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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

第7話

神獣を制圧した頃、私とカレンはガーディアンを一掃し終えていた。

カレン

終わった……

そう言ってカレンはその場に倒れ込んだ。私はそっと肩を支える。その時、何か懐かしい感覚になった。それは昔カレンと一緒に戦っていた時と同じものだったからだろう

スッパ

無茶する性格は変わってないな。

カレン

うるさい

その時、再びガーディアンが動き出し私たちを取り囲んだ。

カレン

倒しきれてなかった……!

私たちが武器を構えた時、鋭い音が全てのガーディアンを切り裂いた。目の前にいたのはリンクだった。

カレン

リンク…!?なぜ……!

何故かゼルダ殿もいる。

ゼルダ

一部始終見ていました。後で色々聞きたいことはありますが…とりあえず今は全力で立ち向かいましょう!

ミファー視点

その頃英傑たちは皆合流していた。

ウルボザ

ミファー、あんたも無事だったみたいだね

ミファー

みなさんも……。よかった……。

見慣れない顔が3人いる。シドが言っていた子孫とは彼らのことなのだろうか……。

ミファー

あとはカレンたちだけだね……

テバ

あの…カレンとは……?

そうか。もし未来から来たというのなら知らないのも当然か。 私たちは彼女について説明し始めた。

スッパ視点

私たちが最後に残ったのは飛行型ガーディアンだ。数は2体。リンク殿とゼルダ殿は歩行型に苦戦中。我々だけでなんとかするしかない。

スッパ

カレン?大丈夫か?

カレン

………

彼女は肩で息を切らしていて頷くだけだった。無理させるのはあんまり良くないが……

スッパ

私が右、カレンが左だ。いいな?

彼女はコクリと頷いた。私は飛行型に剣を振りかざす。しかし簡単には壊れない……。

スッパ

なら……!

足に力を込めて思いっきりジャンプする。そしてガーディアンの頭部を真っ二つに切り裂いた。だがもう1体が私めがけて突進してきた。それをかわして背中に剣を刺す。そしてそのまま地面に叩きつけるように倒した。

カレン

はぁ…はぁ……

スッパ

カレン!!

彼女はガーディアンが倒れたと同時、地面に落ちた。

スッパ

おい……!しっかりしろ!いつも自分で治して大丈夫だって強がっていただろ……!

やっと再開して…分かり合えたと言うのに……こんなの……!

ゼルダ

!カレン!!

私の叫び声にリンク殿とゼルダ殿がこちらに気づいた。

ゼルダ

これは……!とりあえず早くハテノ砦に連れていきましょう!こちらも倒せたので!

スッパ

あぁ……

そして私たちはハテノ砦に向かう。彼女を腕で抱きながら……。

カレン視点

薄れゆく意識の中、私はスッパとの思い出を思い返す。懐かしいな……。この感じも……。でももう最期だ……。

カレン

スッパ……

スッパ

……っ!なんだ?もう少しの辛抱だ!

もう目は見えないがスッパは近くにいるのだろう。私は最後の力を振り絞って声を出した。これだけは…伝えておかなきゃ……

カレン

私…ずっと前からあなたのことが好きだった……。だから……死ぬ前にもう一度あなたに会えて良かった……

スッパ

馬鹿なことを言うな……っ!まだ助かる!

カレン

……もう…無理…だよ……

私はそのまま目を閉じた。すると懐かしい声が聞こえた。

回想の中

スッパ

お前はいつも無茶をするな。もっと仲間を頼れ。

コーガ

お前はイーガ団の誇りだ!俺様はとっても心強いぞ!

カレン

皆様お久しぶりです!長らくおまたせしてすみません!

スッパ

許さん

リーバル

許さない

コーガ

俺様を待たせやがって!

カレン

え〜…フルボッコ……

シド

まぁまぁそれなりの理由があるのだろう?な?

カレン

………( *¯ノ³¯*)ヒューヒュー

ミファー

カレン3?

カレン

ソノ…アノ…メンドクサカッタトイウカアキタトイウカ……

英傑達

うん、処す

カレン

ごめんってー!!

スッパ

ということでいよいよ終盤?でござる。さらば!

カレン

何しれっとあんたがまとめてるの!?

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