこの建物も「そういう場所」にある
「そういう類の」店だとしか思えない。
黒川凛華
私は反射的に逃げ出そうとした
でもドアノブに手をかける直前、オーナーに腕を掴まれて転んでしまった
黒川凛華
オーナー
オーナー
どいつもこいつも、私に近いほど人の心が無い奴ばかり
オーナー
黒川凛華
盲点だった
きっと持ってきた身分証類を読まれた
オーナー
オーナー
オーナー
「親に引き渡す」
その言葉を聞いた途端、脳裏に焼き付けられた記憶が吐き出されるように蘇った
黒川凛華
黒川凛華