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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

っ……。

はぁ〜ぁ…

もう朝か…。

今日も朝から撮影ね…

最近寝不足で正直キツい。

まぁ頑張るしかないんだけどね…。

グラッ…

うっ…ぁ…

やっば…

倒れまではしなかったけど、ひどい立ちくらみ。

鏡を見ると、

顔は青白くて唇は紫。

貧血か。

まぁそれだけで仕事に穴を開ける訳には行かない。

俺が頑張ればいいだけなんだから。

歯磨きをして朝の風呂入って、

財布が入っていた小さいカバンに、

錠剤の薬を入れて家を出た。

ガチャ…

おはよー…

北斗

お。おはよ。

京本

いつもより早いね。

うん…。

早めに目が覚めちゃって…。

頭がグラグラして起きちゃっただけだけど。

ジェシー

えぇー、めずらし…

バカにしてる?

ジェシー

別にぃ…?

慎太郎

ってか、樹どうした?

えっ?

なにが?

慎太郎

いや、めっちゃ白いよ?

はっ?

なに白いって…笑

慎太郎

いや…顔…

慎太郎

青白いっていうか…

慎太郎

気分でも悪い…?

慎太郎、こういうとこは鋭い。

別に…?

白いのはいつものことだよ笑

俺別に色黒じゃねぇし笑

髙地

…そう?

髙地

なんかあったら言ってよ?

分かってるよ笑

また嘘ついちゃった。

どもー!

北斗

SixTONESでーす。

髙地

です。

ジェシー

いえーい!!

慎太郎

どーも!

京本

すとーんず!!

ねぇ、ちゃんとそろえてくれる?笑

ジェシー

へーい!!

やっぱりみんなうるさい。

それに比べて俺は

貧血が酷くなってきた。

頑張って元気なフリしてるけど

確実に悪化はしてる。

今日はですね、

テニス会場を貸切って、

五番勝負をやりまーす!!

いえーーい!!

北斗

じゃあ次は、

北斗

髙地と樹の1対1でーす!

京本

がんばれー!

慎太郎

はい、樹ボール。

慎太郎

気をつけてね。

うん。ありがとう。

ジェシー

いけー!!

サーブを打とうとしたら、

激しい目眩に襲われた。

ボトッ…

衝撃でボールを落として

バタッ…

そのまま後ろに倒れた。

はぁ……ぁ…

慎太郎

樹?どした?

…っ……

目眩…が…

北斗

目眩…っか…

北斗

樹。ちょっと休もっか。

北斗

ごめん髙地。一旦止めるね。

髙地

分かった。スタッフさん呼んでくるね。

ジェシー

慎太郎、右肩持って。

ジェシー

そこのベンチまで運ぶよ。

慎太郎

分かった。

京本

樹ー?大丈夫?

っ…

北斗

寝てていいよ。力抜いてリラックスしててな。

コクッ…

じゃ、お言葉に甘えて。

すぅー…すぅー…

髙地

寝るのはや…

北斗

そんぐらい疲れてたんだろうな…

京本

ちょっと休ませてあげないとね…。

ん……

あ…おれ…

ジェシー

あ、おはよ樹。

あれ…みんなは…?

ジェシー

全員仕事だよ。

ごめん…俺…

ジェシー

大丈夫だよ。

ジェシー

まず自分の心配しなきゃ。

うん…わかった…。

ジェシー

ちゃんと気をつけなよ?

ジェシー

体調悪いと何も出来なくなるんだから。

年下のジェシーに心配されて、

俺って馬鹿だな。

嫌いじゃないけど。

うん。ありがとう。

SixTONESがびょーきになったり、怪我したり〜短編

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306

コメント

2

ユーザー

田中は、みんなに迷惑かけるから最後まで隠し通すか、すぐに言うかの2択そう笑(ただの偏見)

ユーザー

あぁぁぁー! SixTONESのやつもいいな、、、、天才か。 SixTONESで樹が1番好きだから、こういうの見てると樹の性格が分かってきそう。笑

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