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うぉー!📕と🙂の本音が見えた回ですね…。二人ともちゃんと🦈と🎤のことが好きなことがわかって可愛い…。「かっこいいの最上級はかわいい」これ、すごい🦈さんに当てはまりますね…。彼を表現する言葉にピッタリだと思います☺️ 更新、ありがとうございます!最近寒くなってきましたので、お身体に気をつけてください☺️次回も楽しみにしております♪
土曜日の正午前
平日の昼間と変わらないほど 静かな家の中
今日は皆外出すると言っていた
家にいるのは
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いつも通り 遅い時間に目覚めたぶるーくは
大きく伸びをした後
部屋を出て階下へと向かった
洗面を済ませてキッチンへ向かうと
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スマイルが冷凍食品の袋を凝視していた
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ぶるーくは冷蔵庫から ミネラルウォーターを取り出しながら スマイルの手元を覗き見る
冷凍パスタのようだ
その作り方を見ていたのだろう しばらくしてスマイルは顔を上げて
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とぶるーくに声をかける
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そう言ってスマイルは冷凍庫から もう一つ冷凍パスタを取り出した
すでに出ていた海鮮の和風パスタと そして明太子のクリームパスタ
ケチャップが嫌いな スマイルらしいチョイスだなと
ぶるーくはひそかにそう思った
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期待以上の美味しさに 2人は舌鼓を打つ
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ぶるーくに問いかけられて スマイルは怪訝そうに首をかしげた
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逆に問われて ぶるーくは シャークんとのやり取りを思い出す
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スマイルは呆れたように肩をすくめる
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2人はしみじみと頷きながら パスタを食べ続けた
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パスタのお礼にと ぶるーくはコーヒーを淹れた
カップをテーブルに置いて ソファに座りながら
彼にしては珍しく 人を羨む言葉を口にする
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小説を読んでいたスマイルは
タブレットを膝に置いて 自分のマグカップに手を伸ばした
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ぶるーくは呟くようにそう言って コーヒーを口にする
スマイルはなにも言わず 静かにぶーるくの顔を見た
その視線に気づき 困ったように眉を下げて 笑顔を見せるぶーるく
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熱弁を振るうぶーるくに スマイルは苦笑いを浮かべる
悩みを伝えられるのかと思いきや 急に惚気を聞かされてしまった
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そう心で呟きながら スマイルはコーヒーを口にした
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そう言い終えたぶるーくは 手にしているマグカップをジッと見る
ゆっくりと息を吐いたスマイルは 日差しの差し込む窓に目を向けた
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スマイルの言葉に ぶるーくは顔を上げて彼を見る
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スマイルは少し笑って そしてぶるーくの顔を見る
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そう言ったスマイルは 優しい笑顔を見せてから マグカップを手にした
スマイルの言葉は ホットミルクを飲んだ時のように 体の中に染み込んでいく
ぶるーくも笑顔を見せた
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その言葉にぶるーくは納得する
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お礼を伝えると スマイルは照れくさくなったのか
無造作にマグカップをテーブルに置いて タブレットを手にした
そして意味もなく ウロウロと指を動かし始める
そんなスマイルの姿にぶるーくは笑った
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スマイルがまるで独り言のように言う
スマホを見ていたぶるーくは顔を上げた
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淡々と言ってはいるけれど その表情はとても優しい
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唐突にぶるーくにそう言われ
スマイルは顔を赤くして狼狽える
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遊ばれていると理解して スマイルはぶるーくを睨んだ
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そう言いながら ぶるーくが手を叩いて笑った
その時
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ソファの背もたれに肘をついて
スマイルとぶるーくの間を割るように
きんときが顔を出した
その顔は 恐ろしいほどの笑顔だった