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ロコン🧊❄
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コメント
1件
ああ、面白かったです。民話の「十二支」を猫サイドから描く視点が新鮮ですね。ネズミに騙されて十二支を逃した猫が、結果的に人間に愛されてのんびり暮らす——この着地、すごく好きです。龍が働きづめで過労死したって話も、設定の奥行きを感じます。「人間に愛された動物が一番」という猫の境地、納得の一歩でした。続き、気になります!
十二支とは
任期は100,000年、 100年に一度開かれる神々の定例会見で発言権を持つ席を与えられた動物のことだ
また神の使いとして下界で生活している動物たちのおおまかな方向性も決められる
この制度は神の気まぐれによって始まった
神
神
神
神
神
神
この神の発言はたいへん動物界を沸かした
馬
ヘビ
犬
猫はその日の集会に参加していなかったので後日知ることになる
猫
猫
猫
猫
ネズミ
猫
ネズミ
ネズミ
猫
ネズミ
ネズミ
猫
猫
ネズミ
この日、猫は誤った日付を教えられ、誰しもが知っている通り十二支のメンバーになれなかった
子牛虎卯辰巳馬羊猿酉犬亥
10日後に行われた儀式で正式な十二支が認められた
十二支の初仕事は下界のどういった場所に誰を振り分けるのか、といったものだった
砂の大地、高山、海の中、氷の上 それぞれ住み家を指定された動物たちは下界へ降りて行った
天界との違いは、そこは秩序がない場所だったので次第に弱肉強食の社会が構成されていった
下界
猫
ネズミ
猫がネズミを追いかけている
いくら十二支の動物といえど上と下の世界で立場が逆転することもある
そんなこんなでかなり長い時間が経った
人
猫
今、猫は人の膝の上で丸くなって頭を撫でられている
初めて猫が人に近づいたとき彼らは食べ物をくれた それから猫は何世代もかけて立派な愛玩動物に落ち着いた
ネズミへの恨みも薄れかかっていたころ天界から突然のお告げが届いた
神
ネズミに騙された嫌な思い出がよみがえる
でも十二支にならなくてよかったと思う部分がある
龍は賢く、勇ましく、強かった
それゆえ、神々から愛された
出来うる仕事をすべて押し付けられて、下界に姿を見せる機会が滅多になかった
働き続けた結果、過労死する個体もいたし恋愛の仕方すら忘れていた
ネズミも下界ではいつも疲れた顔をしているし愛想がないから人間に嫌われ、ゴミダメに追いやられた
見つけ次第殺されもする
猫は頭を撫でられながら爪で引っ掻かれた壁を眺めている
人
人
レースは1月2日だっけ?
猫