テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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なんで信じてくれないんだよ

第23話 - 水の中　バトエンII

196

2024年12月23日

#AMPTAK×COLORS

#まぜ太

#まぜ太嫌われ

#からつけあっきぃまぜ太ぷりっつちぐさくんあっとけちゃ

#ご本人様には関係ありません

#AMPTAK

こはる

今回もまぜ太くんのネタを書いていきたいと思います！

こはる

注意事項！

⚠注意⚠ ・辛い言葉があります・まぜ太さんが苦しそうにしてたりします・口調がおかしいところもあります・その他諸々あります嫌な方は回れ右をお願いします！それでもいいよという方、見てください！

こはる

設定は1話を！

こはる

今回長めです！

こはる

アフタートーク（？）はありません！

こはる

それではどうぞ！！

まぜ太Side

まぜ太

（ﾊﾟﾁｯ

目覚めは決して気持ちのいいものとはいえないなぁ…なんて他人事のように考える

眩しくて…、体が痛くて……

ちぐさくん

_____…！？

あっきぃ

_______？

ぷりっつ

____………？

けちゃ

____………__……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ

あっと

___…？___…__……？

まぜ太

（………だ…れ…？）

まぜ太

？（ﾑｸｯ（起

あっと

______________！！

まぜ太

（なんか…いってる……？）

まぜ太

………

お医者さん

_______________________？…____（ﾊﾞﾀﾊﾞﾀｯ

お医者さん

____________！

まぜ太

（お医者さん…かな…？）

お医者さん

________________！

場所や服装から見て医者だろうと考える

まぜ太

（なんだか嬉しそうだな…）

お医者さん

____________？

まぜ太

（俺も笑っとこ…）

お医者さん

………？

まぜ太

（あれ…？俺間違えた…？w）

ちぐさくんSide

まぜ兄が寝たきりになってから2ヶ月が過ぎた

今日はみんなタイミングが揃ってお見舞いに来ている

ちぐさくん

起きてよ……

ちぐさくん

まぜ兄……

俺は暇さえあればここに来て声をかけている

ぷりっつ

ん……そやな……

あっきぃ

まぜ兄……（ｷﾞｭｯ

けちゃ

まぜ…ち……おきて……よ……

あっと

まぜ……（撫

俺たちはこうして動かないまぜ兄に面会時間の一番最初からギリギリまで話しかける

ちぐさくん

今日も……だめか……

日が傾き始めた

ちぐさくん

（もう……そろそろ…）

ちぐさくん

（……タイムリミット…）

そんなことを思っていた時

まぜ太

（ﾊﾟﾁｯ

まぜ兄はおもむろに目を開けた

ちぐさくん

まぜ……にい…？

あっきぃ

まぜ兄……！！

ぷりっつ

ぇ……？

けちゃ

まぜ……ち……

あっと

まぜ……なの…か……？

まぜ兄は俺たちが話しかけても声を発さない

ちぐさくん

（怒ってる……よね）

それでも目を覚ましてくれたことに感謝した

ちぐさくん

（ありがと…、まぜ兄………）

ちぐさくん

（起きて……くれて……）

ちぐさくん

（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ

あと兄はナースコールを押した

すると意外にもすぐに看護師さん……、いや、お医者さんは来てくれた

お医者さん

目を覚まされたんですか…って……（ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ

お医者さん

良かったです！！

お医者さん

あなた2ヶ月も眠っていたんですよ？

ちぐさくん

っ……

分かっていても発せられた言葉に胸が痛む

お医者さん

どこかおかしいところはありませんか？

まぜ太

（ﾆｺｯ

ちぐさくん

………？

流石におかしい…… まるで……

ちぐさくん

（言葉が通じていないみたい…）

怒っているからじゃない？

ちぐさくん

（何か他の原因が……）

お医者さんも首を傾げている

でも相変わらずまぜ兄は黙ったままで…

ちぐさくん

まぜ兄…声…でない…？

けちゃ

え…？

まぜ兄は返事をするでもなくお医者さんの方を向いていた

まぜ太

？？

無視をしている訳でもなさそう…

まぜ太

（ｷｮﾛｯ（ﾊｯ

みんなに見られていることに気づいてか声の持ち主を探すような動きをする

まぜ太

………？

『俺に話しかけてる？』と言わんばかりに首を傾げてきた

ちぐさくん

耳も……きこえてない……？

あっと

そうなのか……？

あっと

ってこれも聞こえてないのか……

あと兄がなんとかジェスチャーで伝えるとまぜ兄はコクンと頷いた

あっきぃ

まぜ兄……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ

ぷりっつ

まぜ……兄……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ

お医者さん

少しいいですか？

お医者さんは持っていた紙を裏返すとペンで書き始めた

お医者さん）字は覚えていますか？まぜ太）はい。お医者さん）あなたは耳が聞こえていませんね？まぜ太）はいお医者さん）言葉は話せますか？まぜ太）いいえ

あっきぃ

っ…ほんとに……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ

お医者さん）どんな風に聞こえませんか？まぜ太）………音が濁ったように聞こえます。 …水の中……みたいです。

どう答えるべきか悩んだからかまぜ兄は少しペンを止めてから書いた

お医者さん

ふむ……なるほど………

まぜ太）ところで……

まぜ兄はひらりと手を降った

ちぐさくん

呼んでる…？

まぜ太）この人達は

ちぐさくん

ぇ……？

ちぐさくん

（俺たちのこと……？）

誰ですか…？

ちぐさくん

わすれ……ちゃったの……？

あっと

ぜんぶ……？

けちゃ

本当に？

ぷりっつ

いやや……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あっきぃ

………（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ

ちぐさくん

（いや……忘れたほうが良いのかもしれない……）

（昔の記憶も……）

（俺たちのことも……）

お医者さん）まぜ太さん、自分の事は分かりますか？まぜ太）はい。俺はまぜ太… ごめんなさい…それ以上覚えてないです。お医者さん）私の職業は？まぜ太）医者……じゃないんですか？お医者さん）いえ、医者です。お医者さん）まぜ太さん…、他に…、　　　　　　　　家や、学校などは…？

ぷりっつ

まぜ…にぃ……？

まぜ太

………（ｶﾞｸｯ

まぜ太

………！（ｶﾞﾀｶﾞﾀ

お医者さん

！！

お医者さん

すみません

お医者さん）大丈夫ですか…？

まぜ太

…………（ｺｸﾝ…（頷き

お医者さん）今、耳鳴りと頭痛がしませんでしたか？まぜ太）しました。

お医者さん

やはり、部分的な記憶喪失…、ですね

ちぐさくん

っ……

あっと

ぁ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ

ぷりっつ

おれ…、まだ……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

けちゃ

そん……な……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ

あっきぃ

まぜ兄……（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

お医者さん

社会的常識というか、なんというか、

お医者さん

生きていく上で必要な知識はある様ですが…、

お医者さん

学校や家といった場所、知っていた人など忘れていると思われます。

お医者さん

こういうのは大切に思っていた人、ストレスの原因などを忘れている場合が多いです

ストレスの…原因……

お医者さん）あと、声はどんな感じ　ですか？　　　　　　　　なんか喉詰まったみたい　　　　　　なイメージですか？　　　　　それとも声の出し方が　　　　分からないとか…？まぜ太）なんかどちらも違くて…、　　　　音がならないっていうか… 　　　　喋る内容が分からなくなるっていうか……？　　　　そういう感じなんです。お医者さん）そうですか……。　　　　ありがとう　　　　　ございます。

お医者さん

彼のストレスの原因が分からないことには何も……

お医者さん

……お話…、聞いてもいいですか？

あっと

……、はい…

お医者さん）すみません。私は少し席を外しますね。まぜ太）はい。分かりました。