テラーノベル
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20年前から続く「運営国」の総統争い。
蹴落とし、騙し、殺し合う。そんな醜い争いをしていた。
…なぜ、そんなことをするのかって? それは、
''不死身になれるから''。
誰だって、死にたくない。誰だって、長く生き永らえたい。
そんな、欲に溺れた者たちの争い。
その中で、一際 力を見せていたのは
「らっだぁ」と名乗る男だった。
――20年前――
平和だった。
こんな日々が、ずっと続くんだと思っていた。
ずっと、ずっと、ずっと。…でも、
壊れるなんて、思っても見なかった。
「幸せは 突然壊れる」、まさにその通りだった。
ヴーッ ヴーッ ヴーッ ヴーッ
ドォン………ッ!
ザザッ『コンちゃ…ッ』
『そッチ…、行ッちゃっタ…ッ』
『全員ッ、やラれタ……ッ』
『生キてる、ケドッ…、動けナイ…』
『…勝っテ…ね…』
1。
ウゥ~ ウゥ~ ウゥ~ ウゥ~…
バ ッシャァァァァァァ…ッ
バチバチバチバチッ!
ドォン……ッ!
「わざと食べられた…とか無い?」
起きると、レウが椅子に座りながら寝ていた。
目の下には、大きな隈があり、寝ずに看病してくれたことが窺える。
レウは、俺の隣で横になり そのまま眠りについた。
そして俺も、ゆっくりと瞼を閉じた。
コメント
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らっだぁさん~、死なないで(т-т)