小さな町の外れにある劇場 小さな町には浮いたとても大きな劇場 劇場内もとても豪華で美しい 丁寧に漆の塗られた座席 気品溢れる赤いベルベットのシート 劇場内の様々なところに施されている 金細工 その全てが非日常を切り取り垣間見るには ぴったりな場所
その劇場で、月に一度 街も寝静まった時間に 上演される演目がある。 「Mad Tea Party」 その演目は様々な狂った世界が 演じられていた
???
???
???
パチパチパチ
狂った帽子屋
狂った帽子屋
ブーーーーーーー
劇場にカーテンコールが響き渡り幕が上がる どんな狂ったお話が繰り広げられるのか… 狂気の世界へ…ようこそ…
ある町外れの小さな農家の家。 そこには農夫と少年が2人だけで 暮らしていた。
お父さん
シン
お父さん
シン
お父さん
お父さん
シン
お父さん
お父さん
シン
少年、シンは座っている男の膝の上に 腰を下ろした。
お父さん
お父さん
シン
お父さん
男はシンに向かって今まで向けていた うっとりした声ではなく大きな声を上げた
シン
男が勢いよく立ち上がり、 シンは男の膝の上から落ち、そのまま座る。
お父さん
シン
お父さん
シンの髪の毛を鷲掴み、家の奥の暗い部屋へシンを引きずって行った。
コメント
1件
すごい良い世界観ですね!!!!