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中学二年生の夏…
青葉美香
一葉羽庭
青葉美香
一葉羽庭
のんきな私は、後ろから迫りくる影に気付なかった。
青葉美香
一葉羽庭
大きなクラクションの音が辺りに轟々と響く。
私が気づいた頃には、車は轢轆と、凄惨な音を立てながら美香の体を蝕んでいた。
一葉羽庭
地面に描かれた血の軌跡、辺りに響く悲鳴、けたたましいサイレンの音… すべてが「地獄」そのものだった。
救急隊
一葉羽庭
…誰が見ても助からないとわかるほどの惨状。
…でも、私は美香が助からないことを、認めたくなかった。
救急隊
涙で視界が滲み、うまく話せない。
一葉羽庭
救急隊
…それからのことは、もう何も覚えていない。