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コメント
94件
いいこと聞いちゃった♡じゃないのよ、?
クソ谷とヤク中乙
おーいクソ谷^ ^ ただじゃすまねーぞ^ ^
s i d e 七 葉
七 葉
一瞬
本当に一瞬の間
バン ッ
バン バン ッ
夢 叶
夢 叶
涼しい顔をしながら 一人
また一人と 息の根を止めていく
鶴 蝶
夢 叶
まるで相手の行動が 読めてるかのように
完璧に呼吸が合い 敵を蹂躙する
これが “ 梵天 ”
そこら辺の反社とは ワケが違う
七 葉
多勢に無勢だったのにも 関わらず
たった二人で 形勢を逆転させてしまった
一方の影狼は
ボスが頭を掻きむしり 癇癪を起こす始末
夢 叶
夢 叶
嫌味ったらしい笑みで ソイツを見下す彼女
そんな彼女に 畏怖の念さえ湧く
絶望色の顔をした ソイツの脳天に
無情にも 鉛を突きつける彼女
カ チ ャ ッ
夢 叶
夢 叶
七 葉
そんな彼女が 私へ
そう問いてきた
七 葉
七 葉
夢 叶
夢 叶
それにノーと答え 私はその男に目をやる
彼女は銃口の先を変えずに 一歩後ろに下がった
七 葉
七 葉
七 葉
驚いたように こっちを見る其奴
でも
驚嘆の顔から一変
厭らしい笑みで 声を上げて笑いだした
七 葉
ヘラヘラと笑うソイツに
私の心を 殺意以上のナニかが蝕む
それを抑えて 話の続きを待つ
七 葉
七 葉
十 年 前
そうだ あれは十年前だった
このビルの地下で
一人のオンナを殺した
四 葉
地下に閉じ込めていた 三人の少女達
その中で 脱走を企てた首謀者
それが 鈴宮 四葉
四 葉
いつの間に 仲良くなったのか
残り二人が 彼女を支える
四 葉
彼女は何があろうと
俺を睨むのを やめないオンナだった
ドゴッ ガッ
四 葉
これも商品にするための 躾の一環
彼女達の心を折るための 暴力
ボコ ッ ガン ッ
四 葉
四 葉
それなのに
殴っても 蹴っても
その瞳からは 涙など零れず
踏んでも 叩いても
その口からは 弱音一つ出ない
顔は一級品
商品としては 粗悪品
それでも物好きには 好まれるだろう
後は出荷するだけ
金さえ入れば 後の事はどうでもいい
こんな上物
出荷しないつもりは 全くなかった
四 葉
なのに
四 葉
その女は 起き上がって
俺の顔を 見上げて
四 葉
四 葉
そうやって 俺を嗤った
バン ッ
四 葉
だから
七 葉
信じない
信じたくない
四葉がいない世界なんて 考えたくすらない
七 葉
七 葉
嘘であって
夢なら覚めて
あの子に逢わせて
七 葉
七 葉
七 葉
嫌だ
嫌だ嫌だ嫌だ
嫌だよ 四葉
七 葉
嗚呼 コイツは
七 葉
七 葉
夢 叶
夢 叶
コイツだけは
カ チ ャ ッ
七 葉
七 葉
コイツだけは
私が殺さないと
七 葉
果たして この感情とは
憎悪なのか 怒哀なのか
はたまた 後悔なのか
七 葉
七 葉
涙の訳なんて わからないまま
私は引き金に 指をかける
今の私は 世界中の誰よりも
“ 可哀想な人 ” なのかもね
バン ッ
♡ 2000