未来の私は

私達が小六になる頃、一人の女の子が転校してきた。

名前は＿

未来…ちゃん

そっか

うーんとじゃあ席はあそこな！

先生が私の席の後ろを指さす

クラスの人とも上手くやってた…つもりだった。

未来ちゃんが来てから私に対する虐めが始まった。

理由はよく分からない。

どうやら"紬"も気づいてないみたいだし……

でも紬が居てくれたから…

不思議と苦しくはない。

いつも楽しい！って訳では無いけど前よりは…楽しい

正直、この生活も紬とずぅっと一緒に居るって事も…

もう全部終わりにした方がいいのかな

消えたいって想いが、

紬と出会って

すごく大きく膨らんでいった。

幸せになってしまうのが凄く怖くて…

私なんかが幸せなっていいのかなって

未来を生きる自分の姿が想像できなくて＿

そんな、何気ない会話が好きだった

紬と過ごす時間、

紬が好きだった。

でも恋愛的な意味じゃなくて"友達"として大好きだった。

男女の友情っておかしいのかな。

6月16日 今日の進展はなかった。 あったとすれば紬くんと話したこと。 今日もカッコよかった！！！ 明日こそ絶対振り向かせる！

月が居なければ今頃紬くんとおしゃべりしてたりするのかな…

私が居なければ、

私なんか生まれなければ…

私なんか…消えちゃえばいいのに

居なくなればいいのに

そんな事を毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日

考えてしまって…

思ってしまって、

せっかく貰った命をすぐ捨てようとして

そんな自分が死にたくなる程気に食わなくて

惨めで…恥ずかしくて…

結局最初みたいに私なんかって考えてしまうことの繰り返し。

まだ、遊びたい

本当は生きたい

でも消えたい

ほんっとに我儘だな、私って

あれから1週間たった。

月はまだ居る、

内心凄くほっとしてる

消えちゃわなくて良かったなって

僕がこんなこと思うから月が消えれないのかもね