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今宵は、月に1度行われるマフィアによる売買の日。
武器や奴隷などは、この日にまとめて買う必要がある。
マフィアにとってこの日は特別な日であり、取引の方が重視されるため事件やマフィア同士による乱闘は比較的少ない。
勿論、私にとっても大切な日である。
だが、私はこの日が嫌いだ。
なぜって、それは……
モブ
モブ
東京
普段なら見るはずのない“ペット”に遭遇するからだ。
“ペット”というのは、私たちが生きている裏社会で奴隷や実験体として生きる人間のことで、その多くは身寄りの無い子供ばかりだ。
私は、そんな“ペット”と呼ばれる人間が嫌いだ。
なぜ同じ人間なのに、違う扱いを受けなければならないのだろうか。
東京
私は、光で煌めく真夜中の新宿に足を踏み入れた。
北海道
北海道
東京
この方は、私に武器を提供してくださっている北海道さん。
私が幼少期の頃からの知り合いであり、私が唯一心を許している人だ。
北海道
東京
北海道
そう言い、店の奥に消えていく北海道さん。
その数分後、両手に大きな麻袋を持って私の前に現れる。
北海道
北海道
北海道
東京
北海道
北海道
東京
武器といえば、拳銃を思い浮かべる人も多い。
実際、マフィアの多くは拳銃を使っている。
だが、私は昔から刀を使っている。
拳銃を扱うことも可能だが、刀の方がしっくりくる。
勿論、刀は遠距離戦には向いておらず、下手したら死ぬ可能性が高い。
しかし、身丈に合わない武器を使うよりよっぽど良い。
東京
北海道
北海道
東京
北海道
東京
北海道
北海道
北海道
東京
競りというのは、いわばオークションと同じだ。
より多くの金額を提示した人間に、その商品が渡される。
それが人気であればあるほど、人間は集まる。
そうすれば、人がごった返すため、帰ることが困難になる。
ここは、北海道さんの言う通り、早めに切り上げた方が良いだろう。
東京
北海道
手を振る北海道さんを横目に、私は自宅へと踵を返した。
《設定》
北海道
名前:北海道 性別:男 身長:191.3㎝ 性格:普段は温厚だが、怒ると怖い
武器商人であり、東京が唯一心を許した人物。 元マフィアであり、東京が現れるまでは、日本で2番目に強いマフィアだった。東京のことを幼少期から知っており、いつも影から見守っている。
Q.東京のことをどう思っていますか?
北海道
北海道
北海道
北海道
北海道
北海道
北海道