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両親にここに連れて行かれた
一度も行ったことがない
私が知らない場所だった。
お花摘みでもするのかな
そう思っていたけれど
違かった。
私は今ここに、
両親に捨てられた。
猫羽伶綺（ 幼少期 ）
猫羽伶綺（ 幼少期 ）
猫羽伶綺（ 幼少期 ）
思いっきり叫んでみると、後ろから足音がした。
猫羽伶綺（ 幼少期 ）
猫羽伶綺（ 幼少期 ）
そう思って後ろを振り向いた
猫羽伶綺（ 幼少期 ）
？
？
猫羽伶綺（ 幼少期 ）
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
猫羽伶綺（ 幼少期 ）
甘露寺蜜璃
知らない人と急に出会った。
彼女は何故ここに？
取り敢えず、事情を話してみることにする
猫羽伶綺（ 幼少期 ）
甘露寺蜜璃
猫羽伶綺（ 幼少期 ）
言葉を発する度涙が溢れ出そうになる
甘露寺蜜璃
そう言うと、暖かい手で私を撫でてくれた
両親ですらこんなことはしてくれなかった
たくさん涙が溢れた
甘露寺蜜璃
猫羽伶綺（ 幼少期 ）
知らない人にはついて行くな
そう言われた記憶がある。
でも、もう聞く必要は無い。
お父さん、お母さん、ごめんね
私はこの人について行きます
猫羽伶綺（ 幼少期 ）
甘露寺蜜璃
猫羽伶綺（ 幼少期 ）
私たちの出会いはここからだった。
そして、
私の人生もここからだった。
甘露寺蜜璃
猫羽伶綺（ 幼少期 ）
甘露寺蜜璃
猫羽伶綺（ 幼少期 ）
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
いつの間にか私たちは手を繋いでいた
こんなことも両親はしてくれない
この人、優しいな…
助けてくれて、ありがとう
作者
作者
作者
作者
作者
作者
作者
