桃
黄
桃
桃
桃
青
寝返りをうつ青を見ながらソファに座る
もう何年も使っているせいか体重を乗せただけでギシッと音がする
ピラッ
黄が言っていたことを疑いつつ青宛ての紙を見てみる
桃
それは何も書いていない白紙だった
桃
サラッ...サワサワッ
そう呟きながら青の方向を向く
青
綺麗な水色の髪を触ると少し体をビクつかせた
桃
遊び半分で耳を触ってみる
青
桃
桃
青
青
桃
青
青
桃
寝ぼけながら目を擦る姿を見ながら反射的に俺は頭を撫でていた
青
桃
青
青
俺は撫でている最中感情は上の空だった
俺は昔から撫でられたことがあまりなかった
それどころか雑に扱われるだけ
撫でられたことがあるのは幼かった時
若くして他界した父に撫でられた
それだけだった
桃
青
青
桃
青
青
青
桃
桃
桃
桃
桃
桃
何も考えていない状態で青に話し続ける
青
桃
桃
青
青
桃
すると俺は何も言わずに青を抱きしめた
青
青
青
あぁ....
暖かい
桃
桃
自分でも何を考えてるかわからなかった
青
青
桃
桃
青
青
俺は手に持つ紙をぐしゃぐしゃにしながらも
部屋に静かに入った
コメント
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わっ、続き楽しみにしてます!
続き待ってます!
連載ブクマ失礼します!