いつも僕を見かけると
そっと笑いかけてくる君
守ってあげたいその笑顔
ずっと忘れることは無い一
親
親
優花
優花
優花
優花
あれ?
こんなところに****が
もう春なのか...
優花
優花
私はあの子に向かってありがとうをいい
少し微笑んだ
あのこはそれを喜んでいるように
ふわりと揺れた
それからは
毎日あのこに挨拶をするようになった
あのこは
私を歓迎してくれるように
ゆっくりとゆれる
優花
....
優花
優花
優花
返事をするように
君はゆれる
優花
優花
優花
優花
優花
優花
優花
優花
優花
優花
優花
優花
優花
優花
優花
優花
優花
僕は
君の言っていることがわからなかった
でも
涙を流してる君を見て
いいお知らせじゃないんだと
感じた
僕まで悲しくなってくる
笑ってるところだけ見たいのに...
少しわがままかな?
僕は
君の役にたちたいんだ
優花
優花
優花
優花
優花
優花
優花
優花
優花
優花
優花
優花
優花
優花
優花
優花
優花
優花
キキッー!
優花
あれ...
また君が泣いてる...
一体どうしたの..?
僕のところにきて
笑って欲しいよ
キキッー!
危ない!
そう思ってる頃には
君が
赤く染まっていた
どうして...?
いろんなものが
沢山こっちに来る
ピーポーピーポー
なんの音だろう
あの子を運んでいく
待って!
行かないで!
僕はあの子にもう会えない気がした
そうだ
僕はたんぽぽ
もう綿毛になってるはず
とべっ!
ふわふわ
これが
あの子が見ていた世界なんだ
僕も同じに慣れた気がした
あの子がいた!
お願い!僕をあの子のところに連れてって!
そういえば今日の朝
あの子が
がみさま?
とか言ってお願いしてたな
僕だって
がみさま
あの子に連れてって!
シーン
なんで...
どうして返事をくれないの?
あれから時間はたって
僕は
もう諦めていた...
あれ...?
ピュウー
風が強くなってきた...
ああ
僕もう少しで落ちるかも
今までありがとう
君も
幸せになってね...
優花
優花
親
親
優花
親
親
親
優花
親
優花
優花
親
親
優花
親
優花
優花
優花
優花
優花
親
優花
優花
優花
優花
親
親
親
優花
私は久しぶりに
声をあげて泣いた
そのとき
優花
親
ふわふわ
これで飛ぶのは10回目
あ、
窓空いてる
どうしよう
入っちゃう
優花
優花
優花
優花
優花
優花
優花
親
親
あれ
ここどこだ?
僕は
女の子の顔を見て
気がついた
あの頃の君なの??
優花
あの微笑み
やっぱり
君だったんだ...
これから一緒に入れるよね?
そう思っていたのに
ピッピッピッピッ
なんだかあの子苦しそう...
ピーーーーー
医者
親
親
親
僕そろそろ飛ばなきゃ
窓
開かないかな
親
親
親
やった
窓が空いてる
行ってきます
僕はそれから
飛び続けた
あそこ良さそうだな
僕はもう
自分でコントロールできるようになったんだよ。
すごいでしょ😊✨✨
ついた
あそこは日当たり良さそうだな
お邪魔します
親
親
親
親
親
そっか
君はゆうかちゃんって言うんだね
よろしくね
ゆうかちゃん
コメント
2件
感動しました!!