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┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 体が重い。動かせない。 意識もぼんやりとしていて、ここがどこなのかも分からない。 寒くて、全身がなんとなく痛くて苦しい。耳鳴りの後ろで微かに暗黒竜の唸り声が聞こえてくる。 ふと、ぼやけていた視界がはっきりとしてきた。 横たわった誰かの手が目の前に見える。それは抜け殻のようで、びくともしない。白くて細いその手になぜか懐かしさを覚えて、無意識に手を伸ばす。 瞬間、体が軽くなったような気がした。 意識が遠のいていく。 何か大切なものを置いていってしまうような感覚に襲われて、少し虚しくなった。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

滅亡へ向かう空の王国-第2章|暗闇に光る泡沫

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