JIMIN
それでさぁ…
V
マジで?
彼はキムテヒョン。 今日は親友のジミンとCafeに来ている。
V
ジミナ、彼女どうなったの?
JIMIN
別れた。
V
…あ、そう。
JIMIN
…
少し静まった空気で何処から叫び声が聞こえた。
知らない人
ちょ、皆荷物守ってッ
V
んぇ?
次の瞬間僕が椅子に置いていた袋が盗まれた。
V
ちょっ、僕の荷物ッ…!!
JIMIN
テヒョナ早く走れって
V
これでも早く走ってるよッ
僕より走りの速い人なんて滅多に居ないけど…
今回の強盗犯は物凄く足が速い。
V
僕向こうの角曲がるから、ジミナそっちの角行ってッ
JIMIN
分かった
V
ハァハァ…
彼処の角を曲がったら壁があるから行き止まりだ。
?
チッ…
まんまと行き止まりに引っかかった強盗犯。
🐯 あんなに必死に逃げてたのに… 行き止まりぐらい把握しとけよ。
なんて、強盗犯の味方をする僕だがすぐ様に強盗犯に話す。
V
それ早く返して
?
嫌。
僕より少し歳下だろう。
身長の高さはあんまり変わらないけど…
V
てか、なんで盗んだの
?
お金が無いから。
V
じゃあその食料あげる。
?
ホント?
V
うん。
V
でも、名前教えて
V
じゃないとあげない。
?
警察署行くでしょ、?
V
行かないから
V
ね? 約束
?
…
僕が約束のポーズを取ると相手もやってくれた。
V
それで、名前は?
JUNGKOOK
チョンジョングク……
V
そっか。
JUNGKOOK
ホントに警察に言わない?
V
うん
V
約束したでしょ?
JUNGKOOK
うん…
V
次からはこんなことしちゃ駄目だよ?
V
僕じゃなかったら捕まってたよ
JUNGKOOK
御免なさい…
V
これ、お金
JUNGKOOK
貰えないですよ
V
いいから、強盗出来るぐらいの度胸持ってるならお金だって貰う度胸を持てッ
V
ほら、
JUNGKOOK
…有難う御座います。
V
うんッ
V
じゃあまたね
V
もう二度としたら駄目だよ?
JUNGKOOK
…コク
最初は驚いたけど… 仕方ないか、
JIMIN
テヒョナッ
V
ジミナ
JIMIN
ホントにあの子捕まえなくて良かったの?
JIMIN
ずっと欲しがってたやつだったのに…
V
うん、また買えばいいよ
JIMIN
…優しいね
V
ありがと
JIMIN
さて僕達もそろそろ帰ろう
V
だね
僕の頭の中にはあの少年の顔が残っている。
🐯 あれは僕が今まで見てきたイケメンの中で1番だ……。
なんてね…?ㅋㅋ
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