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倉田ユウキ

(まさかあんな悪夢を見るなんて…)

ユウキは,あの悪夢を思い出しながら学校に登校する

倉田ユウキ

あっ…

夏川アサリ

何!?

倉田ユウキ

あ…なんでも…ないです…

夏川アサリ

そう…

登校中,夢でお世話になったアサリに遭遇し,思わず,アサリの前で驚いてしまった

当然,現実世界で関わったことはなく,特に何もなく会話はすぐに終わった

倉田ユウキ

びっくりした…ってか,この学校に居たのか!?

ユウキは,驚いて独り言をそれなりの声で言う

夏川アサリ

(何!?あの人…
変な人ね…)

その後,普通に授業を受け,特に何もなく,

ただただ時間が過ぎていった

次の授業,移動教室だったことから,ユウキは,授業の準備をしていた

倉田ユウキ

(さて,さっさと移動しとかねぇと,遅れちまうからな…)

そんなことを考えていた時,隣の教室がいつも以上に騒がしかった

倉田ユウキ

(隣がやけに騒がしいな…って,早く移動しよっ!)

ユウキが移動しようとした時,1人の女の子が,複数人の男女に囲まれていた

倉田ユウキ

(あれは,アサリか?)

ユウキは,足早に次の授業の教室に向かう

夏川アサリ

(さっきの人,朝の…っ!?こっち見られた!?)

夏川アサリ

(あっ,走り去っていった…)

その後,特に何もなく,授業が終わった

倉田ユウキ

(ったく,あのゴリラセンコゥの野郎,ほとんどの休み時間に雑用押し付けて来やがって…)

ユウキは,休み時間に,先生に雑用を押し付けられたようだ

浅羽タツオ

ユウキ,ちょ待てよ!

倉田ユウキ

なんだよタツオ,どこかで聞いたようなセリフで止めて来やがって

浅羽タツオ

え?さっきの誰かの名言だったの?

倉田ユウキ

(マジかよ…)

浅羽タツオ

あ,そんなことより,今日隣のクラスに新しい転校生がやって来てて,それが超絶美少女なんだけどさぁ〜

倉田ユウキ

え?隣の!?あ〜…

浅羽タツオ

え!?その反応,もしかして気づいてなかったのか?

倉田ユウキ

まあ…あんまり自分の教室戻ってなかったから…

浅羽タツオ

マジかよ…

倉田ユウキ

すまん…

浅羽タツオ

まぁ,でも,すぐにでも分かるさ。かなり噂されてるくらいの美少女だからな!

倉田ユウキ

それって,どんなひ…

倉田ユウキ

えっ!?

ユウキと,タツオの2人が話していると,アサリが目の前を通り過ぎていった

夏川アサリ

浅羽タツオ

い,居た!あの子あの子!!(小声で)

倉田ユウキ

わ,分かったから落ち着けって!聞こえる!!(小声で)

倉田ユウキ

(マジか!転校生だったのかよ!?)

浅羽タツオ

な,美少女だろ!(小声で)

倉田ユウキ

あ,ああ…

浅羽タツオ

なんだよ,そんな薄い反応して!なんだ!?もしかして会ったことあるのか?

倉田ユウキ

(ぎくっ)そ,そんな訳ないだろ…

倉田ユウキ

(そんな大声で言うなよ)

浅羽タツオ

ほんとか?なら今から確かめてやる!

そう言って,タツオはアサリの元に走って行く

倉田ユウキ

馬鹿!?よせ!

浅羽タツオ

あの,すみません

夏川アサリ

はい!?

浅羽タツオ

えっと…いきなりすいません。隣のクラスに新しく転校して来た方ですよね…?

倉田ユウキ

(いきなり突っ走っといて下手に出るのかよ…)

夏川アサリ

えっと,そうだけど…何の用?

浅羽タツオ

コイツが,転校生の,君を見て,驚いてたから,知り合いなのかなって思って…

倉田ユウキ

うおっ!?

タツオは,ユウキの肩を掴んで,ユウキとアサリを会わせ,アサリに確認を取ろうとする

夏川アサリ

(あっ,今朝の…,どうしよう…)

倉田ユウキ

あ,会ったって言っても,随分前の事だし,道端ですれ違っただけだから!

浅羽タツオ

えっ?そうなの?

夏川アサリ

(え?じゃあ,今朝のは,そういうことだったの?)

倉田ユウキ

だから,アサリは覚えてる訳ない…

倉田ユウキ

あっ!?

浅羽タツオ

えっ!?

夏川アサリ

え!?何!?

浅羽タツオ

お前,確か…!?

倉田ユウキ

友達!隣のクラスの友達に聞いたから!!

浅羽タツオ

えっ!?でもさっき…

倉田ユウキ

とにかく!邪魔してすみません!行くぞタツオ!

そう言って,強引にタツオの腕を掴んで,逃げるように走り去る

夏川アサリ

な,なんだったの!?さっきの…

倉田ユウキ

はぁ,はぁ…(走って息が切れた)

浅羽タツオ

はぁ,はぁ…(同じく走って息が切れた)

浅羽タツオ

お前,さっき転校生のこと初めて知ったって言ってたじゃねぇか…

倉田ユウキ

えっ!?まさか名前まで一緒なのか!?

浅羽タツオ

えっ!?あ,ああ…
ん?もしかして,名前分かっててなかったのか?

倉田ユウキ

ああ…
それどころか,本当に転校生だって知らなかったよ…

浅羽タツオ

じゃなんで名前を…

倉田ユウキ

はぁ,話すしかないのか…(面倒くさそうに)

浅羽タツオ

ああ,どういうことか説明してもらうぜ…

倉田ユウキ

実はな,昨日見た悪夢で,アサリに会ったんだよ。冗談抜きで

浅羽タツオ

えっ!?悪夢?夢の中でか?

倉田ユウキ

ああ…まさか現実に同じ人に会うとは思わなかったがな…

浅羽タツオ

おいおい,嘘だろ,流石に…

倉田ユウキ

じゃ確認してみなよ,俺が誰かに,アサリの事を話したクラスメイトが居るか。

倉田ユウキ

タツオなら,俺が嘘ついてるかどうか分かるだろ?

浅羽タツオ

浅羽タツオ

しかしだな…現実にそんな出来事が…

倉田ユウキ

俺も思いたくないわ!恐ろしい夢だったんだからな!

浅羽タツオ

え!?マジで何の夢見てたんだよ

倉田ユウキ

学校が教師達に襲撃されて,町中が霧で包まれて,それから…

浅羽タツオ

待て待て,情報量多い!入り切れんわ!

そして,ユウキは,1から順番に,見た悪夢の内容を話した

倉田ユウキ

な?怖いだろ?

浅羽タツオ

えっ?怖っ…何!?豹変した親戚のお姉さんがお前の母さんのスマホに音声送った後,家の中に入って来たこともそうだけど,お前らもおかしくなったのも普通にホラーだな…

倉田ユウキ

しかも,何でか分かんないけど,変な小山にも行ってたし,意味不明すぎて分からん。何で,危機に陥る度に小屋の出来事思い出すんだよって感じだよ…

浅羽タツオ

で,同級生とその小山に行ってたけど,何故か他の人らは全員殺られてたってのも分からん…

浅羽タツオ

なあ,ユウキ…

倉田ユウキ

ん?

浅羽タツオ

お前この話,小説にしてみないか?ホラー小説で,売れるかもだぜ?

倉田ユウキ

でも,学校から脱出した後,どうやって家に帰ったかとか,どこでアサリと解散したかも覚えてないしなぁ…

浅羽タツオ

んなの,適当に創作すりゃいいだろ…

倉田ユウキ

(いや,そんなんで売れるほど甘くはないだろ…)

浅羽タツオ

お前,そういや,寝る前に怪談朗読聴きながら寝てたっけ?

倉田ユウキ

マジでたまにだよ?

浅羽タツオ

(そりゃ,怖い夢もみるわ!)

浅羽タツオ

なぁ,ユウキ,明日からアサリに話しかけてみようぜ?

倉田ユウキ

え?何で急に

浅羽タツオ

ほら,もしかしたら,あの夢の内容思い出せるかもしれないしさ,小説作りたいじゃん?

倉田ユウキ

本音は?

浅羽タツオ

そりゃ,小説作りもできるし,あの美少女のアサリとも話せるし一石二鳥だろっ!

倉田ユウキ

ごめん,無理だわ

浅羽タツオ

冷てえなぁ〜

倉田ユウキ

お前みてないから俺しか作れないだろ

浅羽タツオ

だから頼んでんじゃねぇか…

倉田ユウキ

まぁ,今まで通りで行こうぜ,確かに,あの美少女のアサリと話せないのは辛いが,現実を見ようぜ?

浅羽タツオ

マジかよ…

倉田ユウキ

ほら,とっくに下校時間過ぎてるぞ!帰るぞ!

そう言って二人は,帰路に着く

倉田ユウキ

ただいま

ユウキの母

お帰り

倉田ユウキ

あ…そういや,親戚の由美香お姉さんって,今元気なんかなぁ?

ユウキの母

さあ…最近関わってないから分からないんだけど…

ユウキの母

どうしたのよ?急に…

倉田ユウキ

あ,いや,似た人を街で見かけたからちょっと気になっただけだよ

ユウキの母

あ,そう?

倉田ユウキ

(まあ,最近話聞いてないからなぁ…普通に元気だと良いんだけど)

倉田ユウキ

(とりあえず,課題終わらせて,音楽でも聴くか)

その後の食事後,親戚の由美香お姉さんのことを気にかけて,ユウキ母は,連絡を取ってみる

由美香

(え?あのユウキくんが!?)

由美香

なんか返信しとかないとなぁ〜

由美香

これで良いかな?

由美香

あ〜ね…なるほど。

ユウキの母

みたいよ

倉田ユウキ

それって,俺も会うん?

由美香

う〜ん…

ユウキの母

おっ

こうして,三人会うことになった

一方,アサリは…

夏川アサリ

あの男の子,なんか変な人だなぁ…

夏川アサリ

何で逃げたんだろ…

ベッドに横になって,考える

倉田ユウキ

ん…ここは…

ユウキは,また,霧に包まれた学校の廊下に倒れていて,今目を覚ました

倉田ユウキ

また,ここ…何なんだ?

倉田ユウキ

(そうだ!アサリに連絡…って,アサリから連絡入ってた)

倉田ユウキ

ま,マジか…とりあえず…

倉田ユウキ

とりあえず,返信を待つしかないか…

倉田ユウキ

(今のうちに,どういう状況か確かめとかないと)

ユウキは,現在の状況を掴む為,霧に包まれた学校を周り始める

倉田ユウキ

(外も霧に包まれてる…
でも,幸いなことに,霧が包まれてるだけで,気温が低くて,寒い訳ではない…)

倉田ユウキ

え!?それって…

ユウキは,狂った親戚の由美香お姉さんのことを思い出した

倉田ユウキ

アイツ!まさか!?

ユウキは,突然,人が変わったように変貌し,強い殺意を抱く

何故か,ユウキは,そんなメッセージを送ってしまっていた

倉田ユウキ

あ,届いた

倉田ユウキ

(殺すつもりなかったって,あんなやつ,死んで当然だよ!)

倉田ユウキ

あっ…

そんな時,これは夢で,今のユウキは,変貌した別の姿のことに気づく

倉田ユウキ

何で俺…さっきあんな殺意を抱いてしまったんだよ…

これが夢である事を思い出した途端,先ほどの殺意に,罪悪感を覚える…と同時に,自分という人間に恐怖を覚える

倉田ユウキ

(こ,怖っ…)

倉田ユウキ

(お,俺は一体…)

倉田ユウキ

(あ,そうだ!早く返信を…)

すると,すぐアサリから連絡があった

倉田ユウキ

(わっ…改めてこのメッセージ見ると,心が痛むな…)

倉田ユウキ

一旦これで様子みるか

倉田ユウキ

(ん!?霧で姿見えないけど,明らか化け物いるな)

謎の化け物

フォォォー

倉田ユウキ

(まじアイツヤベェって…)

倉田ユウキ

(ま,マジ…?)

倉田ユウキ

はぁ…(ため息)
覚悟決めるか…

アサリから通知が来る

倉田ユウキ

(まあ,こんな夢の中でしか活躍できる場面がねぇからな…悲しいことに…)

謎の化け物

フォォォォー

倉田ユウキ

こっち来やがれ馬鹿やろぅ!

ユウキは,謎の化け物を,霧で見えないようにすり抜け,近くの階段から,謎の化け物にも聞こえるくらいの声で,誘導する

倉田ユウキ

えっ!?お前,まさか…

その直後,ユウキの身体はその化け物の手によって,潰され,全身から赤い血が飛び出し,べちゃっという音を立てて…

倉田ユウキ

はぁ…はあ…はあ…

倉田ユウキ

ゆ,夢…

ユウキは,先ほどの悪夢から目を覚ました

倉田ユウキ

お,俺…俺の身体…大丈夫,だよな…

ユウキは,そう独り言を言い,反射的に自分の身体を見たりするが,どこもおかしくはない…

倉田ユウキ

よ,良かったっ…

倉田ユウキ

(それにしても,なんか変な化け物に襲われたけど,襲って来たやつ…小屋に居たやつだよな…何で…)

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