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美香がいなくなったこと。 それは私を守ってくれる人がいなく なってしまったということでもある。
武村
一葉羽庭
武村
一葉羽庭
うぁっ、苦しぃ…
一葉羽庭
後藤
武村
一葉羽庭
…もうこんなのが日常になってしまっている。
他にも水をかけられたり、ゴミを 投げつけられたり… トイレに行かせてもらえなくて、 教室に汚い水溜りを 作ってしまったこともあった。
一葉羽庭
机に描かれた非情な言葉。いつものことだ。
…悪意に溢れた笑い声と、 凄惨な言葉の雨。 こんな日々から逐電したいと感じる ばかりだ。
先生
みどり
武村
みどり…私の幼馴染だ。 彼女もまた、いじめられているらしい。
先生
みどり
また、淡々と授業は進んでゆく。
先生
うつり
先生
キーンコーンカーンコーン…
先生
次の授業は移動教室だ。
…私はいじめられるのが嫌で、いつも少し遅く準備している。
うつり
二人しかいない教室の中、彼女は悲しそうにして話しかけてきた。
…みどりの親友だから知っているだけで、あまり話したことはない。
一葉羽庭
うつり
一葉羽庭
私が背中を触ると、確かに紙のようなものがあった。
一葉羽庭
うつり
一葉羽庭
私が言葉を言い切るより先に、彼女はどこかに行ってしまった。
…私も教室に向かおうとしたとき、ふとある考えが頭によぎった。
一葉羽庭
私は殆ど無意識で、鞄だけを持ってある場所へと向かった。 …学校の、外。 この街から抜け出したら…私は…