ー此処から連れ出してー 第1話
鬼滅の刃夢小説 煉獄杏寿郎 ○○←貴方 その他諸々
私の家庭環境は酷い…
酷すぎる
父
てめぇ実の父に逆らうのかぁ?
○○
違っ…
○○
きゃっ、、!!
頬を殴られ口の中は血だらけだった
○○
…ごめ……なさ…っ、
父
あぁん?聞こえねぇな
と、足で私を踏み潰してきた
○○
痛っ、、痛いっ、、痛いよっ、、
○○
もぅ辞め……
ふと顔を上げると
視線を、ふと廊下へ向ける
そこには笑いながら見てる母の姿が、
○○
お母さ…っ、ん
○○
助…っけ、て!
母
嫌よぉ〜?
○○
何っっ、で、、
○○
ぁ…
○○は気絶してしまった
翌日
○○
(もう…こんな時間)
○○
(学校…行かなきゃっ、)
○○
(間に合った、)
煉獄 杏寿郎
む!○○!おはよう!
○○
っ、おはよう
私は必死に作り笑顔で 挨拶を返した
煉獄 杏寿郎
よもや!何故○○はいつも長袖長ズボンなんだ??
○○
え、いや、あの、その
痣や傷を隠す為…なんて言えないよ
○○
さ、寒いからかな、
煉獄 杏寿郎
今は夏だぞ?風邪か?
○○
ぅぅ……とっ、とりあえず
○○
教室行こっ、授業遅れちゃうよ?
煉獄 杏寿郎
あ、あぁ。そうだな
授業中
○○
…
○○
(何で私は…あんな暴力を受けなきゃいけないの……?)
○○
(…でも誰にも相談出来ないし…)
○○
(帰りたくないな……)
○○
(帰ったら……どうせまた…)
放課後
煉獄 杏寿郎
○○!一緒に帰ろう!
○○
…うん。良いよ
正直 煉獄さんと居る時が 1番楽しいし癒される
ずっと このままが良いな……
煉獄 杏寿郎
じゃあ○○また明日学校で会おう!
○○
うん、
こんな近くに居るのに…
助けての一言も…言えない……
○○
……ただいー……
母
もう!何で貴方はいつもそうなのよ!
父
あぁん?おめーもだろうが!
と、母の髪をぐぃっと引っ張っていた
母
痛っ、痛いぃぃ!辞め……辞めて!
私はそれを見てる事しか出来なかった
母
離しっ……離せ!!
父
うるっせーんだよ!くそばばあがよ
母
いやぁぁぁぁ……痛い……痛い……
何故か助けるという考えが浮かばなかった
○○
……。
母
○○……○○……。助け…て?
お母さんの前に行き屈む
○○
何で……。
○○
何で助けてあげなきゃいけないの…。
○○
私の時は助けてくれなかったじゃん
母
ごめっ、ごめん!謝るからぁぁ……痛っ痛いいぃぃ
○○
(本当は助けたいよ、だって)
○○
(例えどんなに酷くても……)
○○
(私を産んでくれたお母さんだもん)
○○
(でも助けたら…私まで……)
○○
(もう……良いや)
お母さんの腕をぐぃっと引っ張り
玄関の方へ突き飛ばした
母
っ、あり、がと、ふふ
母
これで私だけ逃げられるわぁ!
ガチャン
○○
っ、(馬鹿だな……私)
父
てめぇぇぇ!!
と殴りかかってきた
○○
痛っ、痛いっ、、、
○○
あ”ぁ”……もう……辞め……てよ
翌日
ろくにご飯を食べない生活が続いた
○○
(お腹空いた……)
隣では
父
うんめぇな!この肉〜
○○
ちょうだ……っ
と言ったら
水の入ったコップを投げつけられた
○○
ひぃっ……!!痛……っ
○○
あ、血が……まぁいいや……
○○
(うん、血止まった)
○○
あ……
長袖長ズボン…着てくるの……忘れた