あなたの事が
大好きだ。
だけど、それは簡単に言えるものじゃない。
君を前にすると、喉に何かが詰まったようになかなか出ない。
私はこんなにもあなたの事を思っているのに…
どうしてその気持ちを
伝える事が出来ないんだろう。
奈々
奈々
奈々
姿勢を正す。
奈々
ガラガラッ
暁斗
奈々
俊介
暁斗
俊介
整った顔立ち、パッチリ二重で、爽やかな雰囲気。
奈々
暁斗
奈々
暁斗
暁斗
奈々
暁斗
暁斗
奈々
奈々
暁斗
奈々
暁斗
奈々
暁斗
少し素っ気ない態度がまた可愛い。
その日から私は彼に恋をした。
麻織
奈々
それから1ヶ月、少しこのクラスにも慣れてきた。
奈々
麻織
ガラガラッ
奈々
暁斗
俊介
俊介
暁斗
暁斗
俊介
奈々
暁斗
奈々
暁斗
奈々
優しく微笑む彼の顔は凄く美しかった。
麻織
奈々
奈々
奈々
奈々
奈々
それから半年
私はこの止めどなく溢れてくる恋の気持ちを伝えると決意した。
キーンコーンカーンコーン
奈々
暁斗
奈々
暁斗
奈々
暁斗
奈々
奈々
暁斗
奈々
奈々
奈々
暁斗
奈々
暁斗
奈々
会話が全く弾まなく黙りあってしまう。
暁斗
奈々
暁斗
奈々
奈々
暁斗
暁斗
奈々
暁斗
暁斗
バクン!
聞こえてしまうんじゃないかと思うほど、心臓が激しく動く。
声は小さかったが私は凄くはっきり聞き取れた。
「好きなんだ。」
奈々
暁斗
暁斗
奈々
自分から伝える事は出来なくても
恋が叶う事ってあるんだ…。
私は彼の照れた横顔を見ながら
幸せだ。
と実感した。
ー END ー
コメント
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〜Happy End〜
ハッピーエンド!