/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
ガラッ…
扉の開く音がする
ついつい体がビクついてしまう
話していた通り、 グルさんと他の幹部が 俺の所へとやってきた
皆の視線が俺を見ていて怖かった
でも、ぺ神が俺の手の届く範囲に居てくれて少し安心してた
sn
sn
皆がぺ神を見てたけど、やはり 俺のことは信じられないみたいで 冷たいような目をしてたように見えた
怖い
皆から何言われるんやろう
怖いの一文字が俺の頭の中を 埋め尽くす
sn
ぺ神が皆の視線に気づいて言う
kn
sho
皆も同じやと言うように 俺に目を向けた
皆、俺を冷たい目で見とったし 怒ってるように見えた
ごめんなさい
立てなくて、ごめんなさい
ほんまはもっとやれるはずなんに 仕事できるはずなんに
体が震える
怖かった
俺は自然に手を伸ばして ぺ神の裾をグッと 力なく引っ張った
sn
ぺ神は俺にすぐ気づいてくれて
片手を後ろに伸ばして 俺の手をぎゅっと握ってくれた
トントンと俺を落ち着かせるように ぺ神の少し冷たい手が 俺の手を優しく叩く
俺も必死に手を握った
gr
グルさんが声を出す
gr
グルさんの声がいつもより怖くなる
グルさんが怒るときの声色や
sn
sn
ぺ神も珍しく怒ってるように見えた
gr
sn
sn
静まり返る室内にぺ神の 声だけが響いた
sn
そう言ってぺ神が俺の方に顔を向けて
sn
優しくぺ神は俺に問いかけた
震える体と息のしにくさに 気づいたらしい
皆が見てるのに 動けないなんて笑われる
そんなん皆に迷惑やし
首を縦に振ると
sn
ぺ神が優しく笑った
sn
ぺ神がエミさんに声をかけた
em
そう言いながら俺の近くに来る エミさん
sn
sn
sn
言われてみればそうやった
何にも言ってないのにぺ神は 俺を庇ってくれた
sn
sn
ぺ神の言葉に皆が言葉を詰まらせる
sn
俺の方を見て ニコッとする彼に コクッと俺は小さく頷いた
sn
sn
sn
sn
sn
sn
そう言ってエミさんとぺ神が 俺の体に手を触れて 起こしてくれる
sn
コソッと話してくれるぺ神
俺も頷いた
ぺ神とエミさんが起こしてくれて そこから手をゆっくりと放した
tn
力を込めても言うことを聞かない 体はほんまに嫌やった
倒れそうになったところを ちゃんとぺ神が支えてくれる
ut
皆が俺を見て唖然としてた
やっと俺が危ない状態だと言うことに 気づいてくれたようだ
zm
ゾムさんが口を開いた
sn
sn
ぺ神の言葉にホッとした顔をするやつも黙ってるやつもいた
皆、俺が治ったらまたきつく 言ってくるんやろうなぁ
そんなことを思う
俺、ストレスにも負けないから ちゃんと仕事するから
だから怒らんといて
嫌な顔しんといて
俺、頑張るから
俺を誰か認めてください
皆に目を向けながら俺は そんなことを静かに思っとった
コメント
10件
号泣しました。
ほんまに泣いたわ。トントンは味方おるんやから生きててええで無能ちゃうで。
ちょっと気づいたんだけど、ゾムの呼び方が、ゾムじゃなくてゾムさんになってるのが怯えてるのが分かるってことに気づいてびっくりした。 あと神
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ