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その夏
俺は高校三年生で
人殺しだった
我野翔
燈間千乃
我野翔
燈間千乃
我野翔
燈間千乃
我野翔
燈間千乃
我野翔
燈間千乃
我野翔
燈間千乃
燈間千乃
我野翔
我野翔
燈間千乃
燈間千乃
我野翔
――最近
俺の、大事な大事なコレクションたち
その皮膚の冷たさが
増したように感じるのは
気のせいだろうか
我野翔
我野翔
傍若無人なコレクター
趣味はもっぱら人体収集
それが俺、我野翔
我野翔
我野翔
我野翔
その日も作業場に向かった俺が見たのは、俺と同じ人殺しだった
葉桜玲太郎
我野翔
葉桜玲太郎
葉桜玲太郎
葉桜玲太郎
我野翔
我野翔
葉桜玲太郎
葉桜玲太郎
我野翔
我野翔
葉桜玲太郎
我野翔
葉桜玲太郎
我野翔
我野翔
葉桜玲太郎
『あっ!そうたくんのゆびすごいきれい!』
『欲しいなぁ~!』
人の形が好き
あの目がキレイ
あっ、あの手飾りたいなぁ
そうした欲望を押し込めた結果、俺は人を騙すのが上手くなった
俺はおかしい
燈間千乃
我野翔
燈間千乃
燈間千乃
我野翔
燈間千乃
我野翔
燈間千乃
我野翔
燈間千乃
燈間千乃
我野翔
葉桜玲太郎
我野翔
我野翔
葉桜玲太郎
我野翔
我野翔
葉桜玲太郎
葉桜玲太郎
葉桜玲太郎
葉桜玲太郎
我野翔
葉桜玲太郎
我野翔
『ショッピさんは特別ですから!』
我野翔
我野翔
俺もわかんないよ
でも、もしかしたらわかりあえるかもって
そう思ったりして
我野翔
我野翔
葉桜玲太郎
葉桜玲太郎
我野翔
我野翔
葉桜玲太郎
我野翔
葉桜玲太郎
我野翔
葉桜玲太郎
我野翔
葉桜玲太郎
我野翔
葉桜玲太郎
我野翔
葉桜玲太郎
葉桜玲太郎
葉桜玲太郎
葉桜玲太郎
床に押し付けられて
目の前にはナイフと泣きそうなレパの顔があって
首を絞められて
我野翔
我野翔
我野翔
我野翔
葉桜玲太郎
ドッ
目が覚めるとそこは俺の部屋で
髪は少し短くなっていた
我野翔
我野翔
なんで、どうして
いっぱい溢れて
わけわかんねーよ
葉桜玲太郎
葉桜玲太郎
葉桜玲太郎
なんでこんなに上手くいかないんだろ
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