愛華
愛華
シーン
愛華
シーン
愛華
愛華
赤
年齢:16歳
設定:基本無口で感情を表に出すことが少ない
中々心を開けない為友達が少ない
そんな彼が唯一尊敬しているのは無人くん
水
年齢:16歳
設定:普段は元気で明るい少年
ただ元気じゃない時が分かりやすすぎる為
幼なじみである初兎くんに心配されている
先輩である威風は実は兄のようだが…?
白
年齢:16歳
設定:心配性で臆病な少年
人見知りでコミュ障な為いつもほとけくんと一緒にいる
幼なじみであるほとけくんを心配している
誰にも言えない秘密がある
桃
年齢:17歳
設定:学園初高校二年生で生徒会長になった優等生
成績トップで誰にでも優しいが
誰にでも優しいからこそのトラウマがある
後輩である3人を気にかけている
青
年齢:17歳
設定:学年5位以内に入る優等生
生徒会長副会長を務めており無人くんといつも一緒にいる
普段人に弱みを見せない
ストレスが溜まりやすい為いつ壊れるか分からない
ほとけくんの実の兄のようだが…?
黄
年齢:18歳
設定:学園内では有名な少年
雰囲気からヤンキーと恐れられているが優しい
料理が得意で、家庭の事情でご飯を作っている
中々心を開かない
愛華
愛華
愛華
ご本人様とは一切関係ありません
水
白
桃
いつもの、何気ない日常
僕らにとって、それが一番楽しかった
くだらない事で笑いあったり 時には泣いたり そんな普通な生活を
青
桃
そんな日々が、壊れている事に 僕たちは気づかない
???
???
???
赤
赤
水
この子、めっちゃイケメンじゃん…!! 髪色赤…髪型ポンパドール それと耳にピアス……か
水
水
赤
あれ、結構暗い子だな…無理に明るくしない方がいいし 僕は僕なりにこの子と仲良くしていこっと
赤
水
赤
なんだか…無愛想だなぁ… 無口で無表情で まるで感情のないロボットみたい…
水
初兎ちゃ~んっ
白
赤
白
赤
とてと可愛いとは思ってないようなトーンだな…
赤
白
赤
白
水
白
赤
水
白
…別に気にしてないんだけどな
桃
水
赤
桃
この学園の生徒会長を務める乾無人です。
そう、微笑む生徒会長
赤
綺麗…この先輩…
桃
赤
桃
赤
桃
水
白
赤
…興味無いけど大人しくついて行くか…
赤
桃
赤
桃
赤
広すぎでしょ…なにここ
青
高身長の先輩が俺を見て固まった なんでだろう…
赤
青
桃
青
赤
桃
白
水
青
水
白
この先輩、圧がすごい…りうらは苦手なタイプだな…
青
水
青
うわ…
青
無人は甘いんやから…
桃
青
桃
…この人は優しそう、だな
桃
青
~1時間後~
青
赤
桃
赤
青
桃
赤
桃
赤
なんで…?俺今、沢山喋った…
桃
水
桃
白
赤
青
俺が生徒会室を出ようとした時
水
シーン…
青
水
白
有栖さんが焦って稲荷さんの口を塞ぐも もうお兄ちゃんって言ってるので手遅れ
青
白
青
呆然と稲荷さんを見つめる先輩達
水
白
…御免な会長さん
青
第1話 『生き別れの兄弟』
青
未だに信じられへん…ほとけが…? 母さんに聞いて見たらわかるんかな…
青
母
青
母
青
俺の事お兄ちゃんって呼んできて
母
青
母
青
母
青
その後輩なんか知ってるみたいだった…
母
貴方は一人っ子よ。兄弟はいないわ
青
母
青
やっぱり嘘だったんかな…でも、1個気になること… 母さんと瞳の色が、一緒なんよな…
青
取り敢えず勉強に集中するために お菓子を食べた
母
青
母
青
水
あ…まただ……
白
水
白
水
白
水
白
水
白
水
白
水
白
白
水
白
水
白
水
白
???
水
白
初兎ちゃんが僕を守るように僕の前に立った
???
水
???
あ、でも気安く関わったりしないでね♡
白
???
水
初めましてだけど、顔もよく見えないし… でもぶりっ子メンヘラ女ってことは分かる…
水
???
水
いふくんがこんな奴好きになるなんて有り得ない…
???
あ、今の会話録音しちゃったから♡
白
普段大きな声を出さない初兎ちゃんが 珍しく大きな声を出した
???
白
一瞬で消えた黒い影
水
本当にあれが広まったら困る そんな気持ちで学校に来た
もぶ
もぶ
猫宮先輩の事好きな人?
水
やっぱり、広まってる
もぶ
水
もぶ
もぶ
もぶ
もぶ
やだ、もうやめて…っ やだ、嫌…!!助けて…たす、けて…
もぶ
瑠花
猫宮先輩の隣は私しかだめ♡
水
瑠花
あんたみたいな人間には似合わないよ♡
バリッと僕の何かが壊れた気がした …もう、無理だ
もぶ
瑠花
もぶ
青
桃
瑠花
青
もぶ
瑠花
諦めたように逃げる女子たち
青
桃
水
赤
水
赤
そう静かに僕の手を掴むりうちゃん
水
赤
桃
青
赤
青
赤
…稲荷さんが完全に壊れる前に
青
桃
今日だけだからね
桃
青
水
御免、りうちゃん 僕もう…手遅れかも
赤
水
お気に入り、か……
水
赤
水
小声でそう言いながら小さく指を指す その先には
黄
先輩っ…ぽいな…
赤
水
やば、葉っぱ踏んじゃった
黄
水
赤
黄
赤
黄
水
あにきは何で屋上にいんの…?
黄
赤
黄
水
ある事を思い出したように顔を青くする稲荷さん
黄
水
黄
水
…ねぇ、りうらみたいになっちゃだめだからね、稲荷さん
黄
水
黄
水
黄
水
黄
そういうもんやからな
赤
瑠花
水
黄
瑠花
黄
獅子尾先輩の雰囲気が一気に変わった
瑠花
赤
瑠花
赤
瑠花
赤
一気に話すのは得意じゃないから、少しずつトゲを刺していく
黄
赤
そもそも好きが分からないけど
瑠花
赤
瑠花
赤
赤
瑠花
赤
赤
黄
赤
水
青
やっぱり、俺は一人っ子やから兄弟なんて…
白
青
白
真剣な顔をしながら写真を見せてくる初兎 この、写真は……
青
ほとけと、俺…?
白
青
白
青
白
その後捨てられて拾われてみたいな感じなんやって
青
確かに離婚したのは知ってるけど……
白
だから、拾ってくれた両親が本当の親だって勘違いしてたんよ
青
白
僕との関係は続いてたから、偶にお母さんに会うことがあって
青
白
いむくんに、お母さんいるでって言ったら
え…?あの人僕のままじゃないって言うねん
青
白
いむくんのことを心配するようになった
青
青
白
青
白
青
白
青
ガチャッ
桃
母
青
どうして、無人と一緒に…っ
白
桃
まろのお母さんも初兎ちゃんの隣に座ってください
母
桃
ガチャッ
水
青
桃
水
静かに俺の隣に座るほとけ
青
水
段々怖くなってきて、俺は無意識にほとけの手を繋いでいた
水
それに気づいたのか、ぎゅっとほとけも手を繋ぐ
桃
この録音のことですね。
母
桃
盗撮し、無許可で学園内に広めたものです
水
助けを求めるように初兎の名前を呼ぶほとけに 初兎は『大丈夫』と、首を縦にふった
水
桃
母
桃
母
水
青
水
聴き終わったのか母さんが静かにイヤホンを取った そして、訪れる静寂
桃
母
桃
母
青
本当に、そうだったんや…
母
この子が産まれて直ぐに夫と離婚したの
初兎が言ってたことと同じことを言ってる… ということは、父さんは……
母
その後は連絡が途絶えていたの
青
母
だからこの子は死んでいると思ったのよ
白
いむくんが生きていることに気づいた…と
母
白
母
そして、少し涙目になりながらほとけの方を向き
母
水
母
水
青
母さんは、父さんと連絡が途絶えた時 …父さんの事は探さなかったのか…?
青
母
青
ただ一つ残っていた
母
桃
母
桃
わざわざ来て下さりありがとうございました
母
桃
ガチャっ
赤
母
バタンッ
桃
白
水
青
白
桃
白
青
白
青
水
青
水
桃
白
青
桃
青
桃
白
いむくんは2人の事なんて呼ぶん?
水
桃
白
赤
桃
赤
此奴もなんかありそうなんよなぁ…
赤
桃
赤
無表情で飲み物を配っていく大神
桃
青
水
桃
結論、俺とほとけは血の繋がった兄弟だった そして父さんは生きているのか… 取り敢えず、俺とほとけの件は解決 これで暫く平和かな……っと思っているのもつかの間 俺達6人の間に、新たな問題が起こるのでした