僕の彼女だもん 番外編

ゆいかo'ᆺ'o さんのリクエストで、番外編です！

大きな溜め息を落とし、とぼとぼ歩く。

俺、何言ってんだろ…叶うわけないって分かってたのに。

ころちゃんが少しでも見てくれるかも、なんて…

空が滲んで見える。

え、俺泣いてる？まじか……

学校に付き 靴を履き変えると教室へ向かう。

ほんとなら、隣にころちゃんが居たんだけどなぁ…

なんで押しちゃったんだろ。俺馬鹿じゃんw

ｶﾞﾗｯと教室の扉を開ければ、そこには

花瓶の水を入れ替える彼の姿があった。

誰居ないと思っていた教室に人がいた為

びっくりしながらも、辛さを押し殺し 明るく振る舞う。

無駄な心配かけたくないし…

なんで分かったんだろ……ジェ‪𐤔くん、こんな人だっけ？

自分から言い出したくせに、急に大声で止めるから

びっくりしちゃったじゃんw

そう言えば、にひひっと笑った。

あまりにも衝撃的な言葉で…遠回しに

俺とジェ‪𐤔くんが絶対に付き合う、みたいな…

そんな訳ない！

そう思い、そっぽを向いてこう言った。

図星をつかれ、つい逸らしてしまう。

優しく微笑む彼。

風が靡き、彼の髪の毛が綺麗に揺れている。

太陽にてらされているからか、いつもより眩しく見えた。

元から輝いてる人が、これ程を望むものか。

まぁ、さすがジェ‪𐤔くんって感じ…

｢ そんな未来が見えてる ｣って…ふふ

ただの自己満な彼の言葉が、今日は心に響いた。

慰めくれた気がした。

2人が付き合う事になったのは、この数ヶ月後のこと………