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トド村
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放課後にカードゲーム部が活動して二時間後……。
アーシエル
ヨノバル
アーシエル
ヨノバル
アーシエル
アーシとヨノバルは集中できなかった。喫茶店の隣の席で大げんかしている二人の女性がいたからだ。
アキュー
アズサ
アーシエル
二人
アーシは二人に話を聞いてみた。
アキュー
なんと、ゲーム世界のアキューと似た女性が、現実にもいたのである。
アズサ
アーシエル
八咫烏財閥は米原市を根城とする超巨大企業である。『八咫烏に入るやつはすごい』というシンプルなフレーズでわかる通り、すごいのである! その起源は七夕伝説で、7日を7月7日と聞き間違えた烏に由来するといわれている。
アキュー
アキュー
アズサ
アーシエル
アズサ
ヨノバル
ヨノバル
アズサ
ヨノバル
ヨノバル
アキュー
アズサ
結果は散々だった。アキューはひたすら無限ループ(カード処理のミス)をひたすらについてくるし、アズサは「ルールが複雑すぎて、売るのは難しそうね」と何回も言っていた。しかし二人はポジティブなことも言っていた。
アキュー
アズサ
ブンドドとは普通フィギュアでやるものである。お互いにフィギュアを持って寸劇を演じるのがブンドドである。一人でやることの方が多いのだが……。
ヨノバル
アズサ
ヨノバル
そして世界はカードゲーム世界へと入っていく。アキューとアズサはどのように出会っていくのだろうか?
ここはカードゲーム、ヤミヨロズ・アーカイブの世界。
ここではヤミヨロズと呼ばれる神々が普通に地元で暮らしている。
ヤミヨロズの多くはいわゆる物に取り付く付喪神の亜種であり、御神体が存在している。
ヤミヨロズは例外と謎が多いが、とにかく人々から「病みを抱えた八百万(やおよろず)の神、略してヤミヨロズ」として崇拝されている。
なぜなら人は皆メンヘラ少女を可愛いと思うからだ。
それだけである。人間と神の戦争などはしていない、外敵のいないのどかな世界である。しかしさすがに刺激が足りない。
アーシエル
ヨノバル
アーシエル
なので、ヤミヨロズたちは格闘技に興じていた。
そしてこの世界にもアーシエルとヨノバルはいた。しかしギャル男と陰キャではない。名前が同じだけの全くの別人だった。
どちらかと言うとアーシエルは天使のような服装をした金髪のママキャラと言った具合で、ヨノバルは黒い法被を着た紫髪でハネ毛のある快活な元気ヒロインと言った具合である。
この2人は格闘技団体「ゴエティア」を運営している実況と解説であった。
アーシエル
ヨノバル
アーシエル
二人はアリーナに入場し、実況と解説席につく。司会も兼ねたヨノバルが高らかに宣言する。
ヨノバル
ヨノバル
ヨノバル
ヨノバルは自らも観客の熱狂に巻き込まれないように落ち着いて宣言する。
会場が暗くなり、スポットライトがヨノバルに当たる。
ヨノバル
ヨノバル
ヨノバル
ヨノバル
ヨノバル
ヨノバル
ヨノバル
ヨノバル
会場は入場者を待ち構えるために、静かな雰囲気が漂う。
ヨノバル
アキューが入場した。緑髪の彼女は釣り人のような恰好をしているが、へそ出しルックである。腹に謎の痣がある。
ヨノバル
アズサも入場した。黒髪の彼女が目を引くのは大きなカチューシャである。そして目の下に魚のような黒い痣がある。少し怯えているようだ。
会場の意思は統一されていた。
観客
ゴエティアはヤミヨロズ同士の戦いであり、ほとんどのヤミヨロズは女性なので、エロい目で見られることで人気を博してきた。
とはいえ別に神々は崇拝されていれば何でも構わないので、フェミニストでない限り性的搾取されても嫌な気分はしなかった。
しかし変に露出の多い下品な恰好をすると「なんか違う」となり客が萎えるため普段着で挑むのがいいですよ、とヨノバルは推奨している。
ヨノバル
ヨノバル
ヨノバル
ヨノバル
観客A
観客A
観客B
この2人は初めてこの格闘技大会ゴエティアを訪れた。
最初は皆面食らうが、次第には普通の格闘技興行では物足りなくなる劇薬である。
ちなみにこの二人はまだまだ初級であり、アキューとアズサのエロさを理解していなかった。
ヨノバル
アキュー
アズサ
ヨノバル
ヨノバルは掲げた手を振り下ろし、目を見開く。
ヨノバル
ヨノバルのこの言葉は、ゴエティアにおけるゴングである。
アキュー
アズサ
戦いが勝手に始まった。
コメント
1件
読了しました〜!第2話、一気に世界観が広がって楽しかったです!現実側のアキューさんとアズサさんがゲーム開発を巡って喧嘩しつつも、カードゲームで繋がっていく流れが自然で好きです。そして何より、一転してカード世界の格闘技「ゴエティア」で「勝手に戦え!」の掛け声で始まる死合…このギャップが癖になりますね。双子だけど双子じゃない設定も気になるし、続きが待ち遠しいです!✨