少し間が空いた後、記憶の隅に置いてあるものをふと思い出し、クロノアさんに伝えることにした。
nakamu
少し悩む仕草をみせ、了承してくれた。
どこまでも優しいんだな
そんなことを考えているうちに時間は経ち、クロノアさんは仕事の為、総統室に戻った。
そして入れ替わるように、しにがみさんが入ってきた
どこか深刻そうな顔をしながら。
nakamu
ふと、問いかけてしまった
しにがみ
話を要約すると運ばれた時念の為と、血液検査をしたらしい
そこで、しにがみさんも見たことの無い成分が混合されていたとのこと
自分自身、見に覚えの無い。
しかし第一に思い浮かべる人と言えば、らっだぁさんだ。
きっとクロノアさんが来る前に薬を混合し、気絶させようとしたんだろう
まぁ見事に気絶しましたけど
だが、しにがみさんに心配を掛けさせるわけにもいかない。
nakamu
我ながら下手な嘘だと思ったが、何かを察しとってくれたのかそれ以上追求されることは無かった。
時は経ち一週間後。
クロノアさんの話によるとらっだぁさんはあの後海辺で遺体となって発見されたらしい
まぁ無理は無い
総統会議をする前に、くろのあさんと俺は気分転換にバルコニーに出た
空を見たのはいつぶりだろう
そのせいなのか当時は分からなかったが、空がとても綺麗に感じた。
nakamu
そう俺が伝えると、クロノアさんも返事をした。
クロノア
クロノアさんには感謝しても仕切れない程親切にしていただいた
この空がいつまでも続けば良いな
そしてクロノアさんに目を遣ると優しく微笑み返してくれた
そう思った瞬間 視界が真っ暗になった
目が覚めるとそこは病室の一角だった
どこか安心感を抱く
すると突然部屋に誰かが入ってきた
シャークん
nakamu
シャークん
シャークん
確か何日か前に運営国に手伝いに行って
問題も起こらず仕事が終わって帰って
その後招待を受けて運営国に行って
何してたんだっけ
nakamu
シャークん
シャークん
そう言い残すと病室から出て行った
なんかこの記憶に触れない方が良い気がする
まぁいっか
まぁ何事も全てが計画通りに行くとは限らないか
我ながら良く考えた計画だと思う
愛している人と居られるだなんて
とても素晴らしい
どこにデートに行こうかな?
クロノア
返信出来るわけ無いか…w
クロノア
愛してる
自分の中では理想に近い状態で完結出来ました
皆様のおかげです
ありがとうございます
是非コメント欄に考察を書いて頂けたら嬉しいです
コメント
2件
最高でした♪