神鬼
俺の過去編スタート
神鬼
バレー楽しかったねお兄ちゃん
木兎
楽しかったぜ〜
神鬼
早く帰ろうよ
神鬼
ただいま
神鬼
声が聞こえないな
木兎
そうだな寝てんのかな?
木兎
行こうぜ
神鬼
うん
神鬼
暗
神鬼
本当に寝てるんだね
木兎
だな
神鬼
電気つけるね
木兎
おう
電気をつけると
神鬼
⁈
神鬼
母さん
木兎
父さん
血だらけの
両親がいた
木兎
えっどうしよう
木兎
警察、救急車
木兎
どっちだっけ
神鬼
ええ〜と
神鬼
両方
神鬼
スマホ
部活とかで遅くなるから持ってるよ
神鬼
『すみません
神鬼
母さんと父さんが泣』
警察
『どこですか』
神鬼
『○○××○×と言うところです』
警察
『すぐ行きますそっちで状況を聞きます』
神鬼
どうしよう
木兎
母さん父さん泣
神鬼
この家にまだ殺人鬼がいたら?
神鬼
その時はどうしたら
殺人鬼
なんで人いんだよ
神鬼
えっ
木兎
神鬼っ
目を瞑った
痛みは
感じなかった
警察
大丈夫?
そこには俺を守ろうとして
''刺された警察官''がいた
神鬼
泣すみません泣
警察
俺は大丈夫だから
嘘ついてる
大丈夫じゃない
この人はもう少しで
''死ぬ''
警察
○○時○○分殺人鬼逮捕
警察
(他の警察官だよ)
警察
大丈夫ですか
その声が聞こえた瞬間助けてくれた警察官は
''死んだ''
神鬼
あああぅ
神鬼
俺を庇ったから死んだ
神鬼
俺のせいだ
警察
違うよ
神鬼
この状況を見てそう思うんですか
神鬼
泣すみません泣
神鬼
泣すみません泣
必死に謝った
謝っても許されることではない
自分のせいで人が死んだんだ
許されないことなんて
わかってる
このようなことを考えてると警察官は思っただろう
でも
違う
俺は興奮してた
今までは全部
演技だ