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作者
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雨谷
円尾坂の片隅にある、仕立て屋の若き主人。雨谷
齢14という若さで一人で仕立て屋を経営しているだけあって、その腕は一流で近所でも評判の青年である。
また、その容姿も美形で性別関係なく行為を持たれるのだが、
彼には悩みが一つある。
常川
カノン
愛するあの人の浮気性だ。
雨谷
赤い着物がよく似合う女性と仲良く歩いていた。
雨谷
雨谷は大丈夫、きっと家に帰ってきてくれる。と心で信じて家に帰った。
翌日、何やら町は少し騒がしかった。
どうやら、殺人事件があったらしい。
一人の女性が身ぐるみを剥がされた状態で斬殺されたようだ。
しかし、この時代ではよくあることだ。賊に襲われたのだろう。
しかし、雨谷にはそんなことはどうでもいい。
雨谷
常川
卓三
今度は丸メガネの少年と一緒に歩いていた。何やら、落ち込んでいたあの人に
寄り添う、丸メガネの少年。
緑の帯がとても似合う。
しかし、まさか自分の他にも彼に惹かれる人がいたのには驚いた。
雨谷
雨谷
雨谷は頬を涙で濡らしながら、着物の縫い直しをする。
また翌日。
また事件があったらしい。今度は行方不明事件らしい。
雨谷と対して変わらない青年が昨日の夕方から家に帰っていないらしく、近所で色んな人が探し回っているようだ。
雨谷
雨谷は大通りでまたあの人を見かけたのだが、今度は歳下の少女と一緒にいた。
零
常川
彼の隣にいた少女は金髪の綺麗な髪の子で、その金髪に似合う黄色い簪を買い与えていた。
雨谷
雨谷
雨谷はその光景が見るに絶えなかったので、店に戻った.....。
雨谷
雨谷
雨谷は裁縫ばさみを片手に、帯の修繕に精を出す。
帯の修繕に一晩かかってしまったので、この日はお店をおやすみした。
仕事がたまってしまったのでコツコツと終わらせる雨谷。
ようやく仕事を一段落した。
会いに来てくれないのならば、
こちらから会いに行こう。
赤い着物
緑の帯
黄色い簪を髪に指して
貴方好みの人になったよ。
雨谷
今日は何やら不穏な空気。
また事件があったらしく、今度は男が殺された。
これで家族四人が全て、何者かに殺されたらしい。
犯人は、隣の有名な仕立て屋の仕業だったらしい。
明日には処刑されるようだ。
しかし、何故。殺された家族とは<無縁>の仕立て屋が
彼らを殺したのか、その理由は誰にもわからないまま、
真相は闇の中へ。
完
コメント
5件
おっふ
あの…天才ですか?そうだ! 天才なんだ!! これからも、面白いお話 待ってま~す‼️