エンジェリックボーイ

　俺は哲人の恋人

でも哲人はいわゆる二重人格ってやつで優しい時と優しくない時の差が激しい

今日は優しくない日かな、？

無視か…笑

哲さんが今日はこういう日なら今日のデートはなしだな、

デート日と書かれたカレンダーにバツをつける

早くいつも通りの哲さんに戻らんかな

デート行きたかったな

お店も予約してたけどキャンセルしなきゃ、、笑 しょうがないよね、笑

リビングから声が聞こえる

前撮ったツーショの写真を見返す

ガチャ

ぎゅぅぅー

いつもの俺やで

強く抱きしめられる

哲さんが俺の首に腕を回し首を絞めた状態で話し始めた

俺の首を絞めたままどこかに連れていく

首を絞めすぎたのか村上が返事をしない

お湯が張ってあるお風呂に桶を突っ込み水を入れて村上の顔にかける

"""ザッパァァァーン""!!!!!!

嘘だろ？信じられない

ポケットから携帯を取り出す

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙ

なにー？

してたな

それがどうかしたん？

おう？ またなムネ

やらかした 俺が昨日見たのは全く別の人だったんだ

怒ってる、？

""じゃぼんｯｯ!!!!.!...!..!

俺をひょいと持ち上げお風呂場に落とす村上

1分後

錆びてていかにも切れ味の悪そうな包丁だ

切れ味いいやつを見せられるよりかはマシかも、

包丁が顔の目の前に近づけられる

そのまま包丁を少し下にずらし俺の口の中に突っ込んできた 抵抗できないように腕は後ろに固定された

鉄の味と喋ったせいで口の中が切れ血の味が混ざり最悪な味がする

その味のせいでまた吐いて切れて血が出ての繰り返しが続いた

いつの間にかお風呂は赤黒い水に変わっていた

やっと包丁を取りだしてくれた

　村上が血だらけの口に指を突っ込んでくる