あの飲み会から数日後とある喫茶店
りぃちょ
ニキ
ボビーの家で泊まった日さ俺キャメさんに告ったんだよねw
りぃちょ
それで、どうなったの?
ニキ
だから、振られるより先に惚れさせようと思って
りぃちょ
それで、どうすれば好きになってもらえるかっていう相談で合ってる?
ニキ
りぃちょ
ニキ
りぃちょ
俺もその日せんせーに告白したの
ニキ
りぃちょ
んで、しばらく考える時間が欲しいって言われた
ニキ
こんなん相談になんねぇじゃん…
りぃちょ
ニキ
お前、ボビーに好きな人がいるって分かってて告ったの!?
りぃちょ
せんせーって分かりやすいから、見ててすぐ分かった
ニキ
りぃちょ
ニキ
でもどうすっかなぁ…
他に相談できそうな人いないしなぁ…
りぃちょ
ニキ
りぃちょはなんでボビーが好きになったの?
りぃちょ
初めの頃はどんな事でもツッコんでくれる面白い人って感じだったの
りぃちょ
りぃちょ
りぃちょ
そんな感じ?w
りぃちょ
ニキ
ニキ
りぃちょ
ニキ
りぃちょ
ニキ
りぃちょ
ニキ
だからこそ、相手にも意識して欲しかったのかもね
りぃちょ
好きな人がいる相手に俺自身を見て欲しかったのかも
ニキ
りぃちょ
俺考えるの苦手だしw
ニキ
相談と言うよりもお互い相手のことをどれほど 好きなのか、どういうとこが好きなのかで話が 盛り上がりその場は解散となる
そしてこちらでも相談事がされていた
キャメロン
こっちこっちー
しろせんせー
待たせたか?
キャメロン
しろせんせー
んで、相談って?
キャメロン
その事なんだけど…
しろせんせー
キャメロン
ニキくんに告られた
しろせんせー
キャメロン
しろせんせー
しろせんせー
キャメロン
キャメロン
しろせんせー
しろせんせー
キャメロン
しろせんせー
キャメロン
しろせんせー
キャメロン
しろせんせー
しろせんせー
キャメロン
ちゃんと向き合ってみる
しろせんせー
キャメロン
それでせんせーの相談って?
しろせんせー
キャメロン
しろせんせー
キャメロン
しろせんせー
何食うかなぁ
軽食を食べ解散する
家までの帰り道でふと考える
しろせんせー
しろせんせー
ニキが好き…だったはずなのに… 今日の話しを聞いても胸が痛まなかった むしろ上手くいったらいいのにとさえ思ったのだ
その自分の心境に戸惑いと疑念を持ちながら 暗くなる前にと家路を急ぐ
帰宅後諸々の用事を済ませベッドに潜る
キャメロン
そうポツリとつぶやき彼のことを思い出す
キャメロン
キャメロン
キャメロン
そんな思考をめぐらせあのキスの事を思い出す 恥ずかしさから頬を染め1人のたうち回る
そのまま夢の世界へ…
キャメロン
戸惑いながらここが夢の中だと自覚する
海の方を見ると見慣れた2つの影 1人はしろせんせー、もう1人は…
その影たちが何か言っている かすかに聞こえたのは 「来世でまた会おう」 という一言だけ
そう言い合い2人はどんどん沖の方へ歩いていく
キャメロン
2人ともなにして…
制止する声は届かない と思えばバシャッと音を立て水しぶきを上げて 海の底へと吸い込まれていく
キャメロン
お願い…死なないでっ…!
引き上げようと必死に前に進もうとする しかし前に進むことが出来ずその手は届かない ただ2人が静かに沈んでいくのを 見つめることしか出来なかった