TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

ふんふふーん♪
[薬品を混ぜる]

コンコン

はーい

光太

あのー

あ、光太君。
…どうかした?

光太

寒いので…カイロ的なものありますか?

あー、うん。ちょっとまっててね

光太

すみません…。
…何時来ても凄い部屋ですね

まぁ、趣味でもあり役割でもあるからねー。
あ、あった

光太

趣味って領域超えてません?

前にも話したでしょう?
…これは、約束なの

光太

そこまでしますかねー

するよ。私にとってあの子は特別だからね。
…叶えなければならないの

光太

そうですか…。
僕、もう戻りますね

えぇ。椿が、ココア作ってくれるから…

光太

ココア!!
やったー

…単純だなー。
あ、そろそろ薬が切れる…

光太

ココア♪ココア♪

椿

ふふ…。どうぞ

光太

わーい!
…あち…

椿

猫舌でしたか?

光太

いえ…。寒くて…。
おいしー

千夏

…おはよー

光太

おはようございます

椿

パンですか?

千夏

うーん…。
コーヒー貰える?

椿

えぇ。それはいいのですが…

千夏

うん?

椿

今日顔青くないですか?

光太

言われてみれば…

千夏

いやいや。
平気だよ。少しふらつくだけ…

椿

そうですか…

千夏

バタンッ
[倒れる]

椿

千夏!?

光太

千夏ちゃん!?

椿

光太様、叶様を…!

光太

は、はい!!

椿

聞こえますかー?
…脈が弱くなってる…

千夏!!
…救急車!

光太

今呼びました!

千夏

ヒューヒュー…!
[過呼吸]

薬がきれた…
千夏、もう少し頑張ってね!

千夏

う…ん…

椿

総理へ連絡してきます

お願い!

光太!!

光太

渉…!!
ごめん、僕にもわからなくて…

…何があった?

椿

朝起きてきて倒れました。
顔色が悪く、過呼吸。

光太

ごめんさい…

お前が、謝るようなことじゃ…

先生

あの、ご親族の方は?

俺です

先生

こちらへどうぞ。
…それから、光太様と樹様は?

光太

光太は僕です。
樹は、今はいません

先生

そうですか。
…こちらへ

千夏…てめぇ

千夏

何よ

元気じゃねーか!!

千夏

元気じゃないほうが良かった?

そうじゃねーよ!

光太

一様病院ですよ…。

先生

月波さん。容体についてなんですが…

千夏

分かってますよ。
…光太くん、私はもうあまり生きられない

光太

…はい…

千夏

だから、君に私の目的を託そうと思う

光太

目的って…。
この前聞いた…

千夏

そ。
…無理なら、渉に託すよ

もとより俺はそのつもりだぞ

光太

…無理ですね。
僕の居場所を壊すような事はしたくないです

千夏

そう。
…なら渉、お願いね

おう

光太

良いんですか?人生棒に降るようなもんですよ?
折角、準幹部にまでなったのに…

勘違いしているようだがな、光太。
俺は姉ちゃんを殺した奴を殺すために、ここに入った。

俺の人生がどうなろうと知ったこっちゃない。
…すべては、姉が望んだ未来の為に

光太

シスコン?

違うよ。
…ただ、姉ちゃんは俺にとって生きる希望で…。
こいつもこんなんだが、俺にとっては意味がある奴だ

意外だな

千夏

うん?
[顔をあげ樹をみる]

千夏

光太くんはもう帰ったよ?

お前は、俺をなんだと思ってんだよ…。
お前が、簡単に引き下がるなんて意外だな

千夏

…そう?

お前なら分かってくれると思うが、俺は能力者だ

千夏

えぇ。そんな事は百も承知よ

俺は人生に選択肢が無かった。
友達だって制限された

光太が居なきゃとっくに死んでたよ。
でも…、彼奴がそれをさせてくれ無かった

千夏

今となっては彼に感謝するわよ

…お前が?

千夏

私にとって、彼は道具に過ぎない。
…あの子は、眩しすぎるのよ

千夏

私はね、負けるのが怖いの

何にだよ

千夏

…病気が死因って事は病気に負けたと言う事。
持論だけどね

千夏

病気に負けて死ぬと、今まで持っていたものが全て崩れてしまいそうなの。
…自分が生きた軌跡も、証拠も何もかも消えてしまいそうで…


[キーホルダーを撫でる]

千夏

だから…、私は任務をこなすのよ。
もし死んでも、それは国のために死んだことになる

千夏

国に属していて、国を守る為に死んだ。
…とても誉れなことだと思わない?

前から思っていたが、狂ってるよな。
…肉親を殺したも同然な奴らに従うなんて

千夏

総理と、上層部は違う。
総理は、人として見てくれる。上層部は、道具程度としか思わない

千夏

私は、君の正体を知っている

…そうだな。
殺されるとは思わないのか?

千夏

私は君に殺される程間抜けじゃない。
…それに、君は誰も殺せない

っ!?

なぜ、そう思う

千夏

殺せるなら何時でも殺してるでしょ?
光太くんが悲しむからも理由だろうけど…、
ただ単に、君には度胸がない

ほーぅ?

千夏

例えば…こうやって
[拳銃を樹に手渡す]

千夏

撃ちなさい
[銃口を眉間にあてる]

は!?
できるわけ…

千夏

撃っても、能力で止められる。
この距離なら、簡単に避けられる

無理だ…

千夏

…ね?君には度胸がない

俺は…、ただ…!
[キーホルダーを撫でる]

千夏

…それ、大事な物なのでしょう?

あぁ。…思い出と希望だな

千夏

千都世先生が相談してきたよ
『大切そうな物だから、解析を早く終わらせてくれ』ってね

…そうか…

千夏

いい先生だよ。
…とても永遠を生きた先生だと思わないね

光太

暗くなってしまった…

まぁ、俺も居るし…

私もいるから平気だよー

光太

…あの、千夏ちゃんの病気って…

心臓に疾患があるんだよ

本来なら、人工心臓をつけなきゃいけない程だ。
彼奴は、自身の能力で心臓を無理やり動かしている

光太

生きることへの執着凄いですね…

今はね

光太

そうですか…?

さてと、夕飯どうする?

光太

…要望は特にないですね

椿のご飯食べたい…

帰るかー

光太

…あの、お二人共僕の能力知ってますか?

なんとなくは?

千夏に勝てる能力ってことは知ってる。
…幹部会で議題にい上がっていた事もね

光太

教えて欲しいですねー

無理だな。口止めされてる

教えてあげたいけど、上から圧が…

美世

あ、皆さんー

時田さん

美世

今、帰りですか?

光太

はい。
…時田さんは?

美世

私は、任務が終わりましたので報告に

大変ですね…

美世

そうでもないですよ?
秘書の給料に、任務分が上乗せされますし

あー。いいよね、それ

光太

能力知ってますか?

美世

えぇ

なんでそこまで知りたいんだ?

光太

早く皆の役に立ちたいからです

いいことだねー

??

うふふふ…

なに!?

美世

え…死神ですか?

光太

ふぁ!?

まってー、私霊感無いのに見えてるんだが

??

能力…よこせ…
[巨大な釜をとりだす]

光太

わぁー…(絶望)

美世

逃げますか!?

その方が良さそうだな…!
町中だし、迂闊に能力は使えない

光太君こっち!
[手を掴む]

光太

は、はい!!

美世

皆さんどうか、ご無事で

時田さん、離れて!!
“水印”!!

??

??
[足元に五芒星が浮かび上がる]

??

動けな…い…?

渉君!?

分かってるよ!!

光太

ハァハァ…

美世

…ここまでくれば思う存分、能力が使えます

光太

時田さん、けがは?

美世

…なさそうですね
[体をみる]

光太

…なんか、糸くずがついてる…

美世

…それって…!!
光太さん!!
[光太を突き飛ばす]

??

ザンッ
[釜を大きく振り下ろす]

光太

え…?
時田さん!?

美世

大丈夫です…
[肩を抑える]

光太

嘘だ…肩からの血が…

??

ふふっ…。覚悟しなさい
[釜を光太に向ける]

光太

はっ…!?

美世

光太さん…逃げて…

光太

出来るはずない…

??

[釜を振り下ろす]

光太

…っ!?

美咲

あらあら…。大変そう…。

パチン[指を鳴らす]

??

ザンッ

光太

くっ…
[目をつむる]

光太

…あれ?

美世

光太さ…ん?

??

なぜだ…。釜が動かない…

光太

今だ…。
[謎の人を蹴り飛ばす]

美世

ちょ…!
へ!?

光太

ごめんなさい!
[時田を抱える]

美世

…そのまま走ってくださいね

光太

はい!

美世

“無効化”

??

ガクン
[倒れ込み灰になる]

光太

わぁー…

美世

…(今の…彼は能力を使った…?)

あ、いた!!

無事…。時田さん!?

美世

あはは…。少し怪我をしてしまいました…

光太

今すぐ救急車を!

美世

いえ、夫人の能力で治りますよ

光太

無効化は?

美世

自分で、コントロールできます

あー、とにかく夫人の所行こっか…

光太

…というわけです…

秋江

あらー、そう。
…時ちゃん、動かないで

美世

はい…
[秋江に治療されている]

総理

ふーむ…、死神か…

みたいな風貌でしたよ。
…能力を欲しがってはいました。…けど…

総理

けど?

操られている気配があったんですよね。
…幻術の類かと思いましたが、時田さんにも見えていましたし

美世

バッチリ見えてましたよ

光太

なぞですね

出来た…。光太、ほいよ
[物を投げる]

光太

ありがとうございます…。
なんです?

魔除けの意味を込めたペンダント。
肌見放さず持ち歩け

光太

お星様…ではないですね

総理

六芒星。
…魔除けか…

そういう事。もし、今回の一件が光太を狙った物なら、
それくらいはしないとな

光太

ありがとうございます
[首にかける]

美世

…もし光太さんを狙ったとするなら、目的は…

総理

恐らく、月波くんを殺害するためだろうな

千夏の能力は、弱点が少ない…。
私ですら、女王出さないと勝てないからね

秋江

はい。治療終了。暫くは能力おんにしないでね

美世

はい

夜空

ひっ…やめて…!

同級生

お前生意気なんだよ!!
…転校生の癖して…!

同級生

ちょっとー、やめなよーw

夜空

やめてください…

同級生

うるせぇ!
[拳をあげる]

夜空

グッ…
[目をつむる]

ビシャ

同級生

はっ…
[水浸しになる]

同級生

ちょっと、なに!!

ごめんね~、手が滑っちゃった☆
[二階の窓から手をふる]

同級生

月波空!

同級生

てめぇ…!

私を標的にしても構わないよ。
…ただ、やるには相当な覚悟を持ってやることね

同級生

…行きましょう

夜空

夜空ー、無事?
[二階から飛び降りる]

夜空

うん…

けがは…なさそうね

夜空

ありがとう…

アイツラ…この前散々言い聞かせたのに…!

やっぱり倍にして返すのが一番いいか…

夜空

わっ…。落ち着いて…

夜空

僕が、こんな性格なのが悪いし…

性格は、生まれ持ったもの。
…そう簡単に変えられるようなものじゃない

さーて、どうし返そうか…ふふー

夜空

おっかない…

大切な人間を傷つける人は絶対に許さない。
…それが、私だからねー

光太

ふわぁ…。眠い…

広叶

おはようございます。
…今日は千夏様が退院してきますよ

光太

早いですね。…良くなっているといいんですが…

広叶

まぁ、あの方のことですから…平気ではあると思いますよ

千夏

おっはよー!!

光太

…めっちゃ元気ですね

千夏

あー。…椿ー、ココアちょうだい

椿

はいはい…

光太

?…どうしたの広叶?

広叶

…あなた、誰ですか?

千夏

へ…?いや、広叶どうしたの?

椿

…やっぱり…

光太

へ!?
…広叶、本当にどうしたの?

広叶

千夏様…、じゃないですね。
…誰だ、お前

千夏

…何を言ってるの?
現にほら、傷だって…!魔法だって使えるよ?
[小さい球体を魔法で生み出す]

広叶

そうですね。…でも、僕の能力が違うと言っているんですが?
…姿形を完璧に模倣しても、匂いや仕草までは完璧に模倣できない…

光太

仕草って…。
何時もどうりでしたよ?

広叶

…僕は、人一倍匂いに敏感です。
千夏は、そんなに血の匂いはしません

千夏

…っ!?

千夏

…なーんだ、バレちゃったのか…

光太

千夏ちゃんじゃない…!?
じゃぁ、だれ!?

広叶

完璧に模倣する事ができるのは、一人しか居ない。
…そうだよね?茉穂夏?

椿

…なぜ、今になって…

茉穂夏

あーぁ。折角完璧に模倣できたと思ったのに…
私、やっぱりあなたの事嫌いだわ

広叶

なんとでもどうぞ。
…覚悟は?
[手の上に小さい亜空間を生み出す]

茉穂夏

…ないわよ

光太

なんで…?
だって、桑野さんは…

茉穂夏

死んでるわよ。
とっくにね

光太

なら…どうして…

茉穂夏

…しらない。
気づいたら生きていた

椿

…“タイムジャック”

ガコンッ

光太

ウッ…!?
[光太の時間が止まり、動けなくなる]

広叶

…これまた、大掛かりな作業だね…

茉穂夏

うわぁー。…そこまでして、彼を守りたいの?

椿

…楠木光太という人間は、この世の行く末を見なければなりません。
…それなら、身を尽くして守らなければ

茉穂夏

…そう。
…なら、我々は命がけで奪って見せる

椿

えぇ。やれる物ならやってみなさい。
…元SAクラス第三期生所属、桑野茉穂夏

茉穂夏

…[目を瞑り、動かなくなる]

カチコチ…カチコチ… カチッ!!

ゴーン…ゴーン…!

椿

…時を戻すと、記憶もなくなる。
対価が大きすぎるのよね、これ

広叶

僕は、記憶戻らないけどねー

椿

…“タイムジャック 遡行”

ゴーン…ゴーン

光太

ただいまもどりましたー!ヒュッ
[光太の頬を魔法がかすめる]

千夏

…能力は、発動していない…

光太

な…、なんですか!?

千夏

いやね、時田さんが君が能力を使ったって言ってたから…
もしやと思ってねー

防御すらしてない…けど
反射で避けようとした…

千夏

よし…!
君には、魔法を教えるよ

光太

はい!?

千夏

反射で使えるようになるまで、訓練するよ

光太

えぇぇぇ!?

千夏

さぁ、そうと決まれば…
“幻影魔法第四条 蝶の舞”
[様々な色の蝶をだす]

光太

わぁ…

千夏

魔法は、人を傷つけるだけの物じゃない。
…癒やすことも、殺す事も出来る力だ

光太

…僕が扱えますかね?

千夏

基礎は出来てるはずだよ。
…あとは、構築の理解と得意魔法を覚えなきゃね

頑張ってね

光太

が、頑張ります!

この作品はいかがでしたか?

21

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚