シヴァ
友達がいないってのは大体こんなもん。
陽キャたちは友達とゲームとか、
外で暇を潰しているのかな
シヴァ
まじで、天気がいい
日差しが強くて目が痛くなる
昔に遊んでいた公園にでも行こうかな…
たっつん
ゆあん
うり
ヒロ
なおきり
もふ
たっつん
ゆあん
うり
もふ
ヒロ
なおきり
もふくんも大人組だよな
見た目の通り、真面目で優しい性格の持ち主。
大変そうだなって思いながら見ていると
子
親
たっつん
ゆあん
うり
子
親
ヒロ
なおきり
もふ
………
何も見なかったことにしよう
それに、なんか嫌な予感がするからもう家に帰ろう…
気づけば外は日が沈んでいる頃だった。
もうそろ行かなくちゃ。
と思い、カメラとスマホ。
一応、財布も持ってこ。
カーッカーッ
烏が鳴いているともう夕方か…と思う
あれ…
道こっちで合ってるっけ…?
まぁ、迷いながらも到着した。
人がいっぱいいてもう、酔いそうだった。
まだ、花火大会までは時間があるから少し食べ歩きしようかな…
まずは、チョコバナナから行こうかな
夜ご飯が食べれなくなりそうだったため、少しだけ食べて腹を満たした
時間を見てみるともうすぐ始まりそう。
俺は人気の少ない場所で写真を撮ることにした。
辺りは少し暗くてみづらい。
人の存在には気付けるが、顔は見えない暗さ。
花火が上がる前のこのザワザワしている感じ。
あれ…
またもや、どこかで聞いたことのある声がした
と思った次の瞬間に
パーンッ!
と大きな音を立てて火花が散っていた。
シヴァ
と驚いたけど、俺はすぐさまカメラを構えた
カシャッ…
俺は綺麗に撮れているか確認した。
んー…微妙だな…
もっと満足いく写真を撮らなきゃ…
と思っていると、左側から
『めっちゃ綺麗〜!』
と声がした。
気になったのでその声がした方を見てみると
綺麗な浴衣姿の彼女がいた。
俺は勝手に手が動き、彼女をメインにしてシャッターを切った_。
カシャ
と、そこら中に響き渡った瞬間
茶髪の女の子が『え?何?盗撮?』
と言ったらみんなで俺のことを見てきた。
それに続いてピンク髪の子も『え?本当じゃん…盗撮だよッ!』
と言った。
俺がどうしていいか分からず、オドオドしていると
一軍女子のリーダーである人が俺のところまで来て話しかけてきた。
リーダー
シヴァ
いや…撮ったのはお前じゃなくて彼女の方だよ?
一軍
シヴァ
と、言っていると俺のカメラを奪ってきた。
シヴァ
俺はこの世の終わりみたいな顔で見ていた。
リーダー
リーダー
あー終わった
ゆういつの、女の子の知り合いだったのに
これじゃあ、本当にボッチになっちゃうじゃん…
一軍
るな
るな
あー絶対最低なんて言われるんだろうなと覚悟して
2人きりになってしまった。
るな
シヴァ
るな
シヴァ
るな
るな
るな
私専属のカメラマンに任命します!
シヴァ
るな
あ、因みにこの世界ではLI◯Eは、RAIKAと呼んでいるよ。
シヴァ
るな
るな
シヴァ
彼女はルンルンでこの場を去っていった。
シヴァ
シヴァ
なんて、独り言を吐いて俺は家に帰った。
結局満足のいく写真は撮れず、悔しがっている俺を見たお母さんが
手作りマカロンを持ってきてくれて、心を落ち着かせた。
ああ。本当自分勝手。
コメント
6件
あ、えっと、その、あと、シヴァさん…その写真頂けません?
物語書くの上手いですね!