私の名前は鈴木〇〇。極平凡な女子高生だ。友達はまあ、そこそこ居る。こんな経験は無いだろうか?友達とゲームや 遊びで賭け事をして負け、 「お菓子を買ってこい。」 など命令を出されパシリにされる。
そう、私は見事賭けに負け、心霊スポットに行けと言われたのだ。しかも本物が出ると噂のところに…本物が出る。までは良い。それよりやばいのはこの心霊スポットに行って行方不明になった人が 居るということだ。
その場所は昔、廃校になった中学校。 その学校でなぜか、死者が大勢出たらしい。校長は責任を負えなくなったのか 自殺した。そんな噂がある場所に女子 1人で行かそうと思うか?普通!! あー!イラついてきた!! あの時私が右にしてたら勝てたのに!!
私はぐちぐち文句を垂れながら、 その学校の校門の中の通路を歩いていた。そんな時だった。
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後ろからいきなり声をかけられ、 大袈裟なくらいに体が跳ね、大声を あげてしまった。
〇〇
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申し訳なさそうに眉を下げ、困った表情をした少女に、私も罪悪感を抱く。 腕時計を見ると夜9時を過ぎていて 夜もふけてきたこの時間に大声で叫んで しまったのだ。もし、人が駆けつけていたら、この少女にも駆けつけてきた 人にも多大な迷惑をかけていただろう。
〇〇
そんな無礼を我ながら たどたどしく詫びた。
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〇〇
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予想外なことを言われたのか少女は顎に手を当て考えこむそぶりを見せた。
先程は驚いていてあまり見れなかったのだが、結構可愛い見た目をしている。 セーラー服を着ていて髪をお下げに している。小顔でまつ毛が長い ぱっちりおめめ。私とは別次元の 別嬪さんだった
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〇〇
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問いに「知っている」と返すと少女は 「なら、尚更ですねここは危険です。 肝試し目的で来ていい場所じゃない」 と言った。でも、私にもプライドがある 校内に一歩でも入らなかったら ビビりだといじられる…正直言って それはダルイ。私の友はしばらく イジり続ける面倒なタイプなため 帰るわけにはいかないのだ。 罰ゲームのため帰れないと告げる。
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?
必死に叫ぶように訴える少女。彼女は きっと優しいのだろう。美人で優しい とか最強か??帰れと言われて帰らない 自分勝手な私とはマジで対象的… なんて変な口調の脳内の私はキモい。 このまま現実逃避していても無駄なので 少女に返答をした。
〇〇
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〇〇
〇〇
少女はあんぐりと口を開け、 元々大きな目も更に大きく見開いて 誰が見ても驚いていると分かるほど 手本のような驚き方をしていた。
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〇〇
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〇〇
〇〇
〇〇
少女にかの、ひろ◯きのような論破を するといきなり「サエ」と妙な単語を 言った少女に「え?」と返した私は アホな顔をしていたことだろう。 「私の名前です。」と言われようやく 理解する。しかしなぜ名前?と思うのは 私がアホだからか?そう思っていると
サエ
そう言い放つ少女は私より一枚上手 だったようだ。私が負けたという 表情をしていたからなのか分からないが 勝ち誇った顔で「もう一度言いますね 帰ってください」そう言った。 私はどうするべきだろう…
①サエの言う通り帰る ハートが奇数の場合この選択になる ②絶対に帰らない ハートが偶数の場合この選択になる ③「少しだけ居させて」と頼む ハートがゾロ目だった場合この 選択になる。
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