桃赤
赤
赤
ツーンとする香り
知ってる。これは、悲しいサイン
ぼくが慰めてあげなきゃ、、!
そう思った時
桃
桃
後ろから、ご主人の声が聞こえた
ビックリした、ぼくはご主人のこんな低い声 知らなかったから
でも、りいぬくんはもっと驚いていた
赤
りいぬくんのお目目から水がポロポロと零れている
ヒトはこれを「泣く」って言うんだっけ
ご主人、ご主人 ! りいぬくん泣いちゃったよ !
早く止めてあげて なんてご主人を見れば
桃
なんて溜め息を吐いて
いつもぼく達を入れてくれない部屋に行ってしまった
残されたのは、りいぬくんと、ぼくと ぼくの友達だけ
赤
…! どうしよう りいぬくんいっぱい泣いてる、、
家族に相談しようとおもったけれど、みみ達は残念ながら寝ていた
僕がなんとかしないと…
ひな
元気出して りいぬくん…!ぼくがいるよ!
赤
それからどうにか泣き止んでほしい思いでぼくは
ひざに寝転んだり、甘えたりしてみたんだけれど、、
赤
最初より落ち着いたものの、なきやんではくれない…
困っていると
みみ
さっきまでスヤスヤと眠っていたみみが起きてきた
みみ、ナイス !
ひな
ひな
ガチャッ
みみ
ひな
桃
赤
「ごめんなさい」そう言おうとしてるのかな… ? 頑張って ! りいぬくん
桃
赤
みみ
赤
…あれ ? りいぬくん荷物まとめてる
ごめんなさい、出来なかったのかな、、
ひな
赤
目の前の扉が勢いよく閉まる
りいぬくん帰っちゃった、、久しぶりに会えたのに…
みみ
ひな
この日は、毎晩ご主人の電話越しに聞こえてくるりいぬくんの声はなかった
ひな
桃
あれから、ご主人の電話からりいぬくんの声が聞こえることも無ければ
りいぬくんが来ることもなかった
ぼく、寂しいなあ…
桃
桃
ピカッ ゴロゴロ…
ひな
お空がゴロゴロ鳴ってる…大きい音こわいな
桃
ピンポーン
…!
桃
何か頼んだっけな…なんて言いながら玄関に向かうご主人
雨が降ってるから、匂いがかき消されちゃってるけど、この匂いは多分…
桃
玄関には、雨で濡れたのか、雫をポタポタと零しながらりいぬくんが立っていた
赤
桃
赤
桃
赤
桃
りいぬくん ! りいぬくん !
ご主人に会いに来てくれたのかな、嬉しいな 嬉しいな 、
赤
桃
赤
桃
赤
みみ
ご主人がりいぬくんのサラサラとした髪を乾かしている時
大きい音が鳴って、何を言っているかわからないけれど
口と口が重なって
その後、大きい音が止んで、ずっとギューってしてた
みみ
ひな
チョコンとご主人達の隣にみみと座ってみれば
よしよしって、たくさん撫でてくれた
やっぱりぼくは、仲良しな2人がすき
にゃんこしてんにゃんにゃんにゃー
ネタがないです
桃赤限定でリクエスト募集しますこめんとください、、、
ブクマひとことください
コメント
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ブクマ失礼します!
ぶくしつですー!
ブクマ失礼します!