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いれいす学パロ

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いれいす学パロ

1 - 生き別れの兄弟

♥

102

2023年07月01日

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愛華

はい、今回はですね

愛華

いれいす学パロですよいしょ~!!!!

シーン

愛華

…よ、よいしょ~!!!!!

シーン

愛華

はいもう行きます

愛華

一応設定書いておきますね

名前:大神りうら(おおがみ りうら)
年齢:16歳
設定:基本無口で感情を表に出すことが少ない
中々心を開けない為友達が少ない
そんな彼が唯一尊敬しているのは無人くん

名前:稲荷ほとけ(いなり ほとけ)
年齢:16歳
設定:普段は元気で明るい少年
ただ元気じゃない時が分かりやすすぎる為
幼なじみである初兎くんに心配されている
先輩である威風は実は兄のようだが…?

名前:有栖初兎(ありす しょう)
年齢:16歳
設定:心配性で臆病な少年
人見知りでコミュ障な為いつもほとけくんと一緒にいる
幼なじみであるほとけくんを心配している
誰にも言えない秘密がある

名前:乾無人(いぬい ないと)
年齢:17歳
設定:学園初高校二年生で生徒会長になった優等生
成績トップで誰にでも優しいが
誰にでも優しいからこそのトラウマがある
後輩である3人を気にかけている

名前:猫宮威風(ねこみや いふ)
年齢:17歳
設定:学年5位以内に入る優等生
生徒会長副会長を務めており無人くんといつも一緒にいる
普段人に弱みを見せない
ストレスが溜まりやすい為いつ壊れるか分からない
ほとけくんの実の兄のようだが…?

名前:獅子尾悠佑
年齢:18歳
設定:学園内では有名な少年
雰囲気からヤンキーと恐れられているが優しい
料理が得意で、家庭の事情でご飯を作っている
中々心を開かない

愛華

ぜぇ…はぁ…

愛華

こ、これから本編…

愛華

まぁ学パロ好きなので頑張ります

ご本人様とは一切関係ありません

しょ~さ~んッ!!

いむく…っやめてやぁ…

こらこら、廊下で騒いじゃダメだからね

いつもの、何気ない日常

僕らにとって、それが一番楽しかった

くだらない事で笑いあったり 時には泣いたり そんな普通な生活を

無人、行くよ

あ、まろ。は~い

そんな日々が、壊れている事に 僕たちは気づかない

???

…これで、3校目…

???

今度、こそ……

???

友達できる…よね…?

えと…転校生の大神りうらです。

これから宜しくお願いします

……おぉ~…

この子、めっちゃイケメンじゃん…!! 髪色赤…髪型ポンパドール それと耳にピアス……か

…仲良くできそうだな

宜しくね、りうちゃん

……うん、

あれ、結構暗い子だな…無理に明るくしない方がいいし 僕は僕なりにこの子と仲良くしていこっと

……

…ねぇ、りうちゃん…移動教室だけど…

…ありがとう、

なんだか…無愛想だなぁ… 無口で無表情で まるで感情のないロボットみたい…

時間はあるから、ゆっくり行こ。
初兎ちゃ~んっ

移動教室だよな、一緒に行こう、大神さん

…ありがとう

あ、そや…この子はらびまる。仲良くしたってな

…兎…?…可愛いね

とてと可愛いとは思ってないようなトーンだな…

…少し、撫でていいかな

ええよ。…ほら、

…大人しくて、いい子だね…

せやろ?らびまるは優しいんよ~

ちょっと2人とも、遅れちゃう~ッ

あぁごめんな、いむくん。…ほら、行こう大神さん

うん…

もう、遅れちゃうってばぁぁ…!!

いむくん廊下走らんとって…!!大神さんが大変やろ

…別に気にしてないんだけどな

こら、廊下では走らないでって言ったでしょ

げっ、ないちゃん…

…ない、ちゃん…?

あ、君は転校生かな?初めまして
この学園の生徒会長を務める乾無人です。

そう、微笑む生徒会長

…お…大神、りうらです

綺麗…この先輩…

全く…授業のことは俺が言っておくから、生徒会室に来なさい

…え、と…生徒指導ですか…?

半分正解、でも半分は違うよ

…?

君へこの学校の案内をしたいから

うわ、ないちゃんかっこつけてる

ちょっと、いむくん…

……

…興味無いけど大人しくついて行くか…

……

ほら、着いてきて、大神さん

…はい

どうぞ、入って

……

広すぎでしょ…なにここ

無人、またこいつらやらかした…ん…?

高身長の先輩が俺を見て固まった なんでだろう…

……?

ひ、っ……無人…っ

ど、どうしたのまろ…怖いの?

…っ……ビクビク

…御免なさい

あぁ、大丈夫だよ。人見知りが出てるだけだから

…生徒指導とかだる…

ほんとそれな~

…ほとけ、初兎

…御免なさい

生徒指導受けます…

この先輩、圧がすごい…りうらは苦手なタイプだな…

まず、お前らが生徒指導受けることになった原因は分かってるよな

廊下を走ったこと…?

なんで疑問形やねん。ちゃんと廊下を走ったことって言え

うわ…

お前らこれで何回目だと思ってるん?
無人は甘いんやから…

えぇ…?そんな事ないけど…

生徒会長がそれでどうするん…

だって可哀想なんだもん…

…この人は優しそう、だな

ほらそれよりまろ、学校案内するよ

はいはい

~1時間後~

どうやった?りうら

…学園がとても広いということは

ここは最近できた学校だからね。白を基調とした学校なんだけど、綺麗でしょ

雰囲気は好きです。…それに、生徒会室はオシャレですね

これな~ないこが全部やったんよね

こういうのは好きだからね

……あ、

ん~?どうしたの?

…あ、…いえ…

なんで…?俺今、沢山喋った…

そう…?まぁ、何かあったら言ってね

あの~…帰りたいんですけど~

だ~め、君達はまだだよ

…目が笑ってないんよ…

じゃ、じゃあ…りうら帰りますね…

ほとけ、帰ろうとすんな

俺が生徒会室を出ようとした時

うるさいなぁ…分かってるよお兄ちゃん!!

シーン…

……は?

あっ……

いむくん、駄目やって…!!

有栖さんが焦って稲荷さんの口を塞ぐも もうお兄ちゃんって言ってるので手遅れ

…俺がお前の…お兄ちゃん…?

せ、先輩違いますからね~?いむくんは、間違えてお兄ちゃんって言っただけやから…

……

呆然と稲荷さんを見つめる先輩達

…ん"~!!

はいはい、帰ろうな
…御免な会長さん

…ほとけ、?

第1話 『生き別れの兄弟』

…ほとけが俺の…

未だに信じられへん…ほとけが…? 母さんに聞いて見たらわかるんかな…

ねぇ…母さん

どうしたの?

あの…俺に弟っておるん…?

…?居ないわよ…?どうしたの、急に…

今日な、学校の後輩が…
俺の事お兄ちゃんって呼んできて

あらあら、可愛い後輩ね

いや、生意気やけどな

いいじゃない。面倒見てあげなさいよ

…もし、さ…その後輩が本当に俺の弟やったら…

居ないって言ったでしょう…?

でも、その後別の後輩がそいつの口塞いでて…
その後輩なんか知ってるみたいだった…

そう…ただこれだけ言っておくわ
貴方は一人っ子よ。兄弟はいないわ

そう…だよな、小さい頃から居なかったんやし…

ほら、おやつ食べて勉強再開しなさい

は~い…

やっぱり嘘だったんかな…でも、1個気になること… 母さんと瞳の色が、一緒なんよな…

……あむ

取り敢えず勉強に集中するために お菓子を食べた

…バレてない…わよね…(小声

……?

ううん、なんでもないわよ

そ、っか…?

……お兄ちゃん…

あ…まただ……

いむくん…

初兎…ちゃん…僕ダメかも…

…気づいてもらうにはかなり時間が必要やな…

…絶対ままは僕が兄弟ってこと隠してる

そやなぁ…隠してると思うわ

だからいふくんは…分からない

そもそも物心着く前の出来事やからな

いふくんが覚えてるはずないんだよ…

…でもいむくんのお母さんめっちゃいい人よな

うん、優しい。…でも

でも……?

…駄目、思い出したくない

いむくん…

でもいむくん…まろちゃんの事、好きやろ

へっ…?

兄弟としてじゃなくて、一人の人間としてや

…そう、だけど…

やろ?そしたらまずは気づいてもらうとこからやで

そ…そうだよね初兎ちゃん…!!

おん、応援しとるからな

???

…ふふ、聞いちゃった

!?だ、誰!!!

いむくん…!!

初兎ちゃんが僕を守るように僕の前に立った

???

水色の子…猫宮くんの弟さんなんだ~♡

は、?だから…なに

???

あの猫宮くんの弟なんていいなぁ~♡
あ、でも気安く関わったりしないでね♡

何が言いたいんや…!!

???

私、猫宮くんの彼女だからさ、♡

……は、?

初めましてだけど、顔もよく見えないし… でもぶりっ子メンヘラ女ってことは分かる…

どういうこと…いいでしょ、別に!!

???

え~?だって、カップルの邪魔しないのは当たり前でしょ?♡

…本当にいふくんの彼女さんなの?

いふくんがこんな奴好きになるなんて有り得ない…

???

そ~だよ、♡
あ、今の会話録音しちゃったから♡

は、!?おい、消せ!!

普段大きな声を出さない初兎ちゃんが 珍しく大きな声を出した

???

じゃあね~、これ学校にばらしちゃお♡

おい、待てや!!

一瞬で消えた黒い影

……終わった

本当にあれが広まったら困る そんな気持ちで学校に来た

もぶ

あれ、稲荷さんだよね…?

もぶ

え、猫宮先輩の弟かもで
猫宮先輩の事好きな人?

…ビクッ…

やっぱり、広まってる

もぶ

ねぇ稲荷さん、猫宮先輩の事好きなの?

…っ…ちが…ッ

もぶ

あんたみたいな人に猫宮先輩は似合わないよ

もぶ

そもそも弟なんて信じられないw全然違うのにね

もぶ

えそれな、w頭悪いしよく生徒指導されてるよねw

もぶ

猫宮先輩かわいそ~w

やだ、もうやめて…っ やだ、嫌…!!助けて…たす、けて…

もぶ

絶対猫宮先輩は瑠花がお似合いだよねw

瑠花

やっぱり~?だよね~♡
猫宮先輩の隣は私しかだめ♡

……ッ…

瑠花

ねぇ稲荷さん、もう1回言うね
あんたみたいな人間には似合わないよ♡

バリッと僕の何かが壊れた気がした …もう、無理だ

もぶ

ねぇ瑠花言い過ぎ~www

瑠花

えぇ~、控えめにしたよ?♡

もぶ

やばすぎ、www

生徒指導担当の猫宮です。録音したのを流したのは…瑠花だな

生徒会長の乾です。今の会話録音させてもらったよ

瑠花

はぁ、!?ふざけ…っ

瑠花

もぶ

い、行こう瑠花…

瑠花

ちっ、…

諦めたように逃げる女子たち

…大丈夫やった?

瑠花…藍野瑠花さんは、結構な問題児でね

そう、なんですね…

…稲荷さん

…!!りうちゃん…

……行くよ、

そう静かに僕の手を掴むりうちゃん

へっ……

一緒にサボろ

ちょっと~?生徒会長の前でそんなこと言っちゃうの?

発言がもう生徒指導行きなんよ…

猫宮先輩は…藍野さんの事どうにかしたら、

お前なぁ…先輩に対してっ…

今は一人の人間として接してるだけ
…稲荷さんが完全に壊れる前に

っ……

…分かった。大神さん、稲荷さん
今日だけだからね

まろ、行こ

……おん…

……

御免、りうちゃん 僕もう…手遅れかも

ここが…屋上…

そう、広いでしょ?…お気に入りなの

お気に入り、か……

…ちょっと待って、りうちゃん

……?

誰かいる

小声でそう言いながら小さく指を指す その先には

……

先輩っ…ぽいな…

パキッ……あ

りうちゃっ…!!

やば、葉っぱ踏んじゃった

バレとるで、そこの1年

うあちゃ~……

……すみません、

…?新しく見る顔やな。転校生か…?

はい

俺は3年の獅子尾悠佑。宜しくな

あ、あにき…僕達許可もらってきたんだけど…
あにきは何で屋上にいんの…?

俺もサボりやで。まろに許可もらった

…猫宮先輩と、知り合いなんですね

おう、彼奴らがこの学園に入ってきた頃からな

あっ……

ある事を思い出したように顔を青くする稲荷さん

ん?噂なら聞いてるで。瑠花が流した録音

……そっか、ニコッ

も~瑠花は問題児なんやから…

あはは…

…ねぇ、りうらみたいになっちゃだめだからね、稲荷さん

今日は一緒にサボろうや

…僕は遠慮しておく、

戻っても敵が多いだけやろ。

…初兎ちゃんがいるから

その初兎も敵やったらどうするつもりなん?

初兎ちゃんは、ぼくの味方だから

…人間いつ裏切るか分からへんよ
そういうもんやからな

…俺は誰のことも信じてないよ

瑠花

あ、いたー♡

ビクッ……

ほ~ん…瑠花やん

瑠花

…ちっ、なんでこいつが…

先輩に対しての口調じゃないなぁ…

獅子尾先輩の雰囲気が一気に変わった

瑠花

関係ないでしょ、私は稲荷くんに文句言いに来ただけよ

…君が、瑠花さん

瑠花

は?誰…

…瑠花さん、女の子として終わってるよね

瑠花

は?

…猫宮先輩が可哀想

一気に話すのは得意じゃないから、少しずつトゲを刺していく

……(やるやん、彼奴)

りうらは君みたいな好きになれないなぁ~…

そもそも好きが分からないけど

瑠花

な…なんなのよあんた!!

あんたこそ人の事傷つけといて何様?

瑠花

んぐぐ…っ

あのね、ひとつ言うけど…

好かれようとしたら好かれないからね

瑠花

は、?

好かれたいなら好かれようとしなければいい…

愛されたいなら愛を求めなければいい

……へぇ、

稲荷さん、行こう

…っ…うん…

…やっぱり、写真にほとけがうつってるのはない…か

やっぱり、俺は一人っ子やから兄弟なんて…

失礼します。有栖です

…どしたん、初兎

…この写真…見てください

真剣な顔をしながら写真を見せてくる初兎 この、写真は……

…え…?

ほとけと、俺…?

…これが、先輩といむくんが兄弟っていう唯一の証拠

…でも、なんで…

…先輩今母子家庭やろ

お、おん…

いむくんは、お父さんと一緒に家でて
その後捨てられて拾われてみたいな感じなんやって

……

確かに離婚したのは知ってるけど……

いむくんも物心ついた時には拾われてた
だから、拾ってくれた両親が本当の親だって勘違いしてたんよ

…そう、なんや…

偶々、元々の実家とそこが近くて
僕との関係は続いてたから、偶にお母さんに会うことがあって

あったな、初兎の親母さんと仲良いし

勿論俺はいむくんのお母さんだと思ってたから
いむくんに、お母さんいるでって言ったら
え…?あの人僕のままじゃないって言うねん

…完全に記憶はなかったんや…

僕はそこで違和感を持って、
いむくんのことを心配するようになった

…初兎がほとけのこと気にかけてるのはそういう理由だったんや…

でも、母さんは……

隠してるだけやで

……っ、

先輩はこの学園が初めましてだと思ってたやろ

おん……

多分やけどな、会わせないようにしてたんよ。

母さんが……?

ガチャッ

有栖さん、これでいいんだよね?

…どうも、猫宮威風の母です

母さん…!?

どうして、無人と一緒に…っ

そそ、ないちゃんありがとな

じゃあ、初兎ちゃんの隣座らせてもらうよ。
まろのお母さんも初兎ちゃんの隣に座ってください

はい

…じゃあ入ってきていいよ、稲荷さん

ガチャッ

……ママ…

ほとけ…?

稲荷さんはまろの隣ね

……うん、

静かに俺の隣に座るほとけ

……

……?

段々怖くなってきて、俺は無意識にほとけの手を繋いでいた

……ッ…!!

それに気づいたのか、ぎゅっとほとけも手を繋ぐ

じゃあ、本題に入るけど、まずは学園で問題になってる
この録音のことですね。

これ、は…何かしら

この学園の生徒が稲荷さんと有栖さんの会話を
盗撮し、無許可で学園内に広めたものです

…しょ、さ…っ

助けを求めるように初兎の名前を呼ぶほとけに 初兎は『大丈夫』と、首を縦にふった

……ッ

その会話を…お母さん、聞いてもらえますか

えぇ…構いません

では…イヤホンをお貸ししますので

ありがとうございます

…ッママ……ッ

ほとけ、…大丈夫やから

だっ、て…

聴き終わったのか母さんが静かにイヤホンを取った そして、訪れる静寂

今流れた会話の内容は、事実ですか?

……

否定する分があれば聞きますが、

…いいえ、無いわ。確かにほとけはいふの弟よ

ビクッ……

本当に、そうだったんや…

私の家は今母子家庭で、
この子が産まれて直ぐに夫と離婚したの

初兎が言ってたことと同じことを言ってる… ということは、父さんは……

夫はほとけと一緒に家を出て、
その後は連絡が途絶えていたの

…父さんは、生きてるか分からないってことなん…?

そうね…何処にいるのかも、分からないわ
だからこの子は死んでいると思ったのよ

でも数年後、僕のお母さんの一言で
いむくんが生きていることに気づいた…と

えぇ、その通りよ。…あら、貴方は…

いむくんの幼なじみの有栖初兎です

……そう、この子の…

そして、少し涙目になりながらほとけの方を向き

また、会えて嬉しいわ。今何歳なの…?

え、っと…16歳…

そう…元気そうでなによりだわ

ママ…

……(あれ、?)

母さんは、父さんと連絡が途絶えた時 …父さんの事は探さなかったのか…?

なぁ、母さん…

何かしら…?

父さんの事は、探さなかったん…?

ただ一つ残っていた

ショックが大きくて、とてもじゃないけど探せなかったのよ

えぇと、取り敢えず兄弟として確定ですね?

えぇ。そうよ

じゃあ、猫宮さんのお母さんはここまでです
わざわざ来て下さりありがとうございました

いえ…こちらこそ、ありがとうございました

じゃあこの後は…大神さんに任せようか

ガチャっ

大神です。行きましょう、

えぇ、よろしくね

バタンッ

っはぁぁぁ〜っ…

お疲れ様、いむくん。先輩

……ぅ…ッポロポロッ

ビクッ…ほとっ…

あぁもう…涙脆いんやから…w

って言って、泣きそうになってた子は誰かな~

うっ…

…無人、初兎…ありがと

…1番はいむくんやろ?

…ほとけ、

…っ、ん…ポロポロッ

…ありがと、このままじゃ…気づけてないままやった

…ううん…僕こそ迷惑かけちゃって…御免…

…大丈夫。稲荷さんは何も迷惑かけてないよ

せやで。いむくんは悪くない。な、先輩

…あのさ、っ

ん?

堅いから、俺達の間では…まろとかでええよ…

それもそうだね。俺もあだ名で呼ぼうかな

じゃあないちゃんとまろちゃんやな、
いむくんは2人の事なんて呼ぶん?

…ないちゃんといふくんかな

ん、了解。ただみんなの前では先輩呼びするんだよ

は~い

…終わったみたいだね

あ、大神さん。ありがとうね

…どう致しまして…

此奴もなんかありそうなんよなぁ…

皆お疲れ様…よければこれ…自販機で買ってきたんですけど

え、いいの…?ごめんね、なんか

…いえ、

無表情で飲み物を配っていく大神

取り敢えず皆お疲れ様。特にまろと稲荷さん。

…おん

ありがとう、ないちゃん

今日はゆっくり休むんだよ。じゃあ、解散

結論、俺とほとけは血の繋がった兄弟だった そして父さんは生きているのか… 取り敢えず、俺とほとけの件は解決 これで暫く平和かな……っと思っているのもつかの間 俺達6人の間に、新たな問題が起こるのでした

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