放課後になった。教室は静まり返っていて、私と李斗しか居ない。
凛
やっと帰れるー…今日は駄菓子屋寄ってこー、
李斗
お!凛も駄菓子屋行く?暇だし一緒に行こうぜー
凛
えー、一人で行きたかったんだけど…
李斗
ねーお願い!好きなもの一つ奢るから!いいだろ?
凛
もう…最近私にくっ付き過ぎ!
李斗
えーしょうがないじゃん!ここはド田舎だし、友達も彼女持ちだらけでつまんないし…
凛
それが理由?私だって友達と遊んだりしたいよ!
凛
恋人じゃないんだし、何でもかんでも着いて来ないで!
凛
大体、幼馴染だからって、調子乗りすぎ!
しまった。言い過ぎたか…
李斗
ふーん…
李斗
「恋人じゃないんだし」か…
李斗の顔が近づいて来る。
凛
ちょ、李斗…近い、!
凛
ごめん、流石に言い過ぎたから…腕、離して!
李斗
じゃあ幼馴染、辞めよっか。
凛
え…







