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それからすぐに時は流れ
神器の儀を行う日がやってきた
多くの天使が心待ちしていた日
講堂のステージには大きな魔方陣が展開されていた
見習い天使
見習い天使
見習い天使
見習い天使
バデイラ
リディネス
周りの天使が口々に噂する
天使としての武器である「神器」
それを今日授けられる
一人一人が目の前の魔方陣に手を入れて
掴んだ物がその者の所有する神器である
神器には位があり
上級神器を手にする者は数少ない
あいつらが言っていた「ウッド」とは
最底辺の天使に与えられる神器で
文字通り、ただの木の棒だ
バデイラ
バデイラ
リディネス
リディネス
リディネス
バデイラ
バデイラ
バデイラ
リディネス
先生
先生
先生
先生が順番に名前を呼んでいく
一人一人が神器を授けられて
手にする度に歓喜や賞賛の声が上がる
様々な神器が配られる
待つ者達はそわそわしている
オレもリディーも例外じゃ無い
オレはリディーの手を握っていた
時間が経過する度にリディーの握る力が強くなる
不安なんだろう
先生
バデイラ
リディネス
バデイラ
お互いの手を離してオレは壇上に進む
魔方陣が神々しく輝く
バデイラ
その輝きに臆さぬように
オレは呼吸を整えた
バデイラ
小さくつぶやいた後
オレは魔方陣に手を入れた
キラーン
魔方陣が輝き始め
手に確かな感触を感じる
オレは力を込めて引き抜いた
周囲の声
周囲の天使が驚きの声を上げる
オレの手には
青と紫に輝く剣の形の神器が手に合った
先生
先生
先生
先生
先生
バデイラ
多くの拍手と歓声を受けて
オレは壇上を降りた
オレの目線には
優しく微笑むリディーが見えた
その後も神器の儀は続く
そして、とうとう
先生
リディーの番が来た
リディネス
不安そうな顔で壇上に上がるリディー
神よ。どうか
彼女に答えてくれ
リディネス
リディーは恐る恐る魔方陣に手を入れた
キラキラ
魔方陣が優しい光を放つ
リディーが手を引き抜く
そこには
金と白からなる美しい槍が手にあった
リディネス
先生
先生
先生
先生
先生
リディネス
リディネス
見習い天使
リディネス
バデイラ
見習い天使
見習い天使
講堂がその発言をきっかけに騒然とする
リディーは悪くなのに
この状況は良くない
リディネス
先生
バデイラ
リディネス
リディネス
リディネス
リディネス
リディネス
リディネス
リディネス
リディネス
リディネス
見習い天使
バデイラ
オレは壇上に上がりリディーの側に行った
バデイラ
バデイラ
バデイラ
バデイラ
バデイラ
見習い天使
グオーン
突然、魔方陣が光り出す
そして、リディーに文句を言った二人の天使の前に
木の棒が渡された
見習い天使
先生
先生
先生
見習い天使
先生は俺たちの方を見て、微笑んだ
先生
先生
先生
先生
先生
先生
先生
先生
リディネス
バデイラ
オレとリディーはお互いに微笑んだ