玉狛の眠り姫

君が好きなのは私じゃないことくらい知ってる…

君たちが彼氏彼女なのも知ってるだってさぁ、付き合ってすぐ私に言ってきたんだよ？w

私が、愛されないくらい、拭われないくらい、自分が1番知ってる…

私は、あの二人が付き合ったのを知ってから私は一度も外に出てない、玉狛支部のなかで永遠に眠って起きて朝ごはんも夜ご飯も食べずに寝て、あれから何日だったんだろちょうど…

9ヶ月がたったんだ…思い出したくもない、君が好きだったのに…食べる食欲もなく、歩く元気すらない

バンッ

そんな音が聞こえた、私の部屋の扉が空いた音だった…レイジさんが思っいきり開けた音だった

そう、私は旧ボーダー時代からボーダーに所属している…私は本部に行っていない、4年前ぐらいしか、だから、知るはずもない、知っているのは、前の玉狛支部のみんなと佐鳥と東さんだけだ…

私は前の玉狛支部のみんなが好きだ、風間さんが特に好きだった…でも、あの日、風間さんが死んだって聞いて、私はそれ以来本部に顔を出してない、まぁ私はA級だけど、今じゃ、多分B級だろう

…私は、なんで、あいつに恋をしたのだろう…なんでだ？…なんでだろ…迅はその答えが分かるかもしれない…

でも、私はそんなあなたに、そんな性格だから、惚れたのかもしれない

…確かになんでだろ、なんで、なんで、なんで私は、親も殺されて兄妹も殺されて、兄さん見たいな風間さんに出会って、殺されて、ライバルができて、空閑さんが死んで、忍田は生きてるけど、家族と言っていいほどのみんなが殺された、なんでだろ、ネイバーに全て壊されたのになんでだろ…あ、そうか

ﾄﾞﾝｯﾄﾞﾝｯ