第7話
神獣を制圧した頃、私とカレンはガーディアンを一掃し終えていた。
カレン
そう言ってカレンはその場に倒れ込んだ。私はそっと肩を支える。その時、何か懐かしい感覚になった。それは昔カレンと一緒に戦っていた時と同じものだったからだろう
スッパ
カレン
その時、再びガーディアンが動き出し私たちを取り囲んだ。
カレン
私たちが武器を構えた時、鋭い音が全てのガーディアンを切り裂いた。目の前にいたのはリンクだった。
カレン
何故かゼルダ殿もいる。
ゼルダ
ミファー視点
その頃英傑たちは皆合流していた。
ウルボザ
ミファー
見慣れない顔が3人いる。シドが言っていた子孫とは彼らのことなのだろうか……。
ミファー
テバ
そうか。もし未来から来たというのなら知らないのも当然か。 私たちは彼女について説明し始めた。
スッパ視点
私たちが最後に残ったのは飛行型ガーディアンだ。数は2体。リンク殿とゼルダ殿は歩行型に苦戦中。我々だけでなんとかするしかない。
スッパ
カレン
彼女は肩で息を切らしていて頷くだけだった。無理させるのはあんまり良くないが……
スッパ
彼女はコクリと頷いた。私は飛行型に剣を振りかざす。しかし簡単には壊れない……。
スッパ
足に力を込めて思いっきりジャンプする。そしてガーディアンの頭部を真っ二つに切り裂いた。だがもう1体が私めがけて突進してきた。それをかわして背中に剣を刺す。そしてそのまま地面に叩きつけるように倒した。
カレン
スッパ
彼女はガーディアンが倒れたと同時、地面に落ちた。
スッパ
やっと再開して…分かり合えたと言うのに……こんなの……!
ゼルダ
私の叫び声にリンク殿とゼルダ殿がこちらに気づいた。
ゼルダ
スッパ
そして私たちはハテノ砦に向かう。彼女を腕で抱きながら……。
カレン視点
薄れゆく意識の中、私はスッパとの思い出を思い返す。懐かしいな……。この感じも……。でももう最期だ……。
カレン
スッパ
もう目は見えないがスッパは近くにいるのだろう。私は最後の力を振り絞って声を出した。これだけは…伝えておかなきゃ……
カレン
スッパ
カレン
私はそのまま目を閉じた。すると懐かしい声が聞こえた。
回想の中
スッパ
コーガ
カレン
スッパ
リーバル
コーガ
カレン
シド
カレン
ミファー
カレン
英傑達
カレン
スッパ
カレン