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うわぁあぁぁぁぁぁあぁあ… やっぱり言葉使い本当に上手ですよね…!! 確かに💜🤍🐰さんが女の子だったらこんなことは なかったかもしれないけど今までの時間は 💜🤍🐰さんが今の💜🤍🐰さんだったからこそ あった時間って考えると…… 自分だいたい喧嘩する時ってなんか こういう深いことで喧嘩しないんですよ…w アミノ酸 さんしか書けない物語ですよね… 尊敬します!!
アミノ酸
クエン酸
アミノ酸
アミノ酸
くっそ読みづれぇっ!!!
アミノ酸
アミノ酸
クエン酸
アミノ酸
アミノ酸
クエン酸
!お願い! ・通報やめて、、、 ・地雷さんはUターン! ・物語の流れで一部病み要素あるかもです ・ご本人様には一切関係ありません! ・なんでもありな方向け
アミノ酸
しょうくん
いむくんがペン先を動かす。
いむくん
しょうくん
いむくん
いむくん
パンッ
2人でハイタッチを交わした。
いむくん
相当溜まった課題。
プリントの数々は今日初めて 手を付けたもののように見える。
しょうくん
いむくん
しょうくん
いむくん
少し申し訳なさそうで 少し満更でもなさそうな いむくんを横目に 椅子の背もたれに背を付ける。
しょうくん
いむくん
さっきまでの勉強に対する 苦悩の表情とはガラリと変わった 明るい瞳になったいむくん。
しょうくん
いむくん
顔を天井に向けながら 目線だけいむくんに向ける。
しょうくん
しょうくん
いむくん
今度は膝に頬杖をついてから ニコリと微笑む。
しょうくん
いむくん
しょうくん
いむくん
しょうくん
いむくん
しょうくん
いむくん
さっきよりもマジレベルで いむくんは聞く。
しょうくん
しょうくん
いむくん
しょうくん
いむくん
しょうくん
いむくんのお父さんは、 僕が女に生まれた方が いろいろ都合が良かったんだと思う。
今更、婚約申請を取り消す事は 難しいとは思うが。
しょうくん
いむくんは、僕が女だった方が 良かったんだろうか。
しょうくん
いむくん
いむくんは首を横に振ってくれた。
しょうくん
しょうくん
いむくん
呆れたような緊張しているような顔を 見せるいむくん。
いむくん
いむくん
しょうくん
いむくん
しょうくん
いむくん
しょうくん
ガチャ
シャーペンの芯をしまって ペン立てにかける。
5年前、誕生日に いむくんに貰ったシャーペン。
シャーペンを5年間使い続けるのも 野暮だけれど、いむくんからの 大切なプレゼントだ。
しょうくん
懐かしさに笑みがこぼれる。
ガチャッ
いむくん
背の低いいむくんの後ろから かしこまった まろちゃんが出てくる。
いふくん
いむくん
しょうくん
いふくん
いむくん
しょうくん
いふくん
しょうくん
いむくん
いふくん
いふくん
コトッ
しょうくん
いふくん
しょうくん
しょうくん
いふくん
しょうくん
本当に誰にも聞こえない声で呟く。
いや、呟くんじゃない、 心の中で唱えるくらいの声で。
いむくん
しょうくん
いむくん
しょうくん
大体のものはもう買ってもらってる。
どうも欲しいものもない…
欲しいもの……したいこと…でも ええんかな…?
しょうくん
いむくん
しょうくん
こんなこと頼めない。
しょうくん
いむくん
いむくんはニヤリと笑みを見せて 人差し指を僕の目線の前に伸ばす。
しょうくん
いむくん
しょうくん
いむくん
不意打ちの言葉に面を喰らう。
いむくん
しょうくん
不覚にも少し照れてしまう。
いむくんに少し赤い顔がバレないよう 膝と膝の間に顔を埋める。
いむくん
しょうくん
しょうくん
いむくん以外には あまり聞かれたくない内容だ。
いふくん
しょうくん
いふくん
しょうくん
ガチャッ
まろちゃんが行ったのを見送った後、 いむくんの方から話が切り出された。
いむくん
しょうくん
いむくん
しょうくん
いすに持ち上げていた足を下ろし、 膝の上に手をつく。
いむくんと目を合わせないために 下を向いて話を続ける。
しょうくん
しょうくん
しょうくん
別に…契約結婚やけど… 好き同士だからっていうか…
しょうくん
いむくん
いむくんの驚いた表情。
時間が止まっていた気がした。
しょうくん
自分が言っていることが 何だか不安になってきてしまう。
いむくん
いむくんが左手で右手を ぎゅっと抑えて言う。
しょうくん
これでいむくんに引かれたりしたくない。
しょうくん
いむくん
いむくん
しょうくん
……不安げだとしても"好き"と 言ってくれるのは悪くない。 …とは思う。
少し安心した顔で机の端の方に 目線をずらす。
本当に安心しているのかは知らない。
しょうくん
いむくん
目を瞑る。
いむくん
しょうくん
少しの間密度の薄い沈黙が続く。
いむくん
しょうくん
いむくんの声に思わず目を開ける。
いむくん
少し震えた声で言われる。
しょうくん
別に強要する理由はない。
しょうくん
しょうくん
しょうくん
心の中に浮かぶ小さなイラつきを 押し込んで溶かす。
大丈夫、落ち着け、僕。
いむくん
いむくん
勝手に話が進む。
自分の小さなイラつきが 顔に出ていたのかもしれない。
いむくんの無節操でマイペースなとこ、 僕あんまり好きじゃないんよ。
顔色を伺ういむくんの姿に イラつきが自制できなくなってくる。
しょうくん
しょうくん
口からポロポロと言葉が出てくる。
いむくん
その一つ一つの言葉に 困惑した顔をされる。
いや、申し訳ない顔? もしくは気まずい顔?
しょうくん
いむくん
言い訳の手口でも切り出そうと しているのだろうか。
いむくんの行動一つ一つが ブレーキを壊していく。
しょうくん
しょうくん
いつの間にか椅子から立ち上がっていた。
自分でも息が荒いのがわかる。
いむくん
いむくん
だから、泣きそうな顔、すんなや。
しょうくん
しょうくん
いむくん
いむくん
いむくんの口が微かに動く
いむくんは俺に聞こえてないと 思っとるんかな?
聞こえてる。全部。
君のことなら、俺はなんでも分かる。
だって、長い付き合いやもんね。 そのくらい分からないと。
しょうくん
そろそろ呆れてきた。
ろくに質問に答えず、 言い訳ばっかりしようとする。 すぐ話を逸らす。
しょうくん
ため息の代わりに俺の口から 怒りの声が漏れる。
いむくん
しょうくん
今の自分、きっと みっともない顔しとるよな。
しょうくん
自分の尺度にもキレそう。
いむくん
無理に話を繋げようとされる。
僕の機嫌を取ろうとするいむくん。
いむくんは身振り手振りで 話を進めていく。
いむくん
「【キンギョソウ】さん」
この人の事は知らない。
でも確かにいむくんの口からは 何度も聞いたことがある。
…思えば、何時でもそんな名前を 口にしていた気がする。
しょうくん
しょうくん
声が震える。
あぁ、俺、今泣きそうになってるんやな
しょうくん
涙を押し殺して お腹の底から声を絞り出す。
上手く…笑えてるかな?
いむくん
いむくん
しょうくん
しょうくん
言葉を出そうにもため息に消える。
感情に左右されすぎて疲れてきた。
もうこの場でこれ以上 怒るのも意味が無い。
しょうくん
いむくん
しょうくん
こちらに伸ばされたいむくんの手が ゆっくりと下がる。
いむくん
いむくんの口元は強ばっている。
…俺だって、いむくんに 嫌われたままじゃいやなんよ。
しょうくん
いむくん
しょうくん
扉を向こうに押し開けて 足を踏み出す。
しょうくん
しょうくん
いむくんは、僕が女の子だったら、 今よりも僕を好きでいてくれたのかな
しょうくん
しょうくん
ふいに視界が歪む。 涙が溜まっている。
しょうくん
泣いた跡が残らないように 手を押し付けて涙を拭く。
いふくん
しょうくん
タイミングが悪い。
泣いてんのバレるやんか。
さいあく。
しょうくん
バッ
顔を隠すように立ち上がり歩き出す。
走り出したらいかにも 泣いているようでかっこ悪い。
いふくん
いふくん
後ろに早足で着いてくるまろちゃん。
しょうくん
しょうくん
"だるい"という言葉を押し殺して。
後ろに振り向かずに言葉を吐き捨てる。
しょうくん
いふくん
しょうくん
しょうくん
車を待つ。
しょうくん
空はまだ暗くない。
周りがよく見える。
しょうくん
車を待つ間もいむくんの顔が 脳裏にチラつく。
しょうくん
しょうくん
しょうくん
キキッ…
目の前に黒い車が止まる。
ガチャッ
しょうくんのメイドさん
しょうくん
しょうくんのメイドさん
しょうくん
しょうくんのメイドさん
開く黒い車体のドア。
その中の後部座席に腰を下ろす。
しょうくん
窓からいむくんの家を眺めながら 口先を動かした。
しょうくんのメイドさん
しょうくん
しょうくんのメイドさん
メイドさんは半分驚いたように言う。
まぁ今までドレスだけは 毛嫌いしてきたもんな。
いむくんの為なら 魔法にかかるのも悪くない。
しょうくん
しょうくんのメイドさん
少しだけ空いた窓の隙間から 風が漏れてくる。
風になびき、崩れた髪を耳にかける。
しょうくん
好きも嫌いも、明日には分かる。
アミノ酸
クエン酸
クエン酸
アミノ酸
アミノ酸
クエン酸
アミノ酸
アミノ酸
アミノ酸
クエン酸
クエン酸
アミノ酸
アミノ酸
りうらくん
いむくん
しょうくん
ないこくん
いふくん
ゆうくん
アミノ酸
クエン酸